ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

Ashes of Love 香蜜沈沈燼如霜  霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~ ★3

楊紫(ヤン・ズー)さん、鄧倫(ダン・ルン)さん主演の古装劇ですね。

 

ヤン・ズーさん、私は「天乩之白蛇伝説」につぐ二本目です。天乱は途中リタイアなので二本目というのはおこがましいですが・・・天真爛漫な役が続いてるような、天乱と同じような印象の役柄かなと。綺麗かどうかは賛否あると思いますが、ちょっとおバカな役が可愛く見える役者さんかな。いやみな感じがしないで可愛らしいです。

 

ダン・ルンさんはお初。私この方、パク・ソンジュンさんに見えて仕方なかったです。(どうですか?似てませんか?)旭鳳という主人公がすごくよかったです。カッコいいですね。

 

神代の世界という壮大な舞台のファンタジードラマ。

 

ストーリーの始まりは

 

天界、花界、魔界、人間界と別れた世界で、花界の女神が子供を産みます。これが主人公 錦覓(きんべき)。このお母さん女神さま、自分が恋愛に苦しんだので娘にはそんな思いをさせたくないと、愛情を封印してしまう薬を与えてしまいます。

これが、かなり後々後々~まで尾を引きます。

一方天界では天帝の息子・旭鳳(きょくほう)が命を狙われ花界へ落ちてきます。旭鳳さんは不死鳥なのですが傷を負ってしまいます。それを偶然助ける錦覓です。

外の世界を見たかった錦覓はここぞとばかりに旭鳳に付いて行き花界を出て行きます。

初めは迷惑がる旭鳳も、天真爛漫な錦覓にだんだん引かれて行き・・・

 

 

ライバルは旭鳳の異母兄弟の兄・潤玉(羅云熙(レオ・ロー)。夜の君と呼ばれるこの二番手がいいです。静かな佇まいのレオ・ローさん、屏里狐というドラマがお初でした。

このドラマ、私好きでした~。日本に上陸することはないとは思いますが昔話のような古装劇でしたね。

 

華流時代劇の二番手さんって「静」の役柄が多いいですよね。主役が「動」なものが多いいからなのですかね。

武林ものの師兄も静かでイケメンで、当て馬の方が多いい。そして真面目なため暗黒面に落ちてしまう・・・

話がそれました。

 

このドラマの私の一番は

 

スケールの大きい世界観と美しい所です。

神々の世界なのですごいCG多用の背景なのですが、それが気にならず美しく思えました。作り物感はあるんですが、そこがいいというか。

役者さんたちも皆浮世離れした美しさがあってよかった。

女好きで身勝手な天帝も、登場して一瞬で悪者だとわかってしまう皇后も、恋のライバル 鳥族首領 公主さんも、魔界の 公主さんも美しいです。

始めの方の宴のシーンで鳥族首領 公主の踊りのシーンがあるのですが、CGも使っていますが、すごくきれいで印象に残っています。

主役二人のラブシーンも美しいですね。

本当の愛は解らずとも旭鳳に惹かれていく錦覓。愛は解らないが二人の仲はわりとぐんぐん深まって行きます。一線を超えるシーンの幻想的なこと、「ワォ」ですよ。

 

ラスト、夜の宮殿で一人寂しく佇んでいる潤玉の孤高の姿がすごく美しいです。

 

内容は分かりやすいですし、とにかく美しいので、

ファンタジーがお好きな方はすごくハマるドラマじゃないかと思います。