ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

LUCIFER  ルシファー

突然のアメリカドラマです。

 

とにかくハマってしまって一気に見てしまったので、盛り上がっているうちに感想を書こうと思います。

 

主役のルシファー・モーニングスターをトム・エリスさん。

相手役の女刑事クロエ・デッカーをローレン・ジャーマンさんが演じています。

ローレンさんはシカゴ・ファイアに出てましたね。

 

ジャンル的にクライムサスペンスではないかと思うのですが、コメディ色が強め。一話完結の犯罪の方はあっけなく解決する感じですね。

アメリカドラマのクライムサスペンス系は一話完結ながらシーズンを通して手強い犯罪者を追いかけたりする物が多いい、こちらはシーズンを通して語られてるのは家族間のもめごと。

この家族というのが神の家族です。

 

お話の始まりは

ルシファーという題名でもわかりますが、堕天使ルシファーが地獄からロスに来て、刑事のクロエ・デッカーと出会います。

このクロエが悪魔の能力(自分の欲望を隠せない)が、効かない事から興味をもつルシファー。クロエと一緒にいるためにNY市警の顧問になって一緒に事件を解決していきます。

家族のお話のほうは、勝手に地獄の王(番人)の仕事をおっぽり出して人間界にいるルシファーを兄であるアメナディエル(天使)が説得に来ます。

この兄をまったく相手にせず、クロエを追いかけてばかりのルシファー。自分の話をまったく聞かず自分勝手なルシファーにアメナディエルは業を煮やして、連れ戻そうと起こす行動がどんどんエスカレートしていきます。

シーズンが進むに従って、もう一人の兄ウリエル、万物の女神である母、妹アズラエルレミエルと天国家族が登場してきます。

あと、カインとアベルやアダムとイヴのイヴと神話の世界の人物たちが登場してきます。

私はシーズン3までしか見ていないので、まだイヴの活躍は見ていません。

 

私はドラマの登場人物がどれだけ魅力が(魅力の感じ方は人それぞれ)あるかが、ドラマにはまる大きなポイントなのですが(キャラ重視)、このドラマの登場人物は私には皆さんストライクでした。

私、ドラマは、刑事、時代物、ラブコメ、医療、の順に好きなのですが、アメリカドラマの刑事物はとにかく主人公と仲間たちの魅力がハンパないですね。シリーズが長期化している物はとくによく描かれている(あたりまえですね)。

 

まず、私のお気に入りは

 

リンダ先生です。事件で知り合うカウンセラーの先生なのですが、ルシファーだけでなく勝手気ままな神家族の皆様のカウンセラーになってしまうという、かなり面倒見のいい方。兄アメナディエルとは恋愛関係になるも、ルシファーのお供のような魔物メイズとの友情をとって別れてしまいます(シーズン3までは)。

神様たちよりもリンダ先生が神対応で、早く幸せになって頂きたいと願わずにいられない存在です。

 

そして、話題のメイズ。

ルシファーが地獄から連れてきた唯一の存在の魔物。魔物なので人の感情は分からない。始めのころは欲望のままに生きています。ルシファーがクロエと出会ってから徐々に変わっていくのを始めは憎らしく思っていますが、彼女も変わっていきます。

ルシファーから離れて人間の世界に居場所を見つけようとする姿とリンダ先生との友情にグッときます。

 

その次はクロエの元旦那のダニエル・エスピノーザことダン。

クロエとの間に娘が一人。このダンがとにかく私を和ませてくれました。ルシファーに「ダメダメ刑事」などと呼ばれていますが、本当にもっていない性の人。男気もあり、実は愛する者のため手段を選ばない恐さも持ち合わせた人なのですが、もってない感がもうすごい。彼も最後には必ず幸せにしてほしいです。アメナディエルと仲良くなっていくのですが、このアメナディエルお兄さんもかなり残念な感じなので二人が揃うだけで笑えてしまいました。

 

主役二人ももちろんステキですよ。

 

ではこのドラマの私の一番は

シーズン1より

 6話  最愛の息子  

とにかくルシファーの歌にズキュン。

 

シーズン2より

 18話  女神の暴走  

何かとお騒がせママ女神が暴走して別次元に去って行くまで。リンダ先生を救うために奔走するメイズとアメナディエルに心打たれます。そしてお騒がせ過ぎたのに憎めないママとの別れも・・・涙。

 

シーズン3より

 3話  ミスター&ミセス マジキーン・スミス  

突っ走るメイズを呆れながらも、皆が見守っている姿にほっこり。ラストでメイズが皆の所に返って来てホロリ。

 6話  カジノガール

シーズン2より出ている鑑識官のエラ・ロペスの活躍に笑。クロエとリンダとダンのやり取りも笑。クロエとルシファーの距離がぐっと近づくラストにニヤリ。

 17話 奪われたスポットライト

これもルシファーの歌。

 23話 24話はシーズンラストで盛り上がります。とうとうクロエがルシファーの本当の姿に気づく・・・で終わり。

 

このドラマ、このシーズン3で打ち切りが決定してしまったのを、ファンの要望で制作元が変わって4に続くことになりました。

本当によかった。これで、終わりだったら・・・と思うと、ありがとうNetflixです。

 

クロエとルシファーのラブラインはクロエが近づけばルシファーが引き、ルシファーが近づけばクロエが引き、を繰り返していますね。

アメリカドラマのシリーズ物では割とよく見る構図。主人公はパートナー以上なのだけど恋人になるまでは紆余曲折。かなり引っ張るドラマ多しです。

このドラマも、いい加減くっつけよと、シーズン4ではどうなるのでしょう?

楽しみです。