ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

リウ・シーシー 劉詩詩 その1

 

視聴したのが大分前になってしまった、華流ドラマの中で主役が同じ役者さん繋がりなものが何作品かあるので、俳優さん括りでまとめて簡単な感想を書こうと思います。

 

リウ・シーシーさん。

有名女優さんですね。

私は中華時代劇ドラマの一番初めが(武侠ドラマという言葉も知らず、みんな時代史劇と思ってました)「射雕英雄伝(2003と2008バージョン)」でした。2003バージョンをレンタルで見ていたら、一巻抜けていてので、何故か2008バージョンをまた初めから見出して、ちょっと内容に違いがあったので、2003バージョンの続きを見ました。自分でもいったい何故?こんなことに?と最後は修行のように 射雕 を見続けた、いい思い出があります。

リウ・シーシーさん「射雕」2008の穆念慈(ぼく・ねんじ)を演じられていました。

 

 射雕英雄伝

射雕英雄伝」は武侠小説家「金庸」さんの作品ですね。他にも多く映像化されています。主人公が愚鈍な男の子という設定の武侠のお話。愚鈍だけど優しく、正直な主人公 郭靖が色んな達人たちに教えを請いながら、成長していくお話です。

私はまだCGが多用されてない2003バージョンが、役者さんの身体の動きなどをじっくり堪能できてよかったなと思いました。もちろんCG効果で、目で氣が見えるのも楽しいですよ。楽器を武器に戦うシーンなどはCGで迫力が倍増ですし。あとオープニングの矢を打つシーン、2008の胡歌(フー・ゴー)さんのポーズが、どうなっているの?なのにかっこよかったです。

武侠ドラマの基本中の基本ですので、ぜひ楽しんで見て頂ければと思います。

 

宮廷女官 若曦  歩歩驚心

代表作とも言えるのでは、と思うドラマですね。私も夢中になって見ました。

現代から過去へのタイムスリップ物。でも、身体は他人の物で人格が変わっているという変則な形ですね。清朝康熙帝の時代の貴族の娘にタイムスリップした張暁が馬爾泰若曦として生きていくお話です。

タイムスリップした当初は何もかもが珍しく(張暁は歴史好き女子)楽しく過ごしている若曦なのですが、皇子たちと交流を持つようになると、その未来を知っている若曦の心は揺れて行きます。

明るく勝気で色んなしきたりに囚われない若曦が、題名のように「歩歩驚心」一歩一歩慎重に歩いても先にはなにがあるかわからないと、慎重になっていく姿が丁寧に描かれていて、魅せられました。

ラブラインはバッドエンドですが、切なく胸が痛くなるラストです。

私の一番は

若曦が城から出て行く時に口にした詩です。

 

第一最好不相見 如此便可不相戀
第二最好不相知 如此便可不相思
但曾相見便相知 相見何如不見時
安得與君相決絕 免教生死作相思

 別れるならば会わねばよいと言うけど 出会ったことに後悔はない あなたとの縁を断ち切れば 会いたいと募る思いで苦しまずに済む

 

続・宮廷女官 若曦(ジャクギ) ~輪廻の恋 の方は未視聴です。

前髪のある ニッキー・ウー(呉奇隆)さんがどうしても見れなかったです・・・ 

このお二人、このドラマ共演でお付き合い、結婚しましたね。お子さんも生まれてお幸せそうです。