チェ・シウォンさんとカン・ソラさん主演のラブコメディです。
チェ・シウォンさん Super junior のメンバーで俳優さん、とても有名ですね。
もうk-popのアイドルとしても、もうベテランの域ではないでしょうか？k-popには詳しくないですが・・・ドラマは「オー!マイレディ」「彼女は綺麗だった」を拝見しました。
カン・ソラさんも有名ですね。「おバカちゃん注意報～ありったけの愛～」「メンドロントット」を見ました。美人でしっかり者というドラマの役のイメージがあります。
先日感想を載せましたが、「ここにきて抱きしめて」を見た後に、とにかく何も考えないで幸せ気分になれるラブストーリーが見たいと、何本かラブストーリーを見た中の一本です。今の私の気持ち的にはもう少しラブが欲しいかった・・・です。
このドラマのストーリーは
財閥御曹司の ピョン・ヒョク は親のお金で放蕩三昧を問題を繰り返す、絵に描いた様なドラ息子。セクハラスキャンダルを切っ掛けに、お父さんから勘当されてしまいます。
ヒロイン ペク・ジュン はフリーターをしながら自活をしている、しっかり女子。
偶然の出会いをする二人ですが、ピョン・ヒョクは潔く男気溢れるペク・ジュンに一目惚れしてしまいます。
初めはガンス財閥のバカ息子と知らなず助けるジュンですが、わりとあっさりヒョクの正体がバレてしまいます。ガンス財閥とジュンは実は父親の事で深い因縁があるのですが（ジュンがこのことにこだわらずヒョクの人間性だけをちゃんと見ているのが素敵）、知り合っていくうちにヒョクの純粋さを認める様になっていきます。
勘当されたヒョクとジュンと仲間たちはまたまた偶然にも、ガンスグループの会社で清掃の仕事をすることになり・・・。
会社の改革、ヒョクと兄の確執、父親の裏金などがありながらも、ジュンに出会い、今まで見たことのなかった視線で世の中を見るようになったヒョクが恋に仕事に頑張るお話です。
二番手のコンミョンさんが初恋をこじらせてる具合が・・・ただただ「頑張れジェフン」と応援していました。
コンミョンさん「ハベクの新婦」でのビリョム役と印象が違い初め分かりませんでした。
このドラマの私の一番は
ヒョクと家族です。
横暴で自己中心的な父親。気に入らなければ自分の子供にもお構いなしに暴力を振るいます。でも、心底悪者ではないんです。男、家長たるものそういうものだという前近代的な考えの持ち主です。会社経営もそのまま。
そんな父に殴られて育った兄弟ですが、兄は父に認められたい気持ちから父のまねをするようになり、弟は父親のやり方に反発を持ちながらも、ただその財産を享受して過ごしている。反発しながらも芯からは憎めず、逆らえず、ただなあなあで過ごしている時にジュンに出会い変わっていきます。
母親は父親が子供に振るう暴力を必死に止めてはいるが、逆らえず、暴力的な所を嫌ってはいるが夫のことを信じています。
家族皆が、家族の良い所も、悪い所もちゃんと認めって、それでも家族と信じ合っているところが良かったです。
ジュンと出会い、働くことでヒョクは兄と父と戦うことになるのですが、対峙するたびにちゃんと話をするんです、「兄さん、止めようよ」「父さん、間違ってるよ」と。
キョン・ミリさん演じるお母さんがすごく好きでした。
天真爛漫なお嬢様がそのまま母になってしまったような人で、ヒョクが底抜けに明るく前向きなのは、お母さん似なのねと、すんなり入ってきました。
占いを信じちゃう所とか、ヒョクを変えてくれたジュンをすっかり気に入りなにかと協力してくれるとこ。最後もヒョクとジュンたちのために不正が明らかになり、夫が捕まってしまいショックを受けるし、ヒョクをなじったりもするけど、ジュンに恨み言は言わない所も。
重くならず、コミカルにスピーディーに進むドラマです。ラブより、お仕事サクセスストーリーがメインかも。ラブラインの方は私的には物足りなかったですが、結局ヒョン・ヒョクの恋は実ってはいないような・・・あと一押しがんばってヒョク、という終わりではないかと思っています。
