題名からも分かりますが、シャーロック・ホームズを現代の日本の女性で再現しています。
シャーロック・ホームズを題材としたドラマは何といっても、ジェレミー・ブレット主演の物が有名だと思いますが、近年色々新しいドラマが作られていますね。
「エレメンタリー」「SHERLOCK(ベネディクト・カンバーバッチ主演)」「IQ246〜華麗なる事件簿〜」などなど。
10月からの月9でディーンフジオカさんと岩田剛典さんで新たな、シャーロックも放送予定ですね。
私はどのシャーロックもおもしろく拝見しておりますが、またも三つ子の魂ではないですが、ジェレミー・ブレットさんのシャーロックが忘れられません。
気難しく神経質なあのお顔、子供心に焼き付てしまい、シャーロックはあのお顔です。
ベネディクト・カンバーバッチさんのシャーロックはワトソンが良かったです。すごくキュ―トでした。シャーロックとワトソンのやりとりにニヤニヤしちゃいました。
エレメンタリーはワトソンが女性設定になっているので男女間の友情と信頼という新しいスタイルですね。マイクロフトやアイリーン、モリアーティなどの原作のキャラクターたちが続々登場してきます。
IQ246〜華麗なる事件簿〜は織田裕二さんが主演をされていて、こちらもワトソン役は女性で土屋太鳳さんが演じていました。
このドラマで織田さん演じるシャーロック、法門寺 沙羅駆(ほうもんじ しゃらく)という役名、太鳳さん演じるワトソンも和藤 奏子(わとう そうこ)とちょっとお遊び感のあるネーミングでした。
ミス・シャーロックもネーミングに遊び心がありまして、貫地谷しほりさん演じるワトソンが、橘和都という名前なのです。ドラマ中はみなさんが「和都さん、和都さん」と呼びます。わとさん、ワトソンですね。
主役のシャーロックは初めからそのまま呼ばれていて、なぜシャーロックと呼ばれるようになったか明かされません。(続編があると思うのですが・・・)
下宿の大家さんのハドソンが波多野さんときて、和都さんと恋愛関係になる人物の名前が守谷さんなのでこちらは登場しただけで、和都さんの恋愛がうまくいかないことが分かってしまうので、ちょっと悲しい気分に・・・。
ドラマのストーリーは
難事件を警察から頼まれてシャーロックが解決していくお話です。一話完結で進むも背後に黒幕を感じさせる設定になっています。これはモリアーティの犯罪組織がベースですね。IQもそうでした。
そういう意味では初めから黒幕は分かっている設定なので、その部分での驚きは薄いです。(もちろん原作や他のシャーロックを一切知らない方は驚きがあると思います)
このドラマの私の一番は
斉藤由貴さんの演技です。心理カウンセラーなのですが、声、話し方、がこんなカウンセラーがいたら何でも癒されてしまうと思う心地良さでした。
和都さんが心を開いていく(心を掴まれて行く)姿が実感となって伝わってきました。
もちろん、シャーロック演じる竹内結子さんもカッコよかったです。
お話的には一話目の事件が良かったです。
最近の日本のサスペンスは地上派よりwowowやhuluなどが良いですね。