ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

사랑은 방울방울 愛はぽろぽろ ★3

 

ワン・ジヘさんとカン・ウンタクさん主演のドラマです。

ワン・ジヘさん、「ボスを守れ」「僕らのイケメン青果店」を見ました。ボスを守れのお嬢様役が好きです。

カン・ウンタクさんはお初です。

 

このドラマは韓国のSBSテレビで毎日放送されたドラマで、この枠は家族をテーマにした長編ドラマを放送してます。その他にもKBSの週末ドラマとか、NBCの週末ドラマとか毎日ドラマとか、韓国には家族をテーマにしたドラマがたくさんあります。私が視聴したものだと、「がんばれ!クムスン」「いとしのソヨン」「私はチャン・ボリ!」「おばかちゃん注意報」「月桂樹洋服店の紳士たち」などがあります。

 

家族愛がの共通のテーマですが、主人公は貧困家庭でしかも出生に秘密があり、困難を抱えながらも健気にがんばっていくうち周りにたくさん味方が増えて行く、というストーリーが多いいと思います。

主人公がひどい目に合い、それを持ち前の健気ながんばりで克服、打開する展開にラブラインがからみ、出生の秘密なども絡みます。なぞが序盤から分かっている展開で進むので、いつその秘密が分かるんだろうと、イライラ(ドキドキ)しながら、楽しく(ここが楽しめないと長編なので最後まで行きつけないかもしれません)視聴することになります。

 

このドラマのストーリーは

 

主人公 ウン・パンウル は市場で働きながら生計を立て、足の悪い父親と二人暮らしをしています。ソウルから来た司法試験を目指す青年 ユン・ドンジュン と父に内緒で付き合っていますが、ある日妊娠してしまったことに気づきます。

そんな時、父親がひき逃げ事故に合い死んでしまいます。

ドンジュンとは彼の母親に大反対されながらも、何とか結婚できることになりますが、結婚式をあげ、入籍する前にドンジュンも事故で死んでしまいます。ドンジュンは臓器提供を希望していたので、その心臓が男性主人公である パク・ウヒョク に移植されることになります。

ドンジュンが死んでしまってたことで、義母につらく当たられるパンウル。それを見かねた義父は、子供を下ろすことも出来るように、パンウルに冷たく当たり家を追い出します。

でも、パンウルは住み込みの食堂で働きながら、子供を産み、トラックで野菜を売りながら子供を育てます。パンウルを探し当てた義父はそれを義母に告げます。パンウルの様子を見に行った義母はその生活ぶりを放っておけず、パンウルと子供を引き取ります。

数年後、パンウルはドンジュン家族とすっかり仲良くなって、子供ビョルを育てています。ある時働いている食堂で自分が開発したメニューが大手チェーン店で売られていることを知り抗議に出かけて行くのですが、そこで、本部長のパク・ウヒョクと知り合います。

このメニュー事件をきっかけに、パク・ウヒョクの下で働くことになるパンウルですが、まったく気が合わないず、何かと反発し合います・・・でも、知り合っていくうちにパンウルはウヒョクからドンジュンを感じる様になり、ウヒョクは今まで感じたことのないような胸のトキメキを感じる様になっていくのです・・・

 

という始まりでドラマは展開していきます。

 

このドラマの私の一番は

 

ヒロインの子供ビョルの可愛さです。

顔が整っているわけではないのですが、とにかく可愛かったです。このビョル、養父母の家のすべての人(義兄夫婦、間借りしている男性2番手役のキム・サンチョル)を虜にしているのですが、それがとても納得できるのです。舌足らずで話す甘い口調、なのに礼儀正しく、とても素直。劇中、母パンウルも義母イム・スンボクも、チュチュとよくキスするんですが、その気持ちがよく分る~、もう~うちの子が可愛い過ぎるので、そうなっちゃうよね~と。

ですので、後半新しい恋にこのビョルが一番の障害になるだろうことが容易に想像出来てしまいましたので、ビョルだけは守らなくてはという強い気持ちだけで、ドラマを見続けました。

私の願いもむなしく、ウヒョク母の攻撃にビョルが巻き込まれる所は辛かった・・・です。

付き合う時にやたら自信満々に母は説得できるとドヤ顔だった、ウヒョクにイライラしました・・・あの自信はどこから??

そして、ウヒョク母の攻撃が凄まじかったにも拘らず、交際を辞めず結婚を目指していたパンウルにもイライラしましたね。最終的にビョルが邪魔にされることなど少し考えればわかることなのに、なぜ、一歩も引かないんだと。

 

もちろん、家族ドラマの最後はビックリするほどの大団円なので、皆が幸せになります。

 

ライバル役兼悪役のハン・チェリンが一周回って清々しいぐらいですので見応えがあります。

序盤からひき逃げ犯なのが分かっていますので、可愛い顔で甘えるたび(ウヒョクにも、ウヒョク母にも、伯父さんなどにも)に、思わずテレビに向かって「人殺しだけどな」と突っ込んでしまいます。知らないから、みんな騙されちゃいますからね。