ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

私のおすすめ アメリカ刑事ドラマ編 その2

 

私のおすすめ、アメリカ刑事ドラマの二本目です。

 

「クリミナル・マインド FBI vs. 異常犯罪」です。

 

アメリカの刑事ドラマを好きな人ならもう知っている、有名ドラマですね。韓国でもリメイクされています。

2005年から始まったシリーズで、公開されたシリーズが全部で13あり、シリーズ15でシーズンファイナルになることが公表されています。

FBIの行動分析課(BAU)が異常犯罪者の行動を分析(プロファイリング)し、犯罪心理を読み解き、事件を解決していくドラマです。

行動分析課なので、一般的な捜査官(刑事)とは違い、メンバーはどちらかと言えば学者(博士)ぽい面々です。もちろん、最終的に犯人との闘いは銃抜きではありえませんが頭脳を使って犯人の行動を予測していくという形のドラマになっていると思います。

一話完結がほとんどで、時々前後編になり(前後編の時はシーズンまたぎが多いい)取り逃がした犯罪者が忘れたころに出てきたりします。

シーズン1からずっと出演しているメンバーは

Dr.スペンサー・リード、ジェニファー・ジャロウ、ペネロピ・ガルシアの三人だけで、

他は入れ替わりがあります。

主なメンバーとして、

ジェイソン・ギデオン(シーズン1~3に出演。シーズン10・EP13で犯人に射殺されてしまうエピソードあり)とデヴィッド・ロッシ(シーズン3からギデオンの後任として参加)。この二人でBAUを創設して、ロッシはプロファイラーの先駆者的存在でFBIで講義をする姿が何度も登場します。

シーズン1から出演していた主役のアーロン・ホッチナーは、彼を演じていたトーマス・ギブソンが現場での暴行が原因で降板してしまい、シーズン12でいきなりいなくなってしまいます(私を含めた多くのファンを悲しませたと思います・・・)。この後任にシーズン9で現場を去っていたエミリー・プレンティスが復帰するという展開があります。

デレク・モーガンは、シーズン1から出演していましたが、シーズン11で降板。(モーガンとペネロピの友情にいつもほっこりして私は大ショックでした。でもシリーズが長くなると俳優さんたちにもいろいろあり、降板はアメリカ人気ドラマあるあるですね)

 

私のこのドラマの一番は

 

Dr.スペンサー・リードです。

12歳の時にラスベガスの公立校をIQ187で卒業して、22才でBAUにはいります。。映像記憶能力の持ち主で1分間に20,000字を読むことが出来(アメリカの成人の平均速度は200から300字)。また、心理学、社会学、哲学の学士号、化学、工学、数学の博士号をカリフォルニア工科大学で取得した、天才です。

彼は統合失調症の母を持つ故に遺伝していることを恐れ、

天才だったが故にいじめの過去を持ち、

空気は読めないですが繊細な故にBAUの仕事で神経をすり減らしていってしまいます・・・

このスペンスの絡んだエピソードがとても良い。心が痛いものが多いいですが・・・

 

なので、全部は見られないという方にスペンス絡みのエピソードを紹介したいと思います。

シーズン1  EP7・EP18  シーズン2  EP11

シーズン3  EP3       シーズン4  EP3・6・7・24

シーズン5  EP12      シーズン6  EP19

シーズン8  EP12      シーズン9  EP23・24

シーズン11 EP11      シーズン12 EP13・14

まだシーズン13を視聴していないのでここまでですが、シーズン12はスペンス受難続きで見ているのが辛かったです・・・(欠けてるものや、違うものが入っていたら、スイマセン)

 

他のメンバー全員にもいえるのですが、相手がパーソナリティ障害、サイコパスやソシオパス、といったシリアルキラーなので、感情の共感は出来ず(一般的な理屈や道徳は通じない)、その重荷を捜査官がどんどん背負っていく姿がすごく痛々しいのです。しかも犯人に執着されて家族が巻き込まれることもあり、こんな割に合わない仕事ある?なんで続けられるの?と。

それでもメンバーたちそれぞれが悩みながらも、事件(犯人)に立ち向かう姿に心打たれますし、考えさせられます。

 

事件はひどい物ばかりですが、子供がらみのものは救いのある締めくくりになっていることが多く、始まりと終わりに挿入されている格言が心に響きます。