ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

リウ・シーシー 劉詩詩 その2

 

今、三本の華流ドラマと一本の韓流ドラマを視聴しているのですが、最終回まで行きつかないので、大分寝かしてしまっていた、この話題を完結したいと思います。

 

風中の縁 風中奇緣

 

劉詩詩(リウ・シーシー) 彭于晏(エディ・ポン) 胡歌(フー・ゴー)主演の時代史劇です。

狼に育てられた孤児の少女が(この設定がなかなか。しかもとても綺麗に過ごしているのとかは、優しい気持ちで見守りましょう)、成長して二人の男性に会う。その事をきっかけに都に出て暮らすことにするヒロイン。都でその二人の男性に再会して大きく運命が動き出す・・・という始まりです。

 

このドラマの私の一番は

胡歌(フー・ゴー)さん演じる、商家・石舫(せきほう)の主である九爺の献身的な愛の形です。

ヒロインの莘月は九爺に思いを寄せています。砂漠で狼と過ごしていた時間の長い莘月は、自分の気持ちを素直に九爺にぶつけます。しかし、身体が弱く生い立ちも複雑な九爺はその気持ちを受け取るのに躊躇してしまいます。彼女の告白も一度は断ってしまい、やっと自分の気持ちを莘月に告げようとするも、誤解とすれ違いで、彼女の気持ちは別の男性 衛無忌 に移ってしまいます。

この後からの九爺の無償で献身的な愛が、もうすごい。切ないし、哀しいし、ラストは苦しいぐらい・・・。

私は九爺に感情移入していたので、なぜあの時莘月を受け入れなかったんだよ~、と最後まで思はないではいられませんでした。

 

女医明妃伝

 

霍建華(ウォレス・フォ)、黄軒(ホアン・シュアン)と共演者も名だたる面々のこの作品。

 ちょっと視聴から年月が経ってしまい、私の感想もぼやけた感じになってしまってはいます・・・

華流版「チャングムの誓い」的な実在した女医 談允賢 の物語となっています。実在した人物を描いた歴史劇は最近は少なくなってきているのかな?と思いましたが、華流ドラマ自体の作品数が数倍になっているような気がするので、全体数からしたら減ってきているように見えるといった感じでしょうか。

大作史劇(宮廷劇)は今年も続々公開予定ですもんね。

 

このドラマの私の一番は

主人公談允賢につきますね。りっぱな人物です。困難に次ぐ、困難を乗り越えながら医者の道を進んでく姿が、歴史に名前を残すような人物はかくあらんと思いました。

私的には皇帝二人に愛される恋愛部分がちょっとね、といった所。ラブラインがないとつまらないですが、こう絡めなくても・・・と。(愛情劇に引っ張られて、偉業がぼやけちゃう~)

なので、ラストは相手を思いながらも、自分たちの道を全うするといったほうが良かったですかね。離れていても想う相手がいる、でも私は医学の道を進み続ける、といったラストが良かったかな。

 

 

酔麗花〜エターナル・ラブ〜

 

陳偉霆(ウィリアム・チャン)さんと共演の古装劇です。

 

豪華古装劇のはしりといった作品ではないでしょうか?

武則天」や「賢后 衛子夫」「秀麗伝」などが史劇大作が続いていたのでとても新鮮でまたファンタジー感が美しく楽しく視聴できました。

今はたくさん豪華古装劇が放送されているので、見慣れて来てしまいましたが、とにかく衣装も豪華、CG映像もきれいで飽きずにみましたね。

武闘、群舞もキレがあってカッコよかったですし、皇子たちも皆カッコよかった。「シンデレラはオンライン中」の面々が見れて、おっと思ったいい思い出があります。

主人公のラブラインもブレずに進んでストレスもあまりなく最後まで楽しめる作品だと思います。

大陸の大らかさで、あれはどうなったっけ??と説明不足的なざっくり感はありますけど楽しめました。