吴倩（ウー・チェン）さんと、张新成 (チャン・シンチェン)さんの青春スホーツドラマです。全４０話。
吴倩さん、「择天记」「我只喜欢你（感想あります）」を視聴しました。等身大の可愛い女優さんですね。
张新成さんはお初です。これからどんどんお目にかかる機会が増えるのではと思います。
このドラマのストーリーは
霖城联合大学のスター（男神）アイスホッケー選手の 黎语冰 は、練習後のシャワールームで偶然（停電のため間違えて男子のシャワールームを使っていた）棠雪 の学生証を拾った。写真を見て驚く黎语冰。後日、アイスホッケー部のマネージャーに棠雪が応募しているのを知り彼女を個人的なマネージャーにする。棠雪は小学校時代に自分をいじめていた女の子だったからだ。黎语冰はマネージャーになった棠雪に子供のころの仕返しを始める。
棠雪はホッケーの練習後のスケートリンクがただで使えるのでマネージャーに応募したのだが、偶然小学校時代の親友（見解の相違なのです）に会えて喜んだのもつかの間、その親友黎语冰の豹変ぶりに驚きと怒りを覚える。
棠雪を苛め抜く黎语だったが、付き合っていく内、子供のころは分からなかった、棠雪の内面の優しさや強さに気づいていき・・・
と序盤が始まります。
序盤は、この子供の頃の誤解が解けて二人がお互いを意識するようになるまでが丁寧に描かれていて、身体が小さく気が弱かった黎语冰の気持ちがよくわかります。棠雪のほうは小さく気弱な弟分を守ってあげている感覚（姉御てき男前な棠雪なのですが、黎语冰には女版ジャイアン）だったのでしょうが、もちろん子供には伝わらず、誤解されたままなのです。何をされるか分らず、ただ怖くて仕方がない存在だった棠雪。でも、大人になって思い出すと、あの頃からガサツだったけど優しかったこと気づき始めます。そして、心の氷が解けて棠雪を好きになる黎语冰なのですが、かなりひどい仕返しをしているので、そう簡単にうまくははいかないのです（致し方ない）。
中盤には二人もお互いの気持ちを確認して、ラブラインのほうは幸せ期に突入します。
そしてお話もスポーツの割合が増します。
私のこのドラマの一番は
棠雪のお父さん（とお母さん）です。
スポーツに人生を賭けようとする子供を心配する姿がとても私に響きました。
棠雪はジュニア記録を作ったようなスピードスケート（ショートトラック）の選手だったのですが試合で大怪我をしてしまします。もう元の様には滑れないと医者に言われ、選手を断念するのですが、心の中ではスケートを捨てきれないでいます。大学で黎语冰のバックアップのおかげでもう一度夢に向かって進み始めるのですが、それを知った父は怒り、止めます。もう一度怪我をする危険、ブランクがあるし、年もギリギリ、そしてそれらを克服しても、マイナースポーツゆえに将来に対する不安。ここが、「そう、そうなの」となりました。
そして、娘の情熱が勝つのですが（お母さんは初めから、結果がどうであれやりたいことを応援するという姿勢）、この親の反対にも勝る情熱が一握りのトップ選手には必要できっとみんな持っているのでしょうね。
本人の覚悟、これにこそ親は納得するという、父の目線で後半は棠雪を応援しました。
もう一つ、おすすめは、
友人のラブライン。棠雪お友人、夏梦欢と 廖振羽の恋がかわいかったです。お互いを尊重し合い、高め合う恋。学生時代にこんな恋が出来たら言うことなしです。
ライバルの存在がうーんというのと、幸せ期の後の暗雲といった部分の暴力シーンが少しやりすぎなのでは？なのが（青春スポーツのもなので）、私にはマイナスでした。
私、だいぶ後半まで見てから、「ああ、これ冬季北京オリンピックの応援ドラマか！」という事に気づきました（←おそい）。東京五輪自体がもうどうなるの？という気持ちなので繋がらなかった。。。そして、気づかなかったので、そこに邪魔されず、青春スポーツドラマとして堪能できた気がします。（初めからその目線で見てしまうと邪念が入りそう・・・）（←これで邪念をもってしまったら・・・スイマセン）
話は変わりますがヒロインを演じてらっしゃる、吴倩さん。童顔でいらっしゃる。最近よく華流童顔女優さんたちをお見掛けするなと思い何人か載せてみたいと思います。
郑湫泓さん、１９９０年生まれの御年３０歳。出演作「绝世千金」「蓬莱间」など
吴倩さん、１９９２年生まれの２８歳。
宋伊人さん、１９９３年生まれの２７歳。「将夜」の相手役だった陈飞宇さんが２０００年生まれですので、七歳差でしたね～。
（画像：出典 百度百科）
