靳东(ジン・ドン)さん、陈乔恩 さん主演の発掘もの(インディジョーンズもの)です。
この発掘もの、華流ドラマでは一定の人気があるのかな?、わりとコンスタントに制作されているように感じます。
因みに私は「盜墓筆記 」のシリーズを見よう見ようとして放置したまま、胡歌さん主演の「神话 」(こちらは発掘現場からのタイムトラベルかな?)も放置していて、全然視聴できていないので、ただそう感じているぐらいの緩い感覚ですので、スイマセン💦
こちらも随分前から、見たいと思っていたのに色々新作で見たいものが出来てしまって放置していたのを、続編(「鬼吹灯之龙岭迷窟」です)が放送し始めたのを機に視聴しました。
靳东さん、ベテラン級の俳優さんです。私視聴がしたのは「琅琊榜」(琅琊閣閣主を演じられてました)のみですが、たくさんの作品に出演なさっています。
陈乔恩 さんも同じくベテラン女優さん、作品を視聴したのは初めてですが、検索したら出演作品多数ありました。「独孤皇后」に主演されてますが日本では「独孤天下」の方が放送されてますから、残念なことにお目にかかる機会が少ないのかな?と思います。
このドラマのストーリーは
胡八一 と親友の 王凯旋(胖子と呼ばれています←これを自動翻訳さんは『ふとっちょ』と訳して下さり、私の中では完全にふとっちょになりました。でも役者さんが太ってないので、あだなとしては違和感あり)はふとっちょの家宝の玉をだまし取った骨董店の店主を偶然見つけ、その玉を取り返します。でも、店主は助っ人を連れ現れ、二人から玉を取り戻そうとするのですが、胡八一の家が代々風水師(?正式の職業名は違うかもです)で胡八一にもその知識があると知って態度を変えます。後日、席を設けられ、改めて骨董品の価値を力説された二人は故郷にある発掘品の事を思い出し一儲けしようとします。
家財を処分して故郷にもどる二人ですが、すでに故郷では発掘品を全部国に渡してしまっていたのでした。残念がるふとっちょですが、胡八一は風水でまだ発見されてない墓があると推察します。
そして二人は村の少女といっしょに墓を探しに行き、墓を発見しますが、その墓の封印も解いてしまい墓の主を起こしてしまいます。その主から逃げる途中で偶然日本軍の秘密拠点を見つけて、応戦し、その道中でお供えされた子供のミイラを運び出します(埋葬するために持ち帰る)。なんとか主をやっつけ地上に戻り、子供たちを埋葬すると、封印を解く原因になった翡翠が胡八一とふとっちょのポケットから出てきて、二人は子供たちからのお礼だとその翡翠を持ち帰ることにします(かなりの駆け足でお送りしました)。
翡翠を骨董店店主に見せるとかなりの値段で買い取ってくれ、墓の中で壊したものもかなりの価値があるものだったことを教えてくれます。悔しがるふとっちょに、店主はある発掘調査団が墓の発掘に行くのに、人手を探していることを教えてくれます。二人は報酬の額も良かったので、紹介された教授に会いに行きます。そこで二人はその発掘調査団のスポンサーでもあるアメリカ人Shirley杨 に会い・・・
と物語は始まります。
この後、昆仑山という所に立ち寄り、九层妖楼という怖ろしい墓と、その墓を守る火瓢虫なるなんでも燃やし尽くすカナブンのような虫と戦い、砂漠のどこかにあるという精绝古城を目指します。
私のこのドラマの一番は
墓の素晴らしさです。
どの墓もその造形が美しかった。
中国なら本当にこんな墓がまだまだどこかに眠っているようなロマンを感じました。
インディジョーンズを思わせる発掘(インディは盗掘なのか?でも考古学者だったですよね?)も、墓の仕掛け、湧いてくる虫や蛇と、ほどよいスリリングさで面白かったです。
ラブラインもなしでただただ墓を探し、暴くドラマですが、考古学者(吉村博士)に憧れた熱い中2(病)時代を思い起こさせるドラマでした。
ラストの痣の謎が、視聴者(私の)推測でいいのか?託された形なのか?それとも続編で明らかにされるのかは分かりませんが、(続編を視聴してますが、託された答えが見つかるようには今の所思えないですが、どうかな?)楽しく視聴しました。
(画像:出典 百度百科)