ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

暖暖,请多指教 My Love, Enlighten Me.  ★4

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梁靖康(リャン・ジンカン)さんと、李凯馨さん、主演の恋愛&お仕事ドラマです。全24話。

 

梁靖康さん、「流星花园2018」の美作さん役を演じられてました。「长安少年行」(感想あり)の時に西門さん役の吴希泽(ウー・シーザー)さんに気づかないといううっかりミスをしてしまいましたが、今回はすぐ気づきました。「流星花园2018」のF4メンバーの活躍大変うれしです。道明寺役の王鶴棣(ワン・ホーディー)さんも「将夜2」に主演、みなさん頑張られてますね。

「流星花园2018」のF4メンバーは皆さん180cm越えと高身長だったのですが、その中でも梁靖康さんは一番背が高く、186cmという高身長、そして犬系の童顔というアンバランスさがナイスな俳優さんです。

 

李凯馨さんは「强风吹拂」という邢昭林 (シン・ジャオリン)さんと共演したドラマを視聴しました。短髪姿の女の子が主演という所が珍しかったですし、また可愛かった。「山寨小萌主」というドラマをただいま視聴中です。お顔のお好みはあるかと思いますが、親近感の湧く女優さんですね。

 

このドラマのストーリーは

 

 刘暖暖 は同じ事務所のアイドル養成所(?)の 韩雪 と 林佳宜 とグループを組んでアイドル歌手を目指しています。事務所の(?)デビュープログラムに参加した三人でしたが、その歌の本番中に 林佳宜だけが特別な演出により脚光を浴び、デビューが決まってしまうのです。

この演出は事務所がグループではなく 林佳宜をソロデビューさせるために仕組んだものだったのですが、事前に 林佳宜本人から何も聞かされていなかった、暖暖と 韩雪は悲しみと怒りを覚え、韩雪は怒りを抑えられずステージ裏で 林佳宜を叩いてしまいます。このことが問題になり、二人は事務所(養成所)を辞めることになってしまいます。

この劇的な 林佳宜のデビューを事務所に頼まれ演出したのが、実は 韩雪の弟で有名な映像デザイナー(舞台演出家?カメラマンとしても有名で、「チームラボ」のようなお仕事している)の 韩彻 だったのです。

韩彻は祖母(おばあちゃん子だった)の亡くなった時に熱を出し(完全記憶の持ち主でその為脳に負担がかかり体調が安定しない)、うなされている自分の看病をずっとしてくれた 林佳宜に恩を返すためにこの仕事を受けたのです(姉にはアイドルの才能はないから、早めにあきらめる切っ掛けになるぐらいに思っていて、暖暖には別に機会があれば何か償えばいいと考えてました)。

事務所辞め、寮に居られなくなった 暖暖は、 韩雪が貸してくれた家に行きます(韩雪は裕福な家の子なので辞めた後の生活は何も困らない)が、そこでアメリカから帰ってきた 韩彻に会います。何も聞いていなかった 韩彻は勝手に祖母の思い出があるものを捨て、部屋のレイアウトも変えられたと思い怒り、暖暖を追い出してしまいます。でも、これは誤解で 暖暖は片づけただけで捨ててはいなかったし、レイアウトを変えたのは家族だったことを知り、その上 暖暖が行くところがないこと知って後悔します。

さらにその上、自分の看病をしてくれた人が 林佳宜ではなく 暖暖だという事に気が付いて・・・韩彻は本当にお礼をしたかったのが 暖暖だったのに、お礼どころか人生を変えてしまったと、何とか 暖暖に償おうと陰ながら手助けをしていきます。

二人の恋と、夢を諦め傷ついた 暖暖が、新しい夢を見つけそれに向かって必死にがんばる様子が描かれます。

 

私のこのドラマの一番は

 

韩彻の後悔に一緒に胸を締め付けられてしまった、です。

 

初めに掛け違えてしまったボタンが想像以上に大きく、そう簡単には償えない。しかも、暖暖がいい子なんです。華流ドラマだと、ヒロインいい子なんですが、開き直ってやたら図図しいところがあったりしますが、そういったところがなく、素直で単純でとても心の温かい女の子なのです。

そんな 暖暖ですが、実はアイドルの夢を諦めたことでひどく傷つき、将来にもおおきな不安を持っている、それがふとした時に 韩彻にわかるのですが、普段明るくがんばってる 暖暖だけに 韩彻の胸に刺さります(それが観ている私にも刺さりました)。

暖暖のお仕事の方もドラマですのでうまくいった(韩彻の影の手助けあり)と思ったら叩き落されと繰り返しはしますが、同じ場所で次々問題が起こるのではなく、アパレルから始まって職場がステップアップして変わっていくので、一つ一つでちゃんと 暖暖の頑張りが認められるので気持ち良かったです。

韩彻は看病してくれた女の子に惹かれたから気になっていた、暖暖が好きという気持ちをなかなか認められず、拗らせています。気持ちが通じてからも、素直になり切れない韩彻と意地になってしまう 暖暖のやり取りに、もう~と思ってしまいますが、ストレスを感じるやり取りではなく、がんばれと応援したくなる感じでした。

 

このドラマを視聴している時にはぼ3本の現代恋愛ドラマを同時に観ていたのですが(プロポーズで跪く男性三本立て)、一番夢中になって観ていました。

このブログを読んでいただいている方はお気づきになるかと思いますが、私の恋愛ドラマに対する感度はとても高く(ん?低く?広く、良くです)ハッピーエンドであればみんな好きと何でも楽しめてしまうのです。

でも、こうして改めてブログを書いていると、一緒に観ていた「韫色过浓」「幸福触手可及」と何が違っていたのだろう?とハッキリは言えません。どれも、面白かったのに?と思ってしまったりします。

ということで、恋愛ドラマは色々な好みがあるとは思いますが、とても楽しめたドラマでした。

 

 

                        (画像:出典 百度百科)