汤敏（タン・ミン）さんと、杨凯程（ヤン・カイチョン）さんのグルメドラマです。全３６話。
汤敏（タン・ミン）さん、ＳＮＨ４８の一期生とのことですが、ドラマはこの作品がデビューではないかと思います。
杨凯程（ヤン・カイチョン）さんもお初です。
このドラマも中字字幕のみで視聴したため、内容は過分に私の思い込みなどが入っていると思いますので、軽い参考程度でお考え下さい。
簡単なストーリーは
結婚して別に住んでいた姉のところで一緒に暮らし始めた ヒロインの 花小麦。（なぜそうなったのかはちゃんとは分からなかったです。両親が亡くなったのか？おじいちゃん子だったようですが祖父とはだいぶ前に死に別れた様子・・・でした）
姉の 花二荞 がお料理が苦手でご飯がまずいのですが、実は自分は料理が得意ということを言い出せないで、まずいご飯を我慢して食べ、昼間は山に入り食材を探して料理をしてお腹を満たしています。ある時、山で自分を助けてくれた 孟郁槐 を義兄が食事に招待したことから、黙って見ていることが出来ず、料理は自分が作ると言い出します。
姉も義兄もその腕前に驚きます。
と、ヒロイン小麦が料理の腕を生かして、麺の屋台から、小料理屋、料亭と周りの協力を得ながら夢をかなえていくお話です。
私のこのドラマの一番は
もちろん、観ているだけでおなかが空いて来る、料理の数々です。
本当においしそうだったです。
料理を作っている所が、アップでしかもスローで映し出され（序盤ではなぜか筋肉もスパースローで映し出されて笑っちゃいました）、作る技術も含め存分に視聴者に訴えかけてきます。もう、絶対に中華料理が食べたくなります。
ヒロインの小麦ちゃんが、パッと見、はにかみ屋の可愛らしい娘さんに見えるのですが、どうしてどうしてかなり気の強い娘さんで（お姉さんも気が強いので家系でしょう）、しかも料理の事となると一歩も引かないのでちょっとした敵を作ったりしちゃいますが、旦那さんになる男主 孟郁槐 さんが素敵に守ってくれるのでそう大きな問題にはなりません。
「料理の鉄人」のような料理バトルなども踏まえながら、小麦ちゃんが店を大きくしていくのですが、こうして華流ドラマを見ていると、時代物でも、現代でも、男性が女性の仕事に日本よりずっと寛容ですよね。ちゃんと女性を立て、協力もする。共に働くことに関してずっとちゃんとしている。家事も子育ても女性だけの仕事という感覚が薄いように思います（ドラマでは父母が子育てしているお家が多いいですが、実際はジジババがすごく協力的だと聞いたことがあります。ちょっと前まで４人に一人きりの孫ですから）。
ちょっと話がそれてしまいましたが、小麦ちゃんも旦那さんの絶大な協力を得ながら、夢を叶えていきます。この仲良し夫婦の様子がほっこりして、また良かったです。
とにかく、お腹がすくドラマですので、傍らにお菓子などを用意してご覧になるのをお薦めします。
（画像：出典 百度百科）
