张凌赫（ジャン・リンホー）さん、陈瑶（チェン・ヤオ）さん、主演の古装探偵（といっていいのか？）恋愛ドラマです。全３２話。
张凌赫（ジャン・リンホー）さん、百度の情報のなさからこのドラマが初主演のとなる新人俳優さんのようです。でも、新人さんでも、ほぼ同時に「心动的瞬间」というドラマが公開になってまして、すぐ次もあるよう。しかも主役スタートですからね、すごいですね。
陈瑶（チェン・ヤオ）さん、この前「穿盔甲的少女」を視聴しました。この方は助演からどんどんとステップアップ。今年は「无心法师Ⅲ」（Ⅰだけ視聴）と今作、で三作品が公開、さらに続くようで、大活躍ですね。
このドラマの簡単なあらすじは
明镜署（警察のようなところ）の少署（捜査員） 苏瓷 は、沈着冷静、頭脳明晰、で洞察力に優れた捜査員。千面郎君という強姦犯の捜査中に 裴昭 という遊び人に助けられます。
この裴昭さん、皇帝の兄である 齐王萧衍之 なのですが、この事件で苏瓷の鋭い洞察力に目を付け、消えてしまった水害の支援金の捜査をするように手を回します。
捜査に着いた苏瓷にしれっと身分を隠して同行する裴昭、捜査の過程で 谢北溟（剣の腕が経つ飞云山庄少主）と、董如双（毒物に詳しい医者）と知り合います。
四人は息のあった捜査で公金横領の実態を掴みますが、実行犯は死んでしまいます。
この事件の黒幕がかなりの大物であると睨む裴昭と苏瓷ですが、犯人が死んだことで手がかりを失ってしまいます。
実は苏瓷は、白良族という前皇帝に滅ぼされた一族の生き残りで、その身分を隠すために男として生きることになり、両親の無実を証明するために明镜署で働いていて、一族の事件の捜査資料を（極秘資料で見るためには偉くならなくてはいけない）見るために出世しようとがんばっているのです。
こうして四人で事件の捜査をしていくうちに、一連の事件の黒幕が一族の事件に関わっていることが分かっていき・・・となります。
勿論、そうそうに苏瓷が女と気づく裴昭と苏瓷の恋も始まって行きます。
このドラマの私の一番は
この四人のチームワークが良かった、（おまけの齐王のお付きの飞鸢くんも）です。
金、権力、武力、頭脳、そして顔と万能な齐王 裴昭。体力、武力はないが頭脳明晰で捜査に没頭すると周りが見えなくなる 苏瓷。単純明快、恋には一途、力仕事はどんとこい脳筋 谢北溟。死体の鑑定、解毒は任せて、小回りききます 董如双。
と、とても若々しい四人組がワイワイ事件と関りながら、事件や恋、悩みに向き合う姿が青春でした。
ドラマでは単発の事件解決というより、黒幕に通じる謎を解いていくと言った感じだったので、もっと単発の事件を解決する探偵もので観るのも、面白そうだなと思いました。
ラブラインは苏瓷が女の子と分ってからも、謀反の一族、親の仇と、苏瓷の正体が何かとブレーキになってしまいますが、齐王 裴昭はドンと見守る感じで頼もしい（中の方、张凌赫さんがとてもカッコイイ）。女性の身分を回復、仇の誤解が解けてからは、ラブラブ全開の二人です。
とにかく、寄り添ていましたね。どんな時も隣にいる、しかもピタッとくっついている様子が（苏瓷ちゃんがしっとり奥ゆかしい乙女という物腰で）微笑ましかったです（すごく若さを感じるカップル感）。
谢北溟と董如双のカップルも可愛らしいです。主にお笑い担当の谢北溟がナイス。
突っ込み所といたしましては、戦いのシーンで戦っている人以外が、緊張した趣だが傍観している時が多く（とくにラスボス戦など）、参戦しようよとか、助けなくていいの？と思わないではいられなかった。
後、少女ホームズは言い過ぎかな。ホームズと名乗るには（別に本編で名乗っているわけではもちろんありませんが）色々足りない感じ。
そして、本編とは関係ありませんが、華流（韓流でも）あるあるだと思う、男優さんのサービス裸体（上半身ね）。ちょっと前まではもう見事に仕上げた裸体ばかりだったと思うのですが（韓流はこの辺りは今でも魅せるなら妥協なしだと思いますが）、最近はまだ仕上げが甘いのでは？と思ったりします（←どうでもいいことは重々承知です）。若さが溢れているからいいのですけどね（何目線？）。
テンポ良く、さくさく観れた、ドラマでした。
（画像：出典 百度百科）
