ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

2人はスパイシー&デリシャス 我,喜欢你 Dating in the Kitchen ★4

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林雨申(リン・ユーシェン)さん、赵露思 (チャオ・ルースー)さん、主演の恋愛ドラマです。全24話。

 

林雨申(リン・ユーシェン)さん、かなりのキャリアの持ち主なのですが、残念ながら未視聴作品ばかりで初めての男優さんです。

赵露思 (チャオ・ルースー)さんは、「萌妻食神」「哦!我的皇帝陛下」「三千鴉(がらす)の恋歌・三千鸦杀」「传闻中的陈芊芊」(←結局リタイアしてしまいましたが・・・、日本放送が決定した模様です)。すっかり人気女優さんですね。

 

 

では、このドラマの簡単なあらすじを

 

顾胜男 は若いが腕の良い女性シェフ。ホテルで働いているのですが、そこへホテルを買収に来た 路晋 と最悪の出会いをします。

路晋は仕事人間で冷徹な人物なのですが、美食家でとにかく食事にはこだわりがあります。そして、このホテルの食事がとても口にあったため買収だけしてサッサと帰る予定だったのですがこのホテルに滞在することにします。

顾胜男は路晋がホテルの新しいオーナーだと知っていますが、路晋の方は遭えば何かと不幸な目に(友人の元カレと間違えられフェラーリを粉まみれにされたり、酔って部屋に乱入され倒れられたり、食中毒で死にかけたり、ビンを投げられ頭に直撃されたりと色々な不幸に)合わされている小娘顾胜男がシェフだとは知りません。正体を何とか隠して料理を提供していたのですが、結局バレてしまうことに。そして仕事をクビになってしまう顾胜男です。

でも、顾胜男の料理が忘れられない路晋は、顾胜男のアパートに押しかけ借金(車の破損などの損害賠償)を返すかわりに専属シェフとして働けと、毎日押しかける様に。

そうして、二人の仲はグッと近づいてと・・・36歳で大会社の社長と、腕はいいが一回り以上若い料理人との(21歳だったかな?←ちゃんと確認とるのが面倒になってしまいました、スイマセン)恋が始まって行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

二人の恋愛模様が可愛かったことと、後半登場する路晋の異母弟  路征 がナイスだったことです。

 

いやホントに恋愛ドラマとしてとても面白かったんです。

イケおじさんがとても愛情深い瞳で小娘を見つめる所など、最高でしたし。また男男(顾胜男の愛称。恋人になってから甘えた声で呼ぶ、「なんなん」がまた良かった)が本当に可愛い。こんな可愛い子にはそれはデレっとしてしまいますよ。おばさんの私ですらそうなのだから、おじさんはたまらないでしょうと、思う可愛さだったんです。

凄く年下で普通の子だからと、路晋にお金のことで甘えたくないと片意地はってがんばるところとか、路晋のお母様にきつい言葉を浴びせられても、しっかりと自分の意見を言う、負けん気が強く一本気で凛としたところとか、男男ちゃんがとっても良い子で、路晋オジサンも優しくカッコよくて、二人のやり取り相性がとても良かったです。

 

でも、しかし、私この作品、金城武さんの映画を観ていまして(金城ファンだから)、映画の印象とかなりギャップがあったんです。それで一端視聴が進まなくって少し寝かしての視聴だったのです。

これ原作ありの作品(蓝白色さんという人気作家さんの作品。この方の作品は多く映像化されてます)なので原作はどちらに近いのだろう?と原作が気になってしまったのですが、印象が大分違ったんですよね。

一番は料理。映画がとても美味しそうだった、観ていてお腹が空いたのに、ドラマはキレイではあったけど・・・食ドラマとしてはちょっとでした。路晋の胃袋を鷲ずかみにした料理、映画はロマ族に伝わる秘伝スープみたいな感じでしたが、ドラマはチャーハン、しかも時間が経ってしまったチャーハン、これが???でえっと。冷めてもおいしいってことなのかと思ったりしたけど、いや無いでしょうと、なってしまった。

そして恋愛部分も、これ原作がどっちなのか分からないのですが、映画だと

容姿と地位と生きてきた環境とか全然違う価値観の二人が、ただ料理だけで、その味を通して、分かり合い、惹かれ合っていくお話だったんですよ。女主は すごく可愛くもないが見れないほどでもない中途半端な容姿で、もう行き遅れの30代女性(正確にいくつだったか思い出せず、スイマセン)だったんです。それでも世界を股にかけてバリバリ働いている大金持ちが、惹かれて行くというお話だったので・・・まったく違うのです。

でも、ドラマはドラマでとても面白かったので、映画を観た方もぜひ別物として楽しんでいただければと思います(どこ目線?でスイマセン。でも楽しいドラマだったんでぜひ楽しんで下さい)。路晋の夜食、(大変申し訳ありません)出前一丁(でした)は同じでした。

 

弟くんの 路征は後半わりと唐突にご登場なのですが、今時の若者が父の死で、兄から会社を守ろうと、スイッチを切り替える、会議室のシーンに魅せられました。それまでのチャランポランを捨てた表情がとても素敵でした。

この本気の逆襲を受けて立つ路晋も素敵でした。できる男ってカッコイイですね~。

 

映画は甘いシーンが一切なかったので、こうなれば、ドラマの内容で金城さんの路晋をぜひ見たいと思った私でした。(金城さんの小娘に甘えるシーンがぜひ見たいと思ってしまいました)

 

 

 

                   (画像:出典 百度百科)