陆毅さん、李一桐(リー・イートン )さん、主演の恋愛ドラマです。全40話。
陆毅さん、「在一起」の火神山の回に出演されてました。私は華流歴が浅いので見識が足りないですが、百度の出演作品はドラマだけで5ページもあります、ベテラン俳優さんですね。
李一桐(リー・イートン )さん、こちらは日本でも知名度の高い女優さんですね。「射雕英雄传」「媚者无疆」を視聴しました。「剑王朝」を取りだめてはいますが、我が家のテレビの調子が悪く、いつ視聴できるかは未定となってしまいました・・・(その他BSで放送していたものは軒並み足踏み中です)。もうすぐ「亲爱的,挚爱的」、「親愛的,熱愛的・ GO!GO!シンデレラは片思い」のスピンオフドラマが公開になるというお話ですが・・・(あってますか?ちょっと微妙です、スイマセン)。初の現代劇視聴でしたが、どちらも可愛く綺麗な方ですね。
このドラマの簡単なあらすじは
夏苒苒 は家を出て行った母親を追ってイギリスに留学します。母を探すために来たのですが、母から聞いていた携帯番号には他の男が出て、間違っていると言われてしまい他に母を探す手段のない苒苒は、憂さ晴らしにパーティ三昧で過ごしています。(夏苒苒は宏远集团という会社の娘でお金持ちのお嬢様)。
でも、毎日遊んでいるうちにお金を使い果たし、中国にいる父親に無心をするのですが、父の愛人 彭菁 に世間を知れ的なことを言われことわられてしまいます。何度も留守電に残すのですが、それも消され父親には伝わりません。
そんなある日、麻薬所持で逮捕されてしまう 苒苒。
カタコトの英語で無実を訴えますが通じず、苒苒は母の携帯番号に出た、中国人のことを思い出し通訳を頼みます。
いやいや警察署までやって来た 邵铭哲 は通訳をし、事情を確かめてくれますが、後は中国の親に頼めと突き放されてしまいます。彭菁に邪魔され父親と直接連絡が取れず、しかも無一文の苒苒は必死に頼み込みます。
冷たく突き放した邵铭哲ですが、その姿に別れた恋人が重なり、保釈金を支払い苒苒を出してあげます。警察を出て、「親切はここまでだ」となりますが、苒苒は無一文で住むところもなく邵铭哲について行きます。
結局、そんな苒苒をほっておくことが出来ず、家政婦として(いつでも何でも言うことを聞け的な定番の身勝手契約)働くことで同居を許す邵铭哲です。
暮らしながら、苒苒の事情を知った(母の行方を探しているが、手がかりが携帯番号しかないこと、愛人の妨害で中国の父親と連絡が取れないこと)邵铭哲はお金を貸すからちゃんと大学(専門学校?)を卒業しろと諭し、母親探しにも力を貸します。
大人で頼りがいがある邵铭哲にきついことを言われはしますが、惹かれて行く苒苒。でも昔の恋人を忘れられない邵铭哲は、「俺のことを好きになるな」と釘を刺します。
そうこう色々ありながらも、4年の月日がたち大学を無事卒業した苒苒に中国の友人から急いで帰国しないと、彭菁と父親が本当に結婚してしまう、と連絡を受け邵铭哲に別れを告げず帰国する苒苒です。
こうして、帰国した中国で宏远集团の一人娘と、邵氏集团三代の御曹司として再開する二人のラブラインに、元カノが絡らみ、愛人彭菁への報復のお話となっていきます。
このドラマの私の一番は
邵铭哲の度量の大きさが半端なかった、です。
愛情もですが、とにかく人として邵铭哲という方がとても度量の大きい人でして。
まず、イギリス時代でも、異国の空で困っているにしてもまず四年も身元も確かではない女の子を保護できる、すごい!
パスポートぐらいは確認したかとは思いますが、苒苒宏远集团の一人娘ということは黙ってますから、タダの小娘の衣食住+学費を助け、生活態度を改めさせ、もうお父さんです。
そして中国に戻ってからは、ここからはもう惚れているので好きな子のためにと、愛情なのですが、苒苒の心もとない報復計画を助け、力を貸し、愛人彭菁と対等になれるように影日向なく助け続けます。
苒苒は高校時代に好きだった幼馴染が「苒苒の親友 苏陌 を好きだ」と別れてからは恋には臆病になっていて、「好きになるな」と釘を刺されてからは好きにならない、邵铭哲は元カノを忘れられないんだと思い込んでいるので、中々素直にはなれないのですが、そんなことも分かったうえといった度量の大きさで苒苒をからかいながらも支えていく姿が、ザ・大人の男でした~。
邵铭哲の元カノが、因縁の親友苏陌さんで、この苏陌さん邵铭哲には未練タラタラなのですね。高校の時に万引きで捕まった所(苏陌さんの家は貧しい)を助けられ付き合い始めるのですが、邵铭哲の母に金を渡され、せめて邵铭哲に相応しい学歴を手に入れるために留学しなさいと迫られ、黙って留学したので吹っ切れてないわけです。イギリスで邵铭哲と女性が一緒に暮らしているのを見て(苒苒なのですが、顔は見ていない)勝手についてきたが自分を支え続けてくれた 林向安 の愛を一端受け入れはするもの、再会してから、そして相手が苒苒と知ってからは、邵铭哲への燻ぶっていた愛に火が付きます、そして色々やってくれます。
邵铭哲さんのほうは、お母さんの汚いやり口で(とはいえ、18の何も持たざる娘といい歳の大人の息子の交際は簡単には容認できないですよね~)苏陌さんが去って行かざる得なかった事実を知っても、微塵も動じません、こんな所も凄い男でした。
ソフトな愛憎劇といった展開で、愛人彭菁と対決、苏陌さんとの因縁、そしてその解消、失踪した母の行方とテンポよく観れるドラマでした。
ただですね、これ主役人(苒苒・苏陌・林向安の同級生。実年齢も同い年)が18歳から(四年後なので)22歳という設定。これが私には見えませんで・・・どうして28ぐらいのアラサーぐらいではいけなかったのでしょうか?
女優陣おふたりとも、お綺麗ですから、勿体ないと言うかなんというか・・・。邵铭哲さんも何歳設定なんだろうかと・・・、ここが気になっちゃいました。
(画像:出典 百度百科)