『原来时光都记得 Always Have, Always Will』 ★４
李歌洋（リー・ゴーヤン）さん、陈芳彤（チェン・ファントン）さん、主演の初恋ドラマです。全２４話。
李歌洋（リー・ゴーヤン）さん、「ロマンスの方程式・致我们甜甜的小美满」を視聴しました。「待って私の青春」「私の妖怪彼氏２」（未視聴です）と日本放送しているドラマにも出演されています。ソン・ジュンギさんに似ているな～と見るたび思いますがどうでしょう？
陈芳彤（チェン・ファントン）さんは初めてお目にかかりました。角度によってすごく可愛く見える時がありましたね。こうして次々青春ドラマを観てますと、主演俳優さんたちも次々出てきます。すぐ次の作品でお目にかかる事が出来る方、そうでない方、違いは何でしょうかね？運、事務所の力、実力、色々あるんでしょうね～（そりゃそうだ）。
このドラマの簡単なあらすじは
方黎（女主）は、ごく普通の真面目な女の子。大学の寮のルームメイトたちに誘われ消極的ながらも親睦会（合コン）に参加します。
社交的ではない方黎はもくもくと食べてばかりいたのですが、遅れてこの親睦会の目玉の男子がやってきます。方黎はその男を見てびっくり、その男 洛言（男主） は高校の時にずっとからかわれていた悪魔の同級生だったのです。
隣に座ったので「久しぶり」とあいさつをするも洛言は無視します、その上、ボトルゲームで誰かにキスすることになった洛言は、方黎を選びキスします。
そのせいで洛言目当てだったルームメイトたちに嫌われてしまう方黎です。
高校の時からまったく変わらないその態度に腹を立てる方黎ですが、その後も何かと悪運が続き、縁が切れないばかりか不幸の連鎖が止まらず、ルームメイトたちからはのけ者にされ、学校も退学の憂き目に・・・とことごとく悪いことが続いてしまいます。
転校してきてまたすぐ転校してしまったが、高校の同級生なのだから少しは協力してと言う方黎ですが、洛言は方黎のことをまったく覚えていないのです。
付き合いは短かったのですが、方黎には忘れられない思い出なのに、まったく覚えていないことを腹立たしく思うと同時にショックを隠せない方黎です。
洛言は方黎と同じ高校に通っていた間の記憶だけを失っていたのですが、プールに落ちそうになった方黎を庇いプールに落ちた時に、その記憶の欠片を思い出します。
そして迷惑ばかりに巻き込むと嫌っていた方黎への見方が変わっていきます。
こうして高校時代からの誤解を解きながら、少しづつ二人の距離が近づいて・・・と物語は始まって行きます。
このドラマの私の一番は
ちょっと心がザワついてしまった二人の高校時代です。
全部を完走しますと、定番の初恋ラブストーリーなのですが、誤解を解きながらとお話が進んで行くので、初めの方黎の高校の思い出というのがとても心に刺さる描かれ方だったのです。
転校してきた洛言の面倒をみるように担任に頼まれる方黎ですが、ちょっとひねくれている洛言は一筋縄ではいかず、その上家が経済的に困っていることから色々なことでお金を稼いでいるのを知られ、その事をネタに方黎はいいように使われてしまいます。
気になった子をからかう小学生的ないじわるなのですが、結果がいたずらでは済まず、地味で真面目な苦学生だった方黎は、悪目立ちして先生に呼び出されてばかりいるようになってしまいます。
両親を早く亡くしていた方黎は祖母と二人暮らしで、そのおばあちゃんに迷惑をかけることだけは絶対に困ることだったのですが、結局学校におばあちゃんが呼び出されてしまうことになってしまう・・・という過去の回想シーンがあるのですが、このくだりが私にはとても落ちつかないものでして。
こういういたずら的なシーンは他ドラマでもよく見掛けますし、コミカルに描かれているものが多くちょっとクスッとなると思うのですが、洛言くんちょっとやり過ぎなのです。
自分の家庭でのゴタゴタもありと洛言くん思春期なわけですが、人を（方黎を）傷つけていると想像できない（足りない）若さが、痛かったです。（大袈裟なのですが、若さゆえに人を傷つけてしまう、自分の中にもあるザラッとした後悔を思い出してしまいました・・・）
大学でのルームメイトのいじめも、観ていて気持ちの良いものではなくて（気持ちの良いいじめなどないのですが、ちょっと目を反らしたくなる感じだったのです）、序盤はちょっと重めのヒューマンドラマっぽいドラマなのかな？と気持ちを引き締め見ておりました。
全部見たら違ったわけですが。
現在の大学生活が進みながら、高校時代の過去が少しづつ分かっていく、本当にただ好きな子をからかっていただけだったのに、方黎を傷つけていた、間違ったやり方で励ましていた、その大きな後悔を解けないまま記憶を失くした洛言。
記憶のない洛言、嫌な記憶もある方黎、でも再会してまたお互いを好きになるという、真面目な初恋純愛ものでした～。
（画像：出典 百度百科）
