ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

新人类! 男友会漏电  Unusual Idol Love

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『新人类! 男友会漏电  Unusual Idol Love』 ★3

 

敖瑞鹏さん、吕小雨さん、主演のラブコメです。全24話。

 

敖瑞鹏さん、「恋爱吧,食梦君!」を視聴しました。高身長の俳優さんですね。二枚目なのに二枚目半といったコミカルな役がお似合いです。今年(2021)はこれから出演作が続くようですね。

吕小雨さん、お初にお目にかかりました。「时光与你都很甜」という作品でお二人は共演してらっしゃいます。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

記者を夢みる 纪念(女主)はトップアイドル 胡理(男主)のスキャンダルを記事にした翌日、胡理が自殺したというニュースで起こされます。会社に呼び出され、上司に叱責され仕事も首になってしまいます。

本当に自分が書いた記事で胡理が自殺してしまったんだと罪悪感に悩まされているところに、記憶を失った胡理が現れます。幽霊だと思って思わず殴ってしまう纪念。

そこへ、 杨喆 という人物が現れ、二週間胡理をかくまってくれたら、借金が返せるお金をあげると言われます。

仕事もなくなりお金が欲しいのと、罪悪感もあり、纪念はこの話を受けることに。

記憶のない胡理に恋人だと嘘をつき同居生活を始めます。

胡理のほうは纪念が嘘をついているということは分かったものの、纪念の事しか記憶にないので纪念を慕う様になっていきます。

胡理が突然失神したことを切っ掛けに、実は胡理がアンドロイドで所属事務所の社長が治らない故障を起こし始めた胡理を、自殺ということで処分しようとしているという事実を杨喆から聞きます。

杨喆は自分の作った胡理をこのまま処分したくなくて、纪念に頼んだのだと話します。

杨喆には、記憶を失くした胡理が纪念だけを覚えていて自ら纪念の所に行ったことと、もう一つ胡理の命を守るために、纪念でなければならない理由があり・・・

ロボットアイドルの 胡理と普通の女の子 纪念が同居生活を続けるうちに恋に落ちて行く・・・と始まって行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

主役のアンドロイド 胡理 と二番手、胡理の事務所の後輩でありライバルの 白冬辰(この方もアンドロイドです)が二人とも、現代のロボットはもう人なのね、と感じ入ってしまった、です。

 

ロボットの彼氏といえば「絶対彼氏」(渡瀬悠宇先生、作)という名作少女漫画が(ドラマ化もされてます)ございますが、私の中だと、どんどんロボットに惹かれて行くとその恋の弊害になるのは、ロボットの感情って?なる所。インプットされた行動なのか?感情なのか?と悩みますよね。

でも、このドラマではそこがないのです。

いや~、人工知能もここまで来た、のですね。

恋愛感情も自分で学び生まれた物、初めから感情が備わっているというお話展開に「おお~~」と、なりました(私はそう思いました)。

恋の障害はお互いを思うあまりの誤解と、ラスト近くになって、いつまでも胡理は若いまま問題でした(えっ、今頃そこっ!とは思いましたよ。どんだけ浮かれてたんだよ纪念ちゃんと・・・)。

纪念ちゃんもそうでしたが、男主二人のとる、自己犠牲的行動が実に人間的でしたね。

白冬辰さんのほうは、もともと胡理のスペアとして作られているのでそこは優先事項がどうしても胡理になってしまうのか、というのはありましたけど。

また、この白冬辰さんがステキでした。ずっと好きな  周以菲 の気持ちを大事にして、 周以菲が好きだから胡理と上手くいくよう、纪念を脅して身を引かせようとしたり、自分がアンドロイドなので恋人にはなれないと、自分をやっと意識してくれた 周以菲を拒否したり。

周以菲さんも可愛くて。この二人のサブの恋が良かったです。

 

完璧なアイドルというコンセプトで作り出された胡理でしたが、意外とダンスの習得に苦労してる?と思えるシーンなどあり、いや、もうこれ人間じゃんと、思ったり。

アイドル感満載(?アイドルに失礼?)の胡理の私服、すごいな(どんな襟なのそのシャツ?)と思ったり。

なにより、大事な時にいつもいない杨喆博士が気になったり。

「新人类! 男友会漏电」という題名、直訳だと「新人類、彼氏は漏電中」という感じだと思いますが、この題名にクスッとなったり。

 OSTに「Love Tree」という曲がありまして、この曲が日本語でした。突然日本語の歌が流れてくるので、「えっ?!」となり巻き戻して聞き直しましたよ(笑)。园田芳雄さんという方が歌われています(←どういう方なのかまったく分かりませんでした)。

 

時々突っ込みながらも、楽しく拝見しました。

 

 

 

                (画像:出典 百度百科)