ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

玉昭令 第二季 No Boundary Season 2

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『玉昭令 第二季 No Boundary Season 2』 ★3

 

官鸿(グアン・ホン)さん、张艺上さん、主演の古装ラブファンタジーです。全20話。

 

「第一季」の感想を書いた時に、すぐ第二季やってくれますよね~、という心の叫びを書いてしまいましたが、すぐやってくれました。

どうやら長い話数になってしまったため、第一季と第二季にただ分けただけという、二部ドラマのようですね。「玉昭令」全52話でいいと思います。

最近ドラマちょっと長いですね、といった感じかどうかはわかりませんが、(「三生三世枕上书」が話数を大分カットしての放送だったというお話があります。この話を聞いた時完全版が観たいと思ったものです。)長さが問題で放送に待ったがかかるようになったとのお話を目にするようになり、こうして長いものは二部に分けるようになったのかな?(←勝手な想像です。これから、この形が増えるのでしょうか?)

というわけで、感想も続きということになります。(なんだか書きづらい・・・いつもと違うので)

 

物語は

沉渊(過去の 端木翠 の記憶の中といったところか)に囚われた端木翠を救う(解き放つ)ため、沉渊にやってきた 展颜 が1000年前の端木翠、最大の悔恨に向き合うことになっていきます・・・

 

この1000年前の大戦の、幽族と人族とが長い戦いのため、悲しみと憎しみの連鎖が断ち切れない様子がじっくりと描かれていて、これに考えさせられました。

端木翠に同じ後悔を与えないため奮闘する展颜ですが、埋まったと思った異種族間の歪はなかなか埋まることはなく、悪意ある人(どちらの種族でも)の行為ですぐに元に戻ってしまうのです。

利己的で悪い考えを持っている人は、幽族、人族どちらにもいて、どちらかが滅ぶまで戦い続けることが愚かだと判っているのですが、それが簡単にはいかない・・・現実にも繋がる重いテーマだなと。

 

過去の辛い記憶がないため無邪気で屈託のなかった仙である端木翠と、重い責任を背負った自分に厳しい女将軍だった端木翠、その違いがとても良かったです。

過去編はずっと戦場なので、ほとんど色のない世界で廃退した風景なのですが、なぜか展颜が登場するとフワッと、ホワッと見えました。

中の方 官鸿(グアン・ホン)さんの輝きが漏れ出てしまっているのか、暗く重くなりがちな端木翠陣営を励ますために明るく振舞っているせいなのか、重い雰囲気が何だか軽くなって見るという(私にだけかかった魔法かもですが…)。

 

重く苦しい展開が続きますが、またまたオープニングでチラッとご披露されている、暗黒化してしまう 江文卿 との最後の対決は映像も美しく見応えがあり、最終盤の雪の中での主役カップル二人のシーンはとてもとても綺麗でした。

角から復活を遂げる 温孤苇余 の過去の記憶がなく完全な蘇りではないため、子供のような純粋無邪気さが良く、和らいだ優しい表情がステキでした。红鸾の愛が報われる形で良かったです。

 

気になった点といたしましては 、

一季の  温孤苇余 が仙になるシーンを見ても思ってましたが、二季でも 江文卿 が仙になるシーンを見てさらに思った、仙になる資格とは?

温孤苇余も徳を積んで蓬莱への階段を手に入れた人を押しのけ、階段を昇ってましたが、江文卿も端木翠から無理やり奪った神格で仙への切符を手にします。

これでいいのか?蓬莱?上仙になる資格とはいったい何なの?と思わないではいられませんでしたね。

 

長い悲しみを乗り越えたラストは、美しい風景と幸せな端木翠と展颜カップルを観れて救われます。

 

 

 

感想とは別ですが、こうしてブログを綴り始めて二年が経ちました。

一年目は本当に読んでくれている人がいるのだろうか?と不安ばかりでしたが、二年目に入り、少しながらもコメントを頂けるようになり、スターを付けて下さる方も増え、本当に嬉しく思っています。

はてなブログアクセス解析は見てましたが、こちらではあまり細かいことは分からず、半年前にグーグルのアクセス解析 アナリティクス なるものがある事を旦那に教えられ(もっと早くに教えて欲しかった)、そちらを導入しまして。

ここにお立ち寄りくださる皆さんが、どのページに立ち寄ってくれたのかとかが分かるようになりました。

因みに半年間の一番人気は「双世宠妃 / 寵妃の秘密」でした。別格でアクセス数が多いです。2はそうでもないのです。なぜだろう?とか、こういう事が分かりとても興味深く、面白いです。

私のドラマな日々は続くので、これからも勝手気ままな感想ではありますが、綴っていきたいと思っています。

 

お立ち寄り頂いた皆様に感謝を、

スター、コメントを下さった皆様、本当にありがとうございます。

 

 

 

                      (画像:出典 百度百科)