ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

乌鸦小姐与蜥蜴先生 Miss Crow with Mr. Lizard

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『乌鸦小姐与蜥蜴先生 Miss Crow with Mr. Lizard』 ★3

 

任嘉伦(アレン・レン)さん、邢菲(シン・フェイ)さん、主演の恋愛ドラマです。全36話。

 

任嘉伦(アレン・レン)さん、「麗王別姫~花散る永遠の愛~ / 大唐荣耀」「花様衛士~ロイヤル・ミッション ~/ 锦衣之下」「暮白首」を視聴しました。

このドラマ開始すぐ、「あれ?声、 张杰さんじゃないじゃん。誰?」となり、気になったので、速攻で百度を確認いたしました。そして、「えっ?配音いない・・・これ、地声なの?」と。勝手に任嘉伦(アレン・レン)さん=配音、と思っていたので衝撃でした。(その後、歌の動画で声を確認)ちょっとハスキーなご本人の声も素敵ですね。

 

邢菲(シン・フェイ)さん、「あったかいロマンス / 致我们暖暖的小时光」「明月曾照江东寒」「我的小确幸」を視聴しました。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

顾川 は10年前、山道でトラックにぶつけられた乗用車を発見し、車を降り救助に向かいます。呆然としているトラックの運転手に、「手伝え」と声を掛けますが、運転手は下りてくるどころか、アクセルを踏み、顾川ごと車を谷側に落としたのです。

心臓に木片が刺さり瀕死の顾川でしたが、車の中に生存者がいることに気が付きます。父親と母親を呼ぶその子に希望を与えようと顾川は必死に手を伸ばします。

女の子も顾川の声に応え必死に車の中から手を伸ばします。

手を繋ぎ意識が遠のく顾川、冷たくなる手に必死に女の子は声を掛け続けます。

10年後、父母はいなくても祖母と叔母といっしょに 姜小宁 は一生懸命日々を生きています。お金がないため大学を休学して働いているのですが、とてつもない不幸体質で働くところ働くところで、不運な目に合い仕事を失ってしまいます。

新しく働き始めたパン屋も閉店することになり、落ち込みながらも閉店セールの呼び込みをする姜小宁、そのパン屋に偶然顾川がやってきます。閉店で店内のパンは無料ですと言いますが、顾川はお金を置いて店を出て行きます。

顾川は有名建築家になっています。

事務所の大きな仕事のため、普段は絶対に参加しない接待の場所に顾川が行くと、代行運転手として待機していた姜小宁に会います。姜小宁は顾川の事務所の建築デザイナーである 苏曼琳が接待相手に飲まされ過ぎているに気づき、危険を感じてガードしてあげていたのでした。

接待が終わり顾川と苏曼琳を送っていくことになった姜小宁ですが、帰りの道でトラックとすれ違う時にフラッシュバックを起こし車を止めてしまいます。不審に思った顾川に車を下ろされ外で話していると、またトラックが来て姜小宁は思わず顾川の腕を掴んでしまいます。

腕を掴まれた顾川の心拍が上がり、その腕を振り払う顾川ですが車に手を置いた瞬間手から電気が放電して車のエンジンが止まってしまいます。

結局車は治らずレッカーされ帰ることに。

その後、顾川の建築事務所では顾川のアシスタントを募集することになり苏曼琳は、接待の席でこまごまとした気遣いを見せていた姜小宁を面接に呼ぶことに。

建築専攻で大学に行っているとはいえ、休学している姜小宁を一度は断る顾川ですが、結局アシスタントして雇うことに。

一緒に仕事をするうちに顾川は、苦労を重ねているのにいつも前向きで明るく、気が利きすぎるほど周りに気を遣う姜小宁を見直すようになっていきます・・・

事故で人工心臓を付け、その副作用で苦しんできた顾川は、 いつ死んでもいいようにこの10年を生きてきました。 バケットリストをつくり淡々とそれをこなし、心配する両親にも自分のいなくなった後悲しませないよう距離を置いて過ごしてきたのです。

でも、姜小宁と出会い、その前向きな明るさと強さに感化されていきます。

過去の繋がりがある二人のラブラインと、その事故の真相とドラマは進んで行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

顾川がかっこ良かった、です。

 

顾川に限らず私の視聴した任嘉伦(アレン・レン)さんの役はどれもカッコよすぎるほどカッコイイ役所ばかりでしたが、顾川、カッコよかったです。

古装扮装(時代物)しか見たことがなかったので、現代ものもステキですね~と。

今ドラマでも、しかめっ面の難しい顔ばかりではございましたが(こう思うと、「暮白首」の前半の明るい坊ちゃんは貴重だわね)、時折見せる笑顔がステキでしたね。

姜小宁の大学の友人に嫉妬して、友人の 许诚然(刘芮麟 / リウ・ルイリンさん、「三生三世枕上」の 燕池悟役、大好きです)に「俺はまだイケているよな?」、「もちろんお前は十分カッコいいけど、ちょっと古臭い」的な会話を繰り広げるシーンがツボに。中のアレンさん共々、いじられてる感が可笑しかった。

本当に充分カッコイイんですよ、でも確かに今風ではないというか、正統なイケメン過ぎると言うか。

この友人、 许诚然と、姜小宁の友人 赵妍 のサブの恋が、主役二人のピュアなほんのりとしたラブ模様の物足りなさを補う大人な付き合いで、こちらの恋模様も良かったです。ラストの赵妍姉さんがとにかくステキでいい女でしたね(板の上でのキスシーンは痛そうでしたが、その横をのんきに通る漁船にクスッとしちゃいました)。

 

ライバルの 唐叙 の人生が哀そうすぎだなと、実父は上司だった许诚然の父の罪も被り、服役。许诚然の家に引き取られ、兄弟のように育てられるも许诚然には恨まれ、大人になったら、汚い仕事ばかりをやらされ、家出同然だった许诚然が会社に戻ると左遷され・・・そしてラストはどうなったか分からないという・・・可哀想なのですが。

本当にラスト、彼はどうなったのかな?チラリと会話の中にでも出てきて欲しかったよ~。

後、顾川の心臓を充電する部屋が凄かったです。普通のマンションの二階にあの部屋があったら相当にビックリする。ゲームの部屋だと言われ納得する姜小宁、すごいなと。

 

主役二人は困難と我慢が多いですが、テンポよくサクサク見られるドラマでした。

 

 

 

                      (画像:出典 百度百科)