『 KinnPorsche The Series รักโคตรร้ายสุดท้ายโคตรรัก』 ★4
Phakphum Romsaithong(Mile)・パークプーム・ロムサイトーン(マイル)さん、Nattawin Wattanagitiphat(Apo)・ナタウィン・ワッタナキティパット(アポー)さん 主演のバイオレンスラブロマンスです。全14話。
両主演俳優さんともはじめてお目にかかりました。ちょっと調べましたが、両俳優さんともこのドラマが俳優デビューだと思われます。
このドラマの簡単なあらすじは
両親を幼い頃に亡くし、弟を育てるためバーテンの仕事やファイトクラブの様なところで賭け試合をしてお金を稼いでいる(テコンドーの有段者?) 大学生の ポルシェ。
ある日、バーの仕事の帰りに追われている男 キン を助けます。
キンはマフィアの跡取りなのですが、身体能力の高い ポルシェが気に入り(父親の助言もあり)無理やり(お金と弟で脅迫)自分のボディーガードにします。
ボディガードとして本家に入ったものの、ポルシェはまったくやる気になれず、気の抜けた行動からいろいろな問題を起こします。その問題がもとで、キンのボディガードから、長男 テーンクンのボディガードに鞍替えさせられてしまいます。
初めは自分に厳しかった キンから離れられ喜んでいる ポルシェですが キンが自分をかばって色々手を尽くしてくれたことを知り、彼を見直すようになっていきます。
こうして暴力だけでなく、死を身近に感じるマフィアの世界になじめないながらも、そこで生きているキンに惹かれ初め、キンを守るためその世界に染まっていくポルシェ。
本家と分家が絡んだお家騒動と、ポルシェの両親の死の真相が絡み合いながら、キンとポルシェの熱い恋愛模様が展開されて行きます。
このドラマの私の一番は
キンとポルシェの愛です。
こちらのドラマ、配信が決まってからとても注目が高かった作品で、とにかくYouTubeさんから連日推されまして。でも、ちゃんと視聴する気だったので、長い予告は見たもののその他の映像は見ないようにしていたんです(かなり必死で自制しました←自分に乾杯)。
そんなこんなで、全編配信が完了した後、u-nextさんに入りまして。ちょっと遅れて視聴しました。
予告のアダルトでセクシーなラブシーンはもちろんなこと、バイオレンスな世界観とアクションと、とても良かった。
アクションシーンでは、敵から逃げて山をさまよった二人が崖を飛び移るのに失敗したシーンがあるのですが、そのメイキング映像を見てその体当たりの様子に、驚いたり、感心したり(視聴後、色々あさりました)。
でも何といっても、私はキンとポルシェの純愛に心打たれました。
激しいラブシーンが話題だったのですが(確かに露出が多いですし、激しいのですが)どのシーンもとても綺麗でした。
そう思わせてくれるラブラインだったです。
ちょっと気に入らない出会いから、お互いを知って惹かれ合い、心の葛藤があれど自分の気持ちを自覚する。
愛のカタチの一つの方法が身体の繋がりだとちゃんと表現されていたと思います。
酔ってキスとか、欲望を抑えきれなくて一線を越えてしまったりという出来事もあるのですが・・・これも初めから惹かれ合っていた二人の間の事故だと。
(ただ、日ごろから多くの恋愛ドラマを見ていて思うのですが、酔った状態のキスシーンが多すぎるなと・・・画面に向かって酒に吞まれるのは良くないっと叫んでます。後、酔いたいときは一人で飲んじゃダメっ。それと、自分の飲むものから目を離さない。酔いたい時は親友と家呑みを‼と)
恋人同士になってから、普通のデートを(お互いにただのデートをしたことなかった)楽しむ二人の様子はとても可愛かったですし、ポルシェの両親の死に、キンの父親が絡んでいるかもという事実が分かった後も、キンはポルシェの気持ちに寄り添おうとしますし、ポルシェは復讐を手放そうとします。
マフィアのお家事情は置いて、キンを選び一緒に戦うポルシェがカッコよかったです(真面目なシーンにもちょいちょい下ネタぶっこんでくるとこも、クスっとなります)。
主役カップルに魅せられた私ですが、その他のサブカップルのラブラインも魅力満載でした。お好みがあると思いますが、私のベストカップルはポルシェの弟 ポーシェー とキンの弟 キムです。
もう、キム役のジェフ・サター(ジェフ)さんの歌声にノックアウト。
ポーシェーくんのピュアな恋がもう強力でしたね、こんな風に慕われて無下にできる人はいない。この二人の恋は本編では実ってはいませんでしたが、私の中では完全に実りました。(最後にキムがポーシェーに送った歌を何度聞いたことか。Official MV「Why Don't You Stay」もぜひお聞きください。ピアノ弾き語りが・・・良すぎます)
肌色の多いラブシーンが苦手な方、暴力シーンの苦手な方はご覧にならないほうがいいと思いますが、素敵な大人のラブロマンスでした。
(画像出典 @BeOnCloudOfficia)