ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

你是我的美味 Healing Food, Healing Love

 

『你是我的美味 Healing Food, Healing Love』 ★3

 

张赫(チャン・ホー)さん、赵尧珂(ジャオ・ヤオコー)さん、主演の恋愛ドラマです。全23話。

 

张赫(チャン・ホー)さん、「シンデレラはオンライン中 / 微微一笑很倾城」「酔麗花~エターナル・ラブ~ / 醉玲珑」を視聴しました。ちょっとお久ぶりでしたね。

赵尧珂(ジャオ・ヤオコー)さん、「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~ / 御赐小仵作」「人海之中遇见你」「恋鏡~双つの魂、焦がれし姫~ / 镜·双城」を視聴しました。「宮廷恋仕官~」の冷月役が好き、「人海~」では(ちょっと哀れな)気の強いライバル役をしてましたね~。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 


申英 はISEN(雑誌社?かな)のグルメ担当者で(食べログ、みたいな感じなのかな)、人気のレストランの紹介記事を書いてます。

自分の婚約式がある日も仕事に追われ、婚約式に遅刻しそうになります。何とか婚約式には間に合うのですが、婚約者は何やら意味ありげに女性と話をしています。婚約者に謝り急いで式の支度をして婚約式は予定通り行われるのですが、そこへ入り口で婚約者と話していた女性が「この婚約はなしよ、私のお腹には彼の子がいるの」と爆弾を落とすのです。

怒った 申英の友人たちや家族が暴れだし、会場が荒れる中、混乱に身を置きながらも必死に自分を制し 申英はマイクを取り、来賓客に詫びるのでした。

それを偶然見ていた 郑道 は自分もかつて体験した突然の混乱に身を置きながらも凛と自分を保つ 申英を見て引き付けられるのです。

その後、急に取材を依頼された人気レストランでの取材で会う二人。

急な依頼で席の確保ができなかった 申英は相席になるのですが、その席にいたのが  郑道で、 郑道の注文していた料理が店の人気メニューばかりだったことから、ラッキーと 郑道の食事の写真を撮らせてもらうのですが、 郑道はそれがプロとしての仕事なんだと嫌味を言ってきます。

こちらにも色々な事情があるのだ、と説明するのですが、 郑道は聞く耳を持ちません。それに腹を立てた 申英に不幸が続き従業員とぶつかりカメラをダメにしてしまいます。婚約者に裏切られ、頼みの仕事もうまくいかずひどく落ち込んでしまう 申英。

それに追い打ちをかけるように、ISENの新しい美食部の特別ディレクターとして 郑道がやってくるのです。

食のとらえ方が違う二人は仕事で何かと衝突しながら過ごすことになるですが・・・と物語は始まっていきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

恋に落ちた瞬間、です。

 

婚約者に裏切られた状態の混乱の中で、来客に気配り頭を下げる 申英 を見た瞬間の 郑道の瞳。あなた、今恋に落ちましたね、とズバッと伝わってきて、とても良かった。

 

申英 の方は出会いの印象の悪さから、上司になってからの 郑道の指摘を難癖と受け取り、腹いせをされていると腹を立ているのですが、郑道にはそんな所はなく自分の仕事のスタイルを通しているだけで、一意見として 申英に助言しているのですが、始めは伝わらないのです。

でも、そんな 申英の反発バリバリな態度を見せられても、郑道は怒ることもなく その後の 申英の仕事ぶりをちゃんと見ていて、正当な判断をするので、一緒に仕事をするうち 申英にも郑道の良さが分かってきますし、惹かれても行くわけです。王道の恋の展開でありますが、この王道がいいですね~。

完全に初対面で恋に落ちたくせに(私判断)、郑道は元カノに自分のレシピを盗まれ(郑道さんはシェフだんですが、今は料理コーディネーター)その上、盗作したのは郑道の方だとメディアにリークされ、そのメディアに追いかけられ、それがトラウマとなり料理をしようとすると眩暈がして気を失ってしまう・・・という病になやまされています。

そんな状態なので自分がまた恋をしたと認められない、申英に一歩踏み込めないという感じなんですね。郑道の良さを知り、こちらも恋の傷があるけど前向きに自分の新たな恋に向き合う 申英がステキでした。可愛かった。

でも、郑道さん、なかなか手ごわかったですね。

 

ラストで 郑道の元カノが帰国して大暴れ的な展開になるかと思ったんですが、そうはならず、波は立ちますが全体的にそう波乱な出来事もなく、ストレスなく恋愛模様を楽しめたドラマでした。

 

ただ、お料理がテーマのドラマでしたし、もっとお料理がおいしく映っているとよかったな~、見ているとお腹がすくぐらい。

ショートドラマ感覚で楽しむとちょうど良い感じのドラマでした。

 

 

                   (画像出典 百度百科)