ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

欢迎光临  My Superhero

 

『欢迎光临  My Superhero 』 ★4

 

黄轩(ホアン・シュアン)さん、白百何(バイ・バイホー)さん 主演のヒューマンドラマです。全37話。

 

黄轩(ホアン・シュアン)さん、「ミーユエ 王朝を照らす月 / 芈月传」「女医明妃伝~雪の日の誓い~ / 女医·明妃传」「私のキライな翻訳官 / 亲爱的翻译官」「风起洛阳」を視聴しました。日本でも馴染みの深い有名俳優さんですね。

白百何(バイ・バイホー)さん、初めてお目にかかりました。映画女優さんという印象が強いのですが、ドラマにもたくさん出ていらっしゃいますね。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

田舎から上京し北京で、五つ星ホテルのドアマンをしている、 张光正。日の当たらないホテルの寮で师父と仰ぐ 王牛郎 と、大学院を目指す後輩 陈精典 と、何の変化もない毎日を送っています。

唯一恋人のいる(同僚の) 陈精典がホテルの部屋で仕事中にイチャついていたのを咎められペナルティを貰ったことから、三人で寮を出ることにするのです。

ちょうど、普段日にあたらないことから身体に湿疹が出てしまったこともあり、その話に乗る 张光正。見に行った団地の部屋の日当たりのよいベランダ(?でいいのかな、窓があるんですよね、テラスかな?)が気に入り、その部屋を借ります。しかも、そのテラスを自分の部屋にするのです(シングルベッドがピッタリ納まる空間でそのベッドの上で全ての生活をするという・・・子供の秘密基地みたい)。

そんなある夜勤で、张光正は友人を颯爽と助ける美女 郑有恩 に一目惚れをします。もう一度会うためにひたすら夜勤を続けるのですが、会えず、しかも夜勤上がりで寝ようとすると、朝から団地の中庭で近所のおば様方が广场舞(中国の中高年の間ではやっているダンス体操といったもの)を踊っているのです。その音がうるさく眠れない日々が続き 张光正はやつれてしまいます。

女神にも会えず、寝不足続きで、嫌な客と揉め事を起こしてしまう 张光正はマネジャーに叱責されペナルティを受け、仕事を辞め田舎に帰ることにするのです。

そんな 张光正に 王牛郎と陈精典は最後だとホテルの部屋を(エグゼクティブクラスかな?ちょっといいお部屋)取ってくれるのですが、従業員割引とはいえ、こんな大金を使うなんてもったいないと、結局泊まらずに出てしまいます。

そして、急いでバタバタと部屋から出た 张光正の前に 一目惚れした女神が現れるのです。男ともめている女神の仲裁にと、二人の間に入るのですが気の強い女神は 张光正などには目もくれず、すがる男を切り捨て、去って行ってしまいます。

さらに、その女神が广场舞を踊っているおば様 柳美莉の娘だという事を知り、お近づきになりたい一心で、一度はもめた 广场舞 のおば様たちと仲良くなるために自分も 广场舞を毎日踊り、柳美莉と親しくなっていきます・・・そして、女神 郑有恩 をただひたすらに追いかけるのです。

 

 

このドラマの私の一番は

 

現実の辛さが、程よい軽さとコミカルさでカバーされとっても見やすかった、です。

 

このブログを何個か読んでくださっている方は分かると思いますが、私は現代劇で重い内容、現実的な内容のものはほぼ見ないのです。(映画は見るんです。韓国のものとか日本のものも。)

なので、久々のヒューマンドラマだったのですが、すごく見やすかったです。

五つ星とはいえ、ドアマンという低所得(日本ではここまで低所得ではないと思う)の三人の男たちのそれぞれの苦悩、客室乗務員というハードな仕事をこなす 郑有恩と友人  佟娜娜。 佟娜娜はダメ男との結婚生活に行き詰まり、悩みを抱えている。

そのアラサーたちとその親世代のおば様たちの唯一の楽しみ 广场舞。

重たい現実があるのですが、ズルズルと引きずらない、ズブズブと落ち過ぎない展開でその一つ一つにちゃんと救いがあり、人の温かみを感じられました。

29才の 张光正の行動が少し子供っぽいかなと思いましたが、(郑有恩を追っていく様子にはちょっと引きましたが)私も娘の結婚相手に一番に望むのは「誠実さ」なので(もちろん、仕事はしていて欲しいですよ)、郑有恩ママ 柳美莉の行動が凄く理解でき、その姿が可愛かったです。

自分の娘を悪魔のような女だと言い、それでも好きなのね?と確認を取り、张光正を全力で応援します。(とても優しいんですが、とにかくキツイ女性なんですよ)初めてのデートでいいように使われパンイチでトイレに置き去りにされた 张光正に、「娘がデートから帰ってきて笑ったから、何かされたでしょう?娘が喜ぶ時は誰かが泣いてるのよ~」と電話を掛けてくるとこか、笑っちゃいましたね。

张光正の猛アッタクとその純粋で誠実な思いに最終的に惚れ、恋人になる二人。

完全に尻に敷いているようで、とても 张光正を気遣う 女神、郑有恩さんが素敵でしたね。

月給5000元の张光正が、初めてのプレゼントにエルメスのバッグを買う(郑有恩はバック大好き)。無理して買ったのがわかるんですが、そして無理なんてして欲しくないのですが、そのプレゼントを貰って全力で喜ぶんです。

返して返金してもらって、なんて言わない。 柳美莉ママが「私の方が似合うから貸して」って言うんですが、絶対にダメって(本当にママにお似合いだった)断って、ちゃんとデートに持ってく。

男のプライドを傷つけないように、でも無理をして欲しくないと伝えるのに悩む姿が良かったです。

ラブラインのドラマ展開としまして、この経済格差が 张光正に別れを選択させてしまうのですが、ここを乗り越えてもう一度自分の所へ帰ってきた 张光正をツンとしながらも笑顔で受け入れる所もステキでした(このシーンは師父 王牛郎に出し抜かれる所もよかった)。

小さな幸せに救われていく、辛いことがあっても前を向いていられるかどうか、落ち込んで座り込んでも立ち上がることが出来るかどうかって、小さいけど自分の中の確かな幸せを見つけられるかどうかなんだな~と思った次第です。

 

 

                     (画像出典 百度百科)