ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

披荆斩棘2026 Call Me by Fire Ⅵ

 

『披荆斩棘2026』

 

今年もこの季節になりました、ということでジェフ・サターさん目当てで「披荆斩棘シーズン3」を観た事がきっかけで、「シーズン1」をみてアキラさんと雅さんが出演した「シーズン4」を観た私。昨年の「シーズン5」は今までとちょと毛色が違って、過去の出演者の凄い人たち、主に「Ⅹメンバー」(毎度ラストに人気投票の高かった方たちがⅩメンバーとして選ばれる)に選ばれた選抜メンバーが出演している感じ(正確には分からないです)だったので抜粋でしか観なかったんです。

でも、今年は

阿云嘎(アユンガ)さんと 米卡(ミカ)さんが出演しているという事で視聴を開始しました。

阿云嘎(アユンガ)さんは「声入人心」といバトル系歌謡ショー(?声楽家たちが競ってショーをする番組でした)を観てすっかりファンになった方。米卡さんは「创造营2021」を視聴してファンになり。(長く日本で活動していたそうなんですが知らなかった)「创造营2021」はすごく夢中で観ていたため、出演者含め「INTO1」としてデビューした方々のその後も何かと気にしているのですが、米卡さんは歌番組には色々出演していて、阿云嘎さんとも「超感星电音」とい音楽バラエティーに出演してました。

「创造营2021」の参加者さんたちといえば、庆怜さんは「シーズン4」に出てましたし、周柯宇さんはもう俳優としてしっかりとスター街道ですし、高卿尘さんも「シーズン4・5」やドラマ「逐玉」にも出てました。刘宇さんも歌手活動で一瞬で衣装の色が変化するダンス動画を目にしたりしました。サンタさんもダンスのバラエティー番組に出演してたり、力丸さんは体調不良でグループ活動は休業していましたが、最近タイのアイドルプロデュースの番組でダンスの先生してたのを目にしました。

話が逸れてしまいました。

で、このお二方が出演しているので、今季の「披荆斩棘2026」を視聴し始めたのです。二人の推し以外にも初舞台を観て、孙楠さん、小沈阳さん、という有名歌手、艾热さん、王以太さんというラッパーさんを追うことに。张彬彬さんも出演されてて初舞台の歌は気だるい魅力で素敵でした。

 

そして、第一公演。阿云嘎さん、米卡さん、颜安さんチームの「走马」が素敵だった。顔安さん(「九重紫」に出演されてました)は初舞台の時は注目してなかったんですが、メキメキ素敵になってきましたね。

第一公演の他のステージでは余文乐さん、艾热さん、王以太さんの「哀人(i)」も好きです。

と、第一公演を観た後思ったのですが、去年をしっかり観ていないので去年からなのかはわからないのですが、私が観た過去のシリーズより舞台にお金がかかっていない?のかなと思えた。舞台の美術、演出がちょっとイマイチなのでは?と。水や火が多用され、ダンスの群舞ももっと迫力があったし、芝居舞台の演出も目が離せないようだったんですが・・・。

そして今回(前回もなのかな?)は生公演中の出演者の声にピッチ補正が掛けてないらしく(生歌演出というのがそう言う事だと私が理解したので、正しくはないかもです)歌があまり得意ではない方の歌があきらかにひどいんです。

でも、舞台上では実力不足でもバトルでは人気投票なので、あれ?という結果で淘汰される方がいらしたりで、「シーズン3」の時も配信視聴者と会場の良し悪しに隔たりを感じてましたが、今回も個人投票だけではなくグループ投票のほうも、あれ?え?そうなんだ、ということが多々ありました。

そして次公演のグループ分けもわりとみんなバラバラになってしまって、チーム感という意味でも薄く感じ、あのチームがなくなるかも?とか、あの仲良しおじ様たちが離れ離れに!というドキドキ感も割と薄く感じて、私の観た過去シリーズほどのめり込めず鑑賞してます。

第二公演は阿云嘎さん、满江さん、张睿さんチームの「同花顺」と张彬彬さん、王赫野さん、管健嘉晨さんチームの「你的眼神」が良く「你的眼神」はコミカルな動きが可愛かったです。

米卡さんのチームの「蒙娜丽莎」(原曲を檀健次さんが歌ってるようです)も好きでしたがダンスナンバーということだったんですがダンス振り付けに物足りない感じがしました。ここで気づいたんですが、今回のメンバーには老師級のダンサーが不在だなと。だからかダンスで魅せる演出ないなと。

第三公演は、张彬彬さん、阿云嘎さんの「天后」、张睿さん、艾热さんの「齐天」。小沈阳さん、张睿さん、艾热さん、王以太さん、曾辉さん、チームの「茶花开了,该回家了」が好きでした。私は「茶花开了,该回家了」が一番感動したのですが、投票結果はそうならず残念でしたね。

第四公演は、王传君さん、王啸坤さん、艾热さん、王以太さんのチームの「Believer」が良かったです。(ただこちら著作の関係か公式のほうでは通しでは聞けなかったです)

阿云嘎さん、陈若轩さん、唐九洲さん、邵子恒さんチームの「白日猫」も可愛かったしミュージカル観てるようで好きだったんですが、火力値が集まらなくて悲しかったです。

第五公演は、素敵な舞台が多かった。米卡さんは個人ではどの公演も美しい歌声を響かせてますが、米卡さん、余文乐さん、王以太さんの「我用什么把你留住」好きでした。

阿云嘎さん、王赫野さん、张睿さん、管健嘉晨さん(各チームの選抜メンバーが歌う)「爱河」も綺麗なハーモニーで、チーム方は孙楠さん(←孙楠さんはどの公演もすごい歌声)、阿云嘎さん、张彬彬さん、艾热さん、邵子恒さん「就在此刻」は迫力あるステージでした。

この第五公演での最高票は小沈阳さん、唐九洲さん、颜安さんの「在梅边」。こちらは唐九洲さんの京劇の女役が美し過ぎました。(「シーズン4」でアキラさんも演じてましたが・・・アキラさんが悪いわけでは決してないのですよ、地のお顔の違いなので)

過去のシーズンの京劇の先生がとても個性の強い老師で、バシバシとつい手が出る昭和指導も含め私は大好きだったんですが、今回別の老師が指導していて残念でした。

曾辉さんという短劇俳優さんも出演されていて、歌も踊りもそこそこというポンコツぶりだったんですが、愛されキャラでおじ様方にたくさん愛されてました。チーム評価に救われながら頑張っていたんですが、第五公演で惜しまれながら舞台を去っていきました。この舞台上で発表という淘汰の方法も私は過去回の方が良かったです・・・。

 

そんなこんなで、過去シリーズほど力を入れての視聴はしておらず(過去は舞台以外のバラエティー部分や、お部屋の様子なども追ってましたが)舞台公演の回だけを流し見している状態なのですが、またラストまで視聴した暁には追記を載せたいと思います。

 

                        

                    (画像出典 百度百科)

法医秦明之天谴者 Medical Examiner Dr. Qin

 

『法医秦明之天谴者』(正確な英題名が分からなかった)

 

 

董子凡(ドン・ズーファン)さん、林思意(リン・スーイー)さん、主演のサスペンスドラマです。全27話。

 

董子凡(ドン・ズーファン)さん、「キミの鼓動が恋しくて~Stay with Me~ / 时光与他,恰是正好」「ロマンスの降る街 / 在暴雪时分」「九重紫」「百花杀」「法医秦明之蚀骨时差」を視聴しました。

林思意(リン・スーイー)さん、「擇天記(たくてんき)~宿命の美少年~ / 择天记」「芸汐<ユンシー>伝 ~乱世をかける永遠の愛~ / 芸汐传」「恋華(れんか)~ラブ・オブ・フェニックス~ / 花戎」「逐玉(ちくぎょく)〜翡翠の君〜 / 逐玉」を視聴しました。

 

 

このドラマの私の一番は

 

私が観たサスペンス至上一番犯人の置かれた環境が辛く悲しく重かった・・・です。

 

「法医秦明之蚀骨时差」と同じ秦明キャストで公開されたショートドラマ。本来は二本で一本というシリーズだったのかしら?と思いました。英題名が見つからなかったのもそういう訳なのかな?と思ったり。

「法医秦明」シリーズなんですが同時期に芒果TVさんの方でも「法医秦明之龙番往事」というドラマが公開されていて、こちらも原作が「天谴者」なんだそうなんです。でも同じ内容ではなく小説の「天谴者」の中の別ストーリーということ。小説「天谴者」が秦明後半の事件で小説の中だと秦明はもっと大人時代ということで「法医秦明之龙番往事」の秦明の中の方 俞灏明 さんに近いのかな?と思ったりしました。こちらの作品も視聴しようとしたのですが、久々に字幕がない・・・。サスペンスは専門的な言葉も多いし色々把握していないとドラマが楽しめないので、字幕なしはちょっとハードルが高いんですよね。恋愛ものは観るんですが(足りないところが雰囲気と長年ドラマを観てきた勘で補える、気がしてる)さすがにと諦めたんですよ。

という訳でショートということもあり、続けて観た「法医秦明」シリーズだったんですが・・・

怖ろしく重い内容でした。「法医秦明之蚀骨时差」を先に観てたのでギャップがありあました・・・。

 

内容は、高校時代の秦明が恋した相手 金可可がやはり同級生の友人の 夏雯 が向日葵畑で遺体で見つかった後学校辞めいなくなってしまったという過去があり、これが秦明のトラウマとなってます。龙番市で猟奇な殺人事件が起こった後、何年も連絡をとってなかった 金可可と秦明が再会する所からドラマは始まっていくんですが・・・

(殺人犯自体はわりと序盤にわかるのですが、知りたくない方はここから先ご注意下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龙番市で新たなに起こった殺人が、友人の亡くなった未解決事件に関係するように、殺人現場には向日葵が飾られていて、この事件は連続殺人と発展していく。

金可可は娘が殺された後認知症を発症してしまった 夏雯の母 宋雅兰と暮らしていて 宋雅兰の面倒を看ながら、色々なバイトをしてます。

高校時代なぜ急にいなくなってしまったのか?夏雯の事件と何か関係があるのか?秦明には聞きたいことが多くあるのですが、金可可と会うとはっきりとは聞けない。

次々と起こる殺人事件を捜査していくたび、龙番市の闇に迫る事実が次々と分かっていくのですが、それには 金可可の人生が深く関わっていてその事実は恐ろしく悲しいものだったんです。

早くから 金可可を怪しんでいる 秦明なんですが、金可可にはアリバイがあり怪しくはあるのですが確証はなかなか得られない。だから、可可を信じたい気持ちも捨てられない・・・と秦明は苦しんで行くんです。

結局 かなり特殊な殺され方をしている連続殺人の犯人は 可可となりますが、可可には犯行時に共犯者がいるんです、それが事件を複雑にしているわけなんですが・・・。

可可がこんなにひどい殺人を繰り広げていくその理由がとても悲しいのです・・・。

可可の父は高利貸しに騙され高額な借金を背負ってしまうんです、それを返せと暴力で脅される。それを見かねて 可可は秘密クラブに売られる、お父さんはそれに耐えられず自殺してしまい、お父さんが亡くなった後は 可可がその借金を背負う羽目になってしまう。それでも 可可は、表では善人の顔している 龙番市の名士の裏の顔を暴こうと証拠集めをしながら秘密クラブで働いているのですが、そのことを知った 夏雯が 可可は諦めたのに 可可が集めた証拠でその悪人を脅して借金を無くしてもらおうとするんです。

結局 夏雯は殺され、その夏雯の死に 可可は関わる事になってしまい、またそれであらたに脅されることにもなってしまう。しかも、 夏雯の母 宋雅兰にそのことを疑われ付きまとわれていくことにもなってしまう・・・。

もう、この 可可にはどうしようもない状況の連続が苦し過ぎました。可可を脅している街のヤクザのような人々の酷い様が胸に刺さり迫ります。

地獄に落とされたような生活、もちろん 可可からは 秦明に連絡は取れないわけです。秦明はなぜ何も言わずに消えたのか?と聞きますが、可可は確かに携帯は解約してしまったけど、同級生などを通して連絡とる方法はあったと(残していたと)言うんです。だから逆に 可可は 秦明に問うんです「取ろうと思ったら連絡とれたでしょ?」と。

秦明が連絡をしていたら、あの若き日 可可が何もかも諦めず、すごい勇気はいただろうけど 秦明に真実を話し助けを求めていれば、何かは変わったかもしれない・・・。

でも、組織だった悪事であり、そのトップは権力があり簡単には手は出せない相手。高校生の秦明にどこまでできたろう?とは考えてしまいます。

とっても、とっても、金可可という少女の人生が悲しいドラマでした。

 

 

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法医秦明之蚀骨时差 Medical Examiner Dr. Qin: Bones of the Past

 

『法医秦明之蚀骨时差 Medical Examiner Dr. Qin: Bones of the Past』

 

董子凡(ドン・ズーファン)さん、主演のサスペンスドラマです。全24話(一話20分程度)

 

董子凡(ドン・ズーファン)さん、「キミの鼓動が恋しくて~Stay with Me~ / 时光与他,恰是正好」「ロマンスの降る街 / 在暴雪时分」「九重紫」「百花杀」を視聴しました。主演作品は初めてですね。

 

 

このドラマの私の一番は

 

亡くなった父と事件を解決する、です。

 

子供の時に父からプレゼントされたトランシーバーを通じて時空を超えて、亡くなった父親とタッグを組み凶悪犯を捕まえるというサスペンス。(韓流ドラマ「シグナル」と似た設定)

まず、「法医秦明」シリーズ。毎度毎度キャストも原作との設定も違うという不思シリーズ。毎回色々違うなと思っているのに「法医秦明」というだけで私のようについ観てしまうというファン層がかなりいるんだろう、と思ってます。

このシリーズでの共通事項での一番は「秦明のトラウマ」と「猟奇事件」ですかね。この秦明シリーズを色々観ている私は「原作とはどう違うんだろう?」と、あまりに毎回設定が違うので調べたりしたんですよ。その結果、すべてのドラマがそれぞれ別もので原作とも違うということを学んでいます。今回 林涛は登場。林涛の登場するドラマも多いですね。

今回の父 秦天(名前もドラマによって違う) は亡くなっています。(秦明の父が亡くなっている設定はドラマでは多いと思えますが原作小説では生きていらっしゃるとのこと)警察官だった父が事件に巻き込まれて亡くなったことが今回の秦明のトラウマであるのですが、ある日子供の頃父にもらったトランシーバーで過去の父と通信出来てしまう。そして、それは事件の起こる前。

秦明は必死に事件の事を伝え、不思議に思えど父 秦天は事件で事故に巻き込まれるのを回避するんです。すると、未来が変わる。

大人秦明がいる現在であらたな殺人事件が起こる。

バタフライエフェクトが起こり、過去の事象を変えたことで未来が変わってしまったとなるわけです。

秦明は父を生かすため殺人犯を野に放ってしまった、と自責の念に悩まされながらも、父を生かすために、秦天が追っている事件を手助けしていきます。

この時空を超えて父と息子が事件解決に奔走する展開に萌えました。秦明シリーズは起こる事件自体が異常犯罪なので重い内容が多いのですが、始めて観た张若昀さんの「法医秦明」のようにちょっとコミカルな所もあり、そこも良かった。

過去を変えることでどんどん未来も変わって行くんですが、過去が変わってこそ未来が変わるので殺人犯の手掛かりはなかなかピースが揃わないんです。

未来と連絡が取れるからと万能のようでそうではない所にちゃんとドキドキしましたし、過去が未来に通じているという状況を通じてトランシーバー以外でも連絡をとったりするの面白かった。

楳図かずお先生の「未来教室」とか、「屋根部屋のプリンス」にもありました。本当に未来や過去にその人の存在を感じる手法はカッコイイし、グッとします。凶悪犯を捕まえたい気持ちももちろんありますが、父が生きている今が欲しくて秦明が必死になる姿が良かったです。

 

 

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兰香如故 Against The Current

 

『兰香如故 Against The Current』 ★5

 

谭松韵(タン・ソンユン)さん、刘学义(リウ・シュエイー)さん、主演の大河時代劇です。全47話。

 

谭松韵(タン・ソンユン)さん、「花様衛士~ロイヤル・ミッション~ / 锦衣之下」「家族の名において / 以家人之名」「恋心は玉の如き / 锦心似玉」「マイ・ファーストラブ / 归路」を視聴しました。これしか観てなかったっけ、と自分でも驚きです。谭松韵さんの出演ドラマとは相性が悪くリタイアしてしまうことが多いんですよね~。

刘学义(リウ・シュエイー)さん、「琉璃」「千古の愛、天上の詩 / 千古玦尘」「夜色暗涌时」「少年歌行~Beginning of the Legend~ / 少年歌行」「念無双~刹那の想い、永遠の誓い~ / 念无双」「桃花、江山(こうざん)に燃ゆ~命がけの政略結婚~ / 桃花映江山」を視聴しました。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

大学士府の沈家孫娘の 沈嘉兰 は、与吏部尚書林家の孫 林锦岐 とは婚約の仲です。二つの家は前皇帝時に藩王の藩の廃止を上奏したことがあったのですが、現皇帝が政変で藩王から皇帝になったことで過去の進言を蒸し返され、窮地に陥ってしまいます。

沈家当主はこの上奏を撤廃しなかったことで家財没収、男子は斬首、女子は教坊司の奴隷に落とされてしまうことが決まり、林家のほうは家族を守るため上奏を撤回、新たに現皇帝の意見に従った上奏文を書き、当主と息子が辞職し領地に下がることで一族の命を守ったのでした。

沈家の子女たちは教坊司に送られた日に全員自害して身を護るのですが、沈嘉兰だけはたまたま困っている所を助けた許家夫妻によって助けられ二人の娘 许兰香となって生きることになります。(病気の 许兰香を助けたのですが、许兰香は病で亡くなってしまった)

なぜ自分だけが生き残ったのだと自責と後悔に苦しむ 沈嘉兰でしたが、新しい母となる 薛桂花に生母の遺した紙を渡されます。そのお守りには血文字で一言「生きよ」と書いてあったのでした。

その母の言葉と、薛桂花と 许万全の優しさと恩に報いるため 沈嘉兰は 许兰香となり生きていくと心に刻みます。

薛桂花と 许万全が奴隷として身を寄せることになった家門が何の因果か林家だったのですが、林家本家とはかかわりなく 许兰香は成長します。

许兰香の目標はお金を稼ぎ林家から家族全員の奴隷証書を買い自由になること、そのために三人は一生懸命働いていきます。

そんな時、軍人となり戦地にいた 林锦岐が帰郷し、そして 林锦岐夫妻に子がないことから林家の奴隷の娘たちを林锦岐邸宅の女中に召し上げる(側室候補として)と命令があります。突然のことに驚き複雑な気持ちになる 许兰香でしたが、病弱で逃げることも出来ず、林家へと行くことになります。

林锦岐邸宅の女中として息を殺しながら目立たず、でも真面目に働きだす 许兰香だったのですが、読み書きができることが 林锦岐にバレ、離婚したい 林锦岐のスパイとして、妻 赵星棠の元へと送り込まれます。

聡明さと鋭い洞察力と行動力で 林锦岐の期待に応えて行く 许兰香に次第にひかれていく 林锦岐。一刻も早くお金をため家族三人自由になり平々凡々と暮らすことを夢見る 许兰香。

林家で巻き起こる嵐の様な日々が始まって行くのです・・・

注意事項ですが、一話の沈家子女の覚悟のシーンがかなりリアルに描かれていてショッキングです。こういった悲しいシーンが負担になってしまうことがあると思いますので一話の中盤は注意が必要かと・・・。起こる事はわかるので、飛ばして観るのも良いかと思いました。

 

 

このドラマの私の一番は

 

许兰香の人生から色々考えてしまった、です。

 

皇帝の一言で(もちろん朝廷闘争でもあるのでしょうが)家族を失うなか一人別人になって生きていく 许兰香。

でも、何の因果か林家で働くことになり、かつての婚約者 林锦岐にだまし討ちのような結婚をされることになっていく。それも運命と粛々と林家で生きていくんですが、许兰香が見つめる先にあるのは林家という家門でもなく、林锦岐でもなく、世の女性たちなんです。

華流ドラマは本当に女性の自立や尊厳について語られるドラマが多いのですが、私の今までの中で一番な作品だったと思います。

林家で奴隷から始まる 许兰香は一緒に召された女中仲間を見つめ、威張り散らしてはいるが決して林家では幸せにはなれない 林锦岐の妻 赵星棠を見つめ、林锦岐の妹、従妹たちを見つめ、林家に入り込んだ悪女を見つめる。

その瞳には女に産まれてしまったからこその不当な扱いや恥辱、不幸が映っているんです。自分を含めそんな女性たちを少しでも守ろうと生きていくんですよ。自分を大事にしていいんだ、自分が大切でいいんだと。

かなり綿密にたてられた計画で 林锦岐と結婚して、奴婢出身だと後ろ指さされながらも着実に林家の中で存在感を強めていく。林家の人たちも良い人ばかりなのですぐに 林锦岐と同じく 许兰香の魅力に魅せられていくので林家での 许兰香の活躍は観ていて爽快。傷つけられた女性を救っていく姿は気持ちが良かったです。

林家奥様になってからお金を稼ぐ目的と生きがいのために 许兰香が芝居の脚本を書いていくんです。その芝居「羽仙記」の内容に考えさせられました。

鷲を助けた娘が助けたお礼に羽根を一本貰うのです。その羽は火に炙るとすごい痛みに耐えなければいけないが三回鳥になれるというもの。でも4回使うと本当の鳥になってしまうと忠告もされます。初めは痛い思いをしてまで鳥になりたいなんて思わないわ、と思っていた娘も、顔も知らない男との結婚に一回使い、逆子出産の痛みに耐えられず二度目を使い、義母と夫が盗賊に襲われたのを助けようと三回使う。もう使えないから捨てようとしていた時、義母と夫に妖魔だと訴えられ火あぶりになってしまう時に4回目となり羽が燃え本物の鳥になって飛んで行く・・・。

その話を聞いた従妹 林绣芄の侍女が「子供に会いたくなったりしないでしょうか?」と聞くと「そうならないで欲しいとは思うけどきっと会いに行ってしまう。冒頭の捕まった鷹、あの鷹がきっと子供に会いに行った結果なのよ」と答えるんですが、女性の性の悲しさもさることながら、色々本当に考えてしまいました。

今では女性が家に所属する物のように扱われることはありませんが、本当にまったくないと言えばうそだと思います。劇中の女性たちほど苦しくはないですが多かれ少なかれ女性の置かれている立場はまだ共通する事があると思います。劇中は過去なので歴史の一部分のように思えますがそうではない、すべてが現在にちゃんと通じる話として描かれているように思えました。

许兰香は沈家に起こったことを理不尽だと思ってます、もちろんそうなんですが(最終的に沈家の名誉は113年たって回復されたとなります)、ドラマを観ているとですね、同じ目にあった林家は林家祖父 林昭祥が自分の学者としての矜持を捨て家族の命を救ったわけです(陰で蔑まれたりもしながら)、沈家祖父は学者として上の者を正すことが家族の命よりも大事と道連れにした(陰では称えられるでしょう)。これも、どっちが正しかったか考えてしまいましたね。

沈家祖父は立派な学者で役人ではあったかもしれませんが、そういった自分の名誉を捨てたことで家族を救った林家を見せられると・・・正しいのはどっちだろうと思ってはしまいます。

でも、一番悪いのは権力者ですけど。ドラマの中では、皇帝が二度変わるんですがこの権力者の理不尽にまた不幸が重なります。林锦岐は 许兰香と共に生きる事を選び権力から上手に距離を取っているので逃れはしているんですが・・・。

この部分も皇帝の絶対的権力とまではいかなくても、教師や上司や先輩やと逆らえない何かの存在は今もあるので、こちらのテーマも刺さるドラマでした。

色々深く考え染み入らなくても、许兰香がカッコよく時代を生きる姿がテンポ良く描かれ魅せられるドラマです。

许兰香が大好き過ぎる 林锦岐が 许兰香を手に入れるために知恵を尽くすとことか、亡くなる前に生まれ変わっても絶対もう一度出会おうと赤い糸を指とかだけじゃなく、全身にぐるぐると巻いたときにはその執着にちょっと引きますが、ラブラインもとても良かったです。ラブラインの一番は筋肉で 许兰香との距離を縮めようとしたことです。(私ならすぐついてきます)

話数制限が無くなったという話も聞きますし、ラストで林家や仲間の女性たちのその後どう生きたかを少し足してくれたら良かったなと贅沢にも思いました。

 

 

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天启异闻录 The Mutations

 

『天启异闻录 The Mutations』 ★4

 

黄轩(ホアン・シュアン)さん、吴樾(ウー・ユエ)さん、主演の時代劇サスペンスです。全12話。

黄轩(ホアン・シュアン)さん、「ミーユエ 王朝を照らす月 / 芈月传」「女医明妃伝~雪の日の誓い~ / 女医·明妃传」「私のキライな翻訳官 / 亲爱的翻译官」「风起洛阳」「欢迎光临」を視聴しました。久々にお目にかかりました(とはいえ、この作品は2023年公開の作品ですが)。2025年は映画の方のお仕事をたくさんやられていたようですが、今年は待機してるドラマが多くあるようで嬉しいですね。

吴樾(ウー・ユエ)さん、初めてお目にかかりました。カンフースターさんということでたくさんの映画・ドラマに出演されています。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

锦衣卫百户の 褚思镜 は辺境の地・宁远城にそこで流行している伤寒の疫病の調査を行いに向かいます。この伤寒はただの疫病ではなく奇病だと噂されていて、宁远城では兵士の 伯颜 を護衛もかねて連れて行くように言われます。

伯颜と調査に乗り出すと、疫病が流行っている村の村民たちはみな口をそろえてただの伤寒で奇妙なことなど何もないと言います。

でも、褚思镜は村民たちが何かを隠していると思い、怪物が出るという噂のある 乌暮岛まで行って現地を調べたいと言うのですが、船は出せないと断れてしまいます。が、諦めきれない 褚思镜は 伯颜と二人海を泳いで島へと上陸するのです。

島で島民と族長に会うのですが知りたい事を知ることはできません。村で知的に足りない少年が怪物のいるところを知っているというので半信半疑でついていくと、本当に怪物が現れあわや殺されそうになってしまいます。危機一髪なところでどこからか笛の音と火矢が飛んできて助かります。

怪物がいることを承知で何かを隠している村人たち。褚思镜と 伯颜は疫病と怪物の正体のなぞを解こうと村の秘密を探っていきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

ドラマ世界観に引き込まれた、です。

 

このドラマ、先週に観終わっていたんですが、なかなかこの一番をどう書いたらいいのか迷っているうちに一週間近く過ぎてしまいました。

SF要素のある古装サスペンスというドラマ内容だったのですが、主人公 褚思镜は自分の代わりに任務に行ったまま行方不明になった双子の弟を探すためにどうしても疫病の流行っているという乌暮岛に行きたいんです。そして、島で怪物に会うんです。

怪物と戦い、島人と関わるうち疫病に罹った者が怪物になることを知り、その怪物を利用しているカルト集団が在ることを知るんです。

そして弟が確かにこの島に来ていたこともわかる。

褚思镜の一番が弟を探しもう一度会いたいという気持ち、だったと思うのです。でも、弟に会うイコール奇病をの真相を知らないとならない。そして弟 褚思钰もこの奇病に深く関わってる。

褚思钰は奇病を解決したくて行動していて、褚思镜は 褚思钰を見つけたくて行動している。そして、この弟に会いたい 褚思镜に心を動かされ 伯颜は一緒に行動してくれる。

ドラマが進むうちこの奇病の正体とか原因とかが分かってくるんです。そしてそれを流行らせたいカルト集団の存在も。

ドラマの大きな流れは、とくにああ、ここが新しいとか驚きがあったとかではないんですが、スピーディな展開、孤島で繰り広げられる排他的な人間たちの動き、カルトが関わってくる怖さ、と一気にドラマ内に引き込まれて観終わってしまいました。

隕石からだろう新種のウイルス、罹患すると怪物になっていく、意志の強いものは制御することはできるけど人間性は徐々に失われていく・・・とゾンビ要素もあるんですね。親しき者が怪物になったとき殺せるかどうかという究極の選択なども用意されていて、その怪物を操ろうとする人間の欲の汚さとかも描かれて。

ドキドキハラハラと怖さ、SFサスペンスホラーエンターテインメントといった色々詰まった面白さがありました。

 

 

                        (画像出典 百度百科)

佳偶天成 Fate Chooses You

 

『佳偶天成 Fate Chooses You』 ★4

 

任嘉伦(アレン・レン)さん、王鹤润(ワン・ホールン)さん、主演の古装ファンタジーです。全40集。

 

任嘉伦(アレン・レン)さん、「麗王別姫~花散る永遠の愛~ / 大唐荣耀」「花様衛士~ロイヤル・ミッション~ / 锦衣之下」「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~ / 暮白首」「乌鸦小姐与蜥蜴先生」「周生如故」「一生一世」「愛しい私のラブ・ヒーロー ~イカしたツンデレ消防士~ / 蓝焰突击」「無憂渡~瞳に映った真実の愛~ / 无忧渡」「深渊无间」を視聴しました。

王鹤润(ワン・ホールン)さん、「艳骨」「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ / 扶摇」「明蘭~才媛の春 / 知否知否应是绿肥红瘦」「君しか見えない / 眼里余光都是你」「蓮花楼 / 莲花楼」「甜蜜的你」「完美的救赎」を視聴しました。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

戦鬼族、狐族、人族が存在し、人族は仙門で修行した仙人と普通人族がいます。

辛邪庄の弟子 辛湄 は久しぶりに叔母に会いに行くと山から下り、妻を探している死刑囚に会いに行きます。辛湄は夫を死なせる相を持っていると生まれた時に占われ、その通りに婚約した二人の男性が亡くなっていて、三人と結婚しないと邪気は払えないと言われていたのです。

辛湄はそうした理由があり、死刑囚が妻を探していると聞き亡くなることが決まっている相手と結婚して厄を祓おうと思っていると正直に話します。

死刑囚である元役人の 陆槐 は自分にはもう身内がいず死んだ後忘れられ弔ってもらえないのが嫌で形だけでも妻が欲しいと自分の望みを口にします。なぜこんな形の結婚を望んでいるかをお互い理解した二人は後日結婚式を挙げることで同意するのです。

辛湄が去った後、陆槐は 辛湄について詳しい生い立ちを仲立ちしてくれた友人 楮英に聞きます。修行を始めた年数より修位が少ないことを不思議に思うも、仙人修行者が結婚してくれること自体が奇跡に近いと深く考えない事にします。 

陆槐は戦鬼族と人族のハーフで神が戦鬼族に下した五不全という罰で、色が見えず、食べたものは全て腐った味がし、血が沸き立ち、痛みを感じず、眠れないのですが、本来ならこの罰は1000年で解いてもらえたはずなのに解けず、神界と人間界を繋いでいた階段が壊れたことにより神界に行くこともできずその苦しみのままなのです。

でも、神に許してもらう方法ではなく五不全を解く方法があり、それが皮を剥ぎ、肉を削げ落とし、骨を取り出し、血を入れ替え、心臓を抜くという方法なのです。この方法があまりに苦しいため、家族との血の絆により苦しみを分かち合わなければならないのですが、家族がいない 陆槐は結婚により妻(仙人)という新たな家族が必要だったのです。

陆槐の罪状を聞いた 辛湄は会った印象が悪人に見えなかったがやはり死刑囚は死刑囚だと納得します。でも、借りの妻となる自分に贈り物をくれ、結婚式の準備資金も用意してくれ、改めてちゃんと「俺と結婚してくれてありがとう」と言葉をくれた 陆槐に何かしらのお返しをしたいと思い、自分に出来ることがないか聞くのです。陆槐は「自分の家にある花を代わりに育ててくれ」と言います。

結婚式を済ませると 辛湄は山を下りた本命の目的、師父のために寿命を延ばす丹薬を貰いに出発します。その道中で知り合った男から民のために尽くした 陆槐が無実の罪で死刑になってしまったという話を聞き、義憤を押さえ切れず助けに向かうのです。

でも、死刑執行を止めることは出来ず 陆槐は一番恐ろしい千回切り刻まれる 凌迟之刑を執行されてしまったのです。三日間晒されてしまう遺体を攫って自分の先祖の墓地に埋葬すると約束通り 陆槐を弔います。

そして、辛湄は今度こそ丸薬を貰いに旅立つのですが、陆槐の罪が冤罪というだけではなく汚職役人に嵌められたと知り、仇を取りに行くのです。

仙人が普通人の生活に関わることはご法度で、しかも殺人を犯すなどもってのほかなので、辛湄は他の仙門から追われることになるのです。

凌迟之刑を利用し换皮、换肉、を済ませ生き返った 陆槐は自分のために 辛湄が汚職役人を殺し、仙門に追われていることを知り、陰ながら助けようとします。

かりそめの夫婦となった二人が色々な障害を乗り越え本当の夫婦となり、仙門の絡んだ陰謀を阻止しようと奮闘していきます・・・

 

 

このドラマの私の一番は

 

金轮 という男、です。

 

二番手男主  金轮。天音山という仙門の高弟ではじめは 辛湄の追手として登場します。天音山の教えが欲や執着を捨てるという仏門の悟りのような教えで、淡々とした冷静沈着という男なのですが、辛湄の師妹 阿笙 に魅かれていて、教えに相反するようなこの感情はなんだと 阿笙のことが気になって仕方がないのです。

阿笙のほうも好かれているのは承知なのですが、阿笙にとってこの世のすべては師姉 辛湄で他のものなど一切必要ではないのです。

それでも、阿笙につきまとう 金轮。

阿笙には出生に秘密があるのですが、仇と憎む相手 夏玄子 が 辛湄に係わって来たことをしりトラウマを押さえ込み殺そうと決めるのです。ただ力の差がありすぎるので 金轮の力を借ります。

二人は決死の闘いを 夏玄子に挑み力に圧倒されながらも何とか勝機を掴みとり、夏玄子を毒虫蔓延る谷底に落とすことに成功するのですが、金轮も巻き込まれ一緒に谷底に落ちてしまうのです。

金轮に済まない気持ちはあれど、阿笙にとっては 辛湄を守ることが全てで、金轮もそれを承知で復讐に手を貸してくれた、だから仕方なかったのだと気持ちを押し込めます。

でも、片腕は失いますが 金轮は生きていて二人は再会するのです。

この再会した時に 阿笙は謝ったりしないんですね。何で助けにきてくれなかったんだと言う 金轮を酷い言葉で傷つけながら突き放すんです。

この時の 金轮が可哀想で胸が痛かった。

ここでこれでもかと真心を踏みにじられた 金轮は一旦は阿笙への想いを断ち切るんですが、辛湄の危機に 阿笙は再び 金轮を利用するんですね。言葉巧みに同情を買い 金轮を騙し 金轮の霊力を奪って 辛湄を助けます。

一夜を共にし霊力を盗られたと分かっても 阿笙を待ち続ける 金轮。この軒先で佇む 金轮の姿がとてもとても痛かったです。

一ミリも報われない思い(一夜は共にはしましたが)、それでもと期待してしまう気持ち。金轮という人の報われない真心に涙してしまいます。

阿笙も利用するだけ利用したという悪女を貫く姿勢で、金轮のことを慕っている気持ちはあるけどその気持ちを表すことは一切ない。徹底して情のない冷たい女なんです。阿笙にとって大事なのは 辛湄だけなので、中途半端な気持ちは 金轮を傷つけるだけとわかっているんです。たぶん 金轮にもそれは分かっているとは思います。

それでも、自分に向いて欲しいという 金轮の気持ち。

ひたすら 阿笙を待つ 金轮の背中に心打たれました。

(それにしても、最終的に 阿笙が神に昇華したらしいのですが、確かに人界の危機を救ったことに一役買いましたが、みんなの力だったと思うんです。みんながんばってた。しかも阿笙は 辛湄のためと一人のため。みんなはこの世界のためだったのに・・・。別のお話でもですが、神になる人の選抜に疑問が湧いてしまう神界ものファンタジー・・・)

主人公二人はお互いに魅かれる姿もウットリするぐらい美しかったですし、無敵の戦鬼人だった 陆槐が五不全を克服していくたびに力を失い弱くなっていくという展開もドキドキでした。

辛湄はとても真っすぐで自分の心が納得しないことをうやむやに出来ない芯の強いひとで。そのために人に係わり自分の修錬をダメにしても追求していく人。力を持つ人というのは 辛湄のように正しくないと思ったら立ち止って、ちゃんと自分に問いただせないといけないよね、と。

このドラマは「念無双」「三千鸦杀」と同じ原作で同じ世界観のお話という事、時代的には「念無双」で 源仲が神の左手を使った鬼族との「平壺の闘い」の後の時代という時間軸。「佳偶天成」の後「念無双」の本筋のストーリーが始まるといった感じかなと。「三千鸦杀」は「念無双」よりずっと後の時代だと思います。三つのお話に絡んでくるのは無双の作った色々な神器なのかな?後、眉山君(役者さんはちがいますが)ですね。

なので、スペシャルサービスで、源仲と傅九雲(=公子斉)が登場してました。ちゃんと劉学義さんと鄭業成さんで。

 

 

                     (画像出典 百度百科)

深渊无间 Abyss

 

『深渊无间 Abyss』 ★4

 

任嘉伦(アレン・レン)さん、秦俊杰(チン・ジュンジエ)さん、主演のクライムサスペンスです。全16話。

 

任嘉伦(アレン・レン)さん、「麗王別姫~花散る永遠の愛~ / 大唐荣耀」「花様衛士~ロイヤル・ミッション~ / 锦衣之下」「赤華珠[せきかしゅ]~君に誓う愛~ / 暮白首」「乌鸦小姐与蜥蜴先生」「周生如故」「一生一世」「愛しい私のラブ・ヒーロー ~イカしたツンデレ消防士~ / 蓝焰突击」「無憂渡~瞳に映った真実の愛~ / 无忧渡」を視聴しました。

秦俊杰(チン・ジュンジエ)さん、「麗王別姫~花散る永遠の愛~ / 大唐荣耀」「聴雪楼~愛と復讐の剣客~ / 听雪楼」「雪迷宫」「通天塔」「斗罗大陆之燃魂战」「钢铁森林」を視聴しました。この所は助演作品が多かったですね。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

李成 は警笔试に全省二位の成績で受かり母の居る故郷に帰ってきます。地元の警察で捜査隊に入りたいと希望している所 赵干哲副隊長と知り合います。そして 赵干哲から極秘の任務を依頼されます。まだ正式の警察官になっていないのに潜入捜査を頼まれ、正式捜査として大丈夫なのかしっかり確認する 李成を、赵干哲はこれは捜査隊に入る試験だと煙に巻きながら頼みます。

潜入捜査の内容はネットカフェを経営する 韩品木 に近づき仲良くなり 韩品木のゲーム仲間になってそのメンバーの情報を集め、韩品木の行動を報告すること。

これを完璧にこなし始める 李成、韩品木の尾行中にやはり 韩品木を尾行しているおじさんに気づくのです。そのためそのおじさんを尾行する 李成。でも尾行がバレていて見つかってしまうのですが、手を出してきた相手を簡単に制圧したところに 赵干哲がやってきて、このおじさんが元警察官の 辛吉然 だと教えられます。

辛吉然と 赵干哲は8年前に起こった未解決な連続殺人を内緒で追っていたのです。その事件に酷似した小説が 辛吉然の所送られてきてから始まった二人の再捜査。事件当時に 韩品木に会ったことがある二人なので、顔のバレていない手伝いが欲しかったのです。

初めは反対していた 辛吉然も最終的に折れ、三人は協力して 韩品木を見張ることにします。

李成は徐々に8年前に起こった連続殺人事件の真相に近づいて行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

(ミステリーサスペンスなので内容を知りたくない方はこの先ご注意下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真実を追求することの危うさ、です。

 

韩品木は母親が交通事故で亡くなっているのですが、その事故が故意に起こされたものだと疑っているのです。

高校生と多感な時期だったということもあり、母の死の真相を知りたい、そして殺したものに正当な裁きを与えたいと激しく思っていたんです。

でも警察は何度頼んでも交通事故という以外の証拠は出なかったと取り合ってくれず、事故を起こした運転手も捕まって刑に服しているので、事件は解決したの一点張りだったのです。

でも、韩品木自身は納得が出来ず、父の愛人が母を殺したと思い込んでいるのです。

そしてこの 韩品木の思いが大きな事件を起こす。

この事件が8年後の2012年に新たな火種として燃え上がっていくんです。

凶悪犯による連続殺人に絡み合ってしまった 韩品木たちの事件。

結果が明らかになると怖ろしいことなんですが、何よりも「なぜ、こんなことに」という気持ちが一番に浮かんでしまう。

韩品木の本当のことを明らかにして母親の死に正義をという気持ちもわかる(ただ、この事件は最後まで本当はどうだったのかは明らかにならないので、そこも苦しい。もしかしたら、韩品木の邪推だった可能性もあるの?と←そんなことはないとは思うのですが)。

でもこの復讐心が起こした事件の波紋がひどい結果だった。こんな結果になってしまったことは 韩品木も本意ではなかったわけですが、こっちへ行くしかないと選んだ道は真っ暗でなんの灯もない道で、どんどん深い闇に踏み込んでいってしまう・・・。

ラストで 韩品木が 李成にこの道以外の道があったか?と聞くシーンがあるんですが、李成は真っすぐに正論を言います。

「その通り、その通りなのよ、李成」と。でも急に信じられない不幸が降りかかった時、しっかり正しい道を選択できる勇気や知性があるだろうか・・・?

もしも、自分や愛する人たちにそんな時が来た時、正しき道が選べるようにいつも自分に言い聞かせなければ、と強く思い、考えてしまった結末でした。

派生した事件の一つの真相で、母親の息子に対する深く重い愛がラストに明らかになるんですが、もう、観ていられないほどでした・・・。

 

 

                    (画像出典 百度百科)