ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

再见已是白月光 Fall in Love Again

 

『再见已是白月光 Fall in Love Again』 

 

戴燕妮さん、邓超元(ドン・チャオユアン)さん、主演の復讐・恋愛ドラマです。全21話。

 

戴燕妮さん、「少年歌行」を視聴しました。

邓超元(ドン・チャオユアン)さん、「我凭本事单身」「罗密欧方程式」「人海之中遇见你」を視聴しました。

 

 

一話30分と短くてエピソードも21話と短めなので、ショートドラマのようにあらすじと合わせて感想を書きたいと思います。

 

 

このドラマの私の一番は

 

久々にどういったらいいのか困ってしまうドラマでした、です。

(完全に一番好きなとこじゃなくて、気になったとこになってますので、マイナス要素を呟いてます。気になる方はご注意ください)

 

 

 

 

 

あらすじとしましては、

子供が生まれたカップル 周棉(女主)と 陆云开(男主) が結婚式をしようとしています。たぶん子供を授かってしまって、式は産まれてからにしようと計画していたんだと思う(籍が入っていたかは不明)。

でも、船上結婚式の会場に新郎が現れなくて、電話も通じない。そこへ新郎の知り合いから「新郎はここにはこない。あんたが 陆云开の両親だと思っている人は雇われた人間で、彼の両親はあなたとの結婚を認めてないの」と言われてしまう。

周棉はショックで甲板をフラフラと歩いているうちに海へ落ちてしまいそのまま行方不明になってしまう・・・。

そして6年後、周棉は名前を変えて再び 陆云开の前に表られる・・・という復讐劇なのです。

が、ですね、何だかちょっと外した演出になっていまして、周棉は復讐のため(完全に復讐でもないのかな?調査かな?)名前も変えて舞い戻って来たんですが、ドロドロの愛憎展開ではなくてちょっとコメディタッチと言いましょうか、抜けた感じの演出で(効果音も抜けた感じで使われてたり)お話が進んで行くんです。

魅力はと言いますと、陆云开さんが普段は冷淡なCEOなのに、周棉の前ではワンコのようになってしまうというギャップ萌えだと思うんです。

周棉さんも6年でバリバリ出来るキャリア女性になっての登場でカッコイイんです。なので 陆云开がなりふり構わず、自分の間違いを謝り、許しを請うて、もう一度やり直したいと縋る姿は良いんです。

でも、復讐劇とコメディタッチとのバランスが私にはピンとこず、どういう気持ちでドラマに入り込んだらいいのかわからなくなってしまったんです。

復讐は 陆云开が、両親との不和を自分に話していなくて、結婚式になりすましの人を雇うような真似をしたということよりは、父親の経営していたおもちゃ工場が経営破綻に追い込まれた黒幕が 陆云开だったのでは?という真相を確かめて、事実であれば取られたもの奪い返し(父の特許?)、父の無実を証明したい(盗作の疑い)というもの。

でもその証拠は見つからず、陆云开の会社に入り込んだので、一緒にいる時間も長く、陆云开にすぐ正体も突き止められ、もう一度やり直したいと色々な方法で迫られるので、吹っ切れていない昔の思いが 周棉の中にも芽生えてきて、とラブラインの方は「うん、うん」と頷く流れだったです。陆云开を信じられなくなった気持ちもわかりますし。

主役カップルが美男美女なので目の保養にもなるので良かったんですが…。(ただ、陆云开さんのお洋服が私の好みではなく、あまりお似合いではないのでは?と)

ブコメだと思って楽しめば良いのか、復讐劇だと思ってハラハラすれば良いのか、そのはざまのギャップを楽しめば良いのか?さあどれでいく?と問いかけている内に終わってしまった。

ショートドラマよりは長めではありますが、ショートドラマの感覚で観れる長さだったので、気が付いたら終わりが見えてきていたという感じでした。

そして、最後に一番どういう気持ちで・・・と思ったのが、周棉さんの息子ちゃんの扱い。いやもちろん可愛いいという分かっているんですが。6年ぶりに会って始めは他人のふりしなくてはいけないのはわかるんですよ、でも、離れていて苦しかった、再会できて、あんないい子に育ててくれて、そこだけは 陆云开に感謝しかない、というような周棉の気持ちの描写がまったくないので、周棉に気持ちが寄せられなくて困ったです。 

(色々言いたい放題で申し訳ない感想となってますが、あくまで私個人の感想ですので。。。失礼いたしました)

 

 

                    (画像出典 百度百科)