ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

猜猜我是谁  Guess Who I Am

 

『猜猜我是谁  Guess Who I Am』 ★3

 

张予曦(チャン・ユーシー)さん、王子奇(ワン・ズーチー)さん、主演のラブコメです。全24話。

 

张予曦(チャン・ユーシー)さん、「端脑」「韫色过浓」「琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~ / 琉璃」「穿盔甲的少女」「与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~ / 与君歌」「夜色暗涌时」を視聴しました。きつめの美人、好きです。

王子奇(ワン・ズーチー)さん、「宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~ / 御赐小仵作」「ロマンスは結婚のあとで / 只是结婚的关系」「2回目のロマンスはままならない / 你给我的喜欢」「黑白密码」を視聴しました。「御赐小仵作」が良過ぎてとにかく好き。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

恋愛小説家の 宋瑶 は新しい作品を出版社に持ち込むも担当に契約を断られてしまいます。「恋愛小説としては素晴らしいが、今読者が求めているのは単純な恋愛小説ではない」と言われてしまうのです。

帰り際に、担当と上司の話が耳に入ってしまった 宋瑶は、起死回生を狙って、上司の望む、「複雑な人間模様、複雑な感情模様、キレイなだけじゃない暗い一面、常識を超えた想像力、権力闘争、推理、サスペンス、アクション、コメディ、これらすべてが盛り込まれている」という作品を書けると二人の前で宣言してしまいます。

上司はすっかり 宋瑶の言葉を気に入り、まずネットに投稿して人気がでれば契約しようと約束してくれるのです。

困った担当の方も結局は読者人気が取れるかなので、仕方なく書いてみろと言ってくっれるのです。

家に帰った 宋瑶は頭を悩ましながらもその多様に富んだ作品に取り掛かることに・・・。

 

宋瑶 は友人と三人で表向きは花屋を経営しているのですが、裏で金持ちのクズ男を懲らしめる代行会社をやっています。 宋瑶にはあくどいクズ男ども手玉に取れる秘密があるのです。それがある日目覚めた力で、宋瑶は三秒間相手の目を見つめるとその人を魅了してしまうという超能力のようなものがあるのです。

この魅了の力で相手を言ううがままに操れるので 宋瑶は依頼を失敗したことがないのです。

そんな 宋瑶の元に新たな依頼がきます。

新たなターゲットは 季承川という会社を乗っ取ろうという男でその男の持っているネックレスを手に入れるというもの。疲れていたので断るつもりだった 宋瑶ですが、簡単うえ高収入だったので依頼を受けることに。

早速 季承川 の行動を調べ、クライミングジムで偶然を装い接触することにします。目さえ合えば言う事を聞かせられるので簡単な仕事なはずなのですが、季承川には魅了の力が効かなくて・・・。

李承川の方も会社を不当に乗っ取ろうとしている訳ではなく、正統な後継者であると証明して、母と友人が亡くなった火事の真相を突き止めようとしているのです・・・。

と小説家 宋瑶の書く、何でもあり小説の中身が展開していきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

主役カップルの二人が好きすぎて・・・です。

 

見事に出版社の上司の望む内容のお話が展開していくのが面白かったです。本当に何でも盛り込んでるじゃん、と。

何でも盛り込まれているので、細部ついてはかなり無理くりな所もあるんです。でも、恋愛小説家が一発逆転のために書いた小説を観ているわけです、視聴者(私)は。

なので、お気楽な感じでの視聴となりました。別の言い方だとストーリーにのめり込めなかったですね。

でも、一気に完走しました、なぜなら主役カップルが好きだったから(後、短めだったから)。

季承川が実は 季承川ではなく火事の時にいっしょに遊んでいた友達 秦皓だということが初めから分かっています。隠れていて奇蹟的に助かったのですが、事故の後遺症で記憶も断片的で火にトラウマも抱えています。でも自分の記憶によれば火事はただの事故ではなかったので、その真相を確かるために 季承川の家が経営する会社に乗り込んで(権力闘争、復讐、サスペンス、複雑な人間模様、抱え込んでいる秘密←が盛り込まれ)、そして嘘の事実を依頼主から聞かされている 宋瑶とドタバタなやり取りを繰り返します(ラブコメ、推理、アクション←が盛り込まれ)。

ドタバタしながらも、相手を知っていくと誤解が解け恋が生まれて行くという王道もしっかり踏まえて居りました。(3人対3人という両チームとも3人組なんですが、全てがカップルに収まるという展開で)

主役カップル(の中身が)が好きなのでラブラインは良かったです。ラブシーンが可愛かった。

ドラマ視聴者というより、小説のにわか評論家のような気分で色々口を挟みながら見てしまいました。

ラストで 宋瑶が小説を書き終わり、担当さんと読者コメントを確認するシーンがあるんですが、その読者さんたちと同じ目線で私もツッコミをしてたり、感動もしてたりしていたので、「あら、読者さんたちといっしょだったわ」とドラマの中の小説の読者とドラマの視聴者の一体感を感じた不思議なドラマとなりました。

 

 

                     (画像出典 百度百科)