
『朝雪錄 Coroner's Diary』 ★4
李兰迪(リー・ランディ)さん、「宮廷の茗薇<めいび> ~時をかける恋~ / 梦回」「舍我其谁」「陽だまりのキミと / 谢谢你温暖我」「滤镜」を視聴しました。
敖瑞鹏(アオ・ルイポン)さん、「恋爱吧,食梦君!」「新人类!男友会漏电」「少年歌行」「镇魂街之热血再燃」「白月梵」を視聴しました。
このドラマの簡単なあらすじは
大理寺卿沈毅の一人娘 沈莞 は突然家族全員で屋敷を追われてしまいます。必死に逃げるのですが追手に追いつかれ、沈莞を逃がそうとして両親は矢で射抜かれてしまい、一緒に船に乗り込んだ父の親友 秦良も 沈莞を庇って殺されてしまいます。
生きるために河に飛び込んだ 沈莞は何とか追手から逃れることが出来ますが、父が不正をして粛清されたことを知ります。逃げている時両親から恨みを抱かず復讐することなど考えず、ただ幸せになって欲しいと言われていた 沈莞でしたが、父の無実を証明してみせると誓うのです。
でも、沈莞として生きていては復讐の足掛かりが掴めないと、秦良の亡くなった娘 秦莞として生きていくことにするのです。
身体の弱かった 秦莞はずっと药大谷で治療していてそこで医療を学んでいた 沈莞と知り合い家族ぐるみの付き合いとなったのですが、長年の治療もむなしく 秦莞は亡くなってしまい、家族との繋がりが薄かった 秦良はそのことを 秦府に告げてなかったのです。
大病が完治し、故郷に戻ってくるときに船が難破し 秦良は亡くなったとして秦府に本当の 秦莞の侍女と戻った 秦莞。秦良の母と弟家族に厄介者扱いされながらも、もう一度都に戻り、何とか父が不正をしたと言う 晋王に関わる事件を調べられるようにしなくてはと頭を悩まします。
そんな時 秦莞は道で急に意識を失った 老女の命を助けるのですが、この老女が実は皇帝の姉 大长公主で、このことがきっけで睿王世子 燕迟 と知り合う事になるのです。
そして 燕家長兄の婚礼に参加することになるのですが、迎えた花嫁の輿の中に首なしの花嫁の遺体が発見されてしまうのです。
医療だけではなく法医学も学び検視もできる 秦莞はこの事件を切っ掛けに何とか検視官として認められ都に戻りたいと考えるのです・・・
このドラマの私の一番は
ものすごい安心感と安定感、です。
まず、主役カップル。
秦莞こと沈莞は、頭脳明晰で医療スキルも法医学スキルも最高の域。父母と秦良おじさんを目の前で失ってしまっているので、真相解明のためと恨みを晴らしたい気持ちが抑えきれず先走ってしまう所はあるけど、自分が今何をすべきかわかっていて着実に前を向いている人。
燕迟は 皇帝の姉の孫で睿王世子だけど、帝位に興味はないと常に皇帝にそのことを示していなければならないという苦しい立場ではあるけど、それを上手くやり皇帝に疑念を持たすことなく自分の位を守っているというこちらも頭が切れるいい男。
燕迟は自分を可愛がってくれていた 晋王が皇帝の妃の一人と浮気し殺した罪を犯したということが信じられず真実を探していて。秦莞の能力を目の当たりにして、秦莞を仲間にすれば真実に近づけると近づいていくんです。秦莞の方も合法にどうどうと検視人になるのは正に計画通りなので、二人はすぐに手を組むんです。
燕迟は能力だけではなく人して女性としても初めから惹かれているので、割とすぐに 秦莞の秘密に気が付いてしまう。
秦莞のほうも 燕迟に助けられていくうち惹かれていくんですが、秘密があるので自分の気持ちを押さえ込んで仕事の付き合いと割り切ろうとして。でもまっすぐな 燕迟の告白に、父母の名誉回復、晋王事件の真相解明が一番だと釘を指しながらも、自分の気持ちに素直になるんです。
仕事面のパートナーとしても恋愛のパートナーとしても、二人の相性がバツグンでその絆が強固。相思相愛になってからはお互い気持ちを隠すことなくいつでもラブラブしてますし、お互い恋のライバルは登場しますが気持ちが揺さぶれることはないので不安が全くなくて観ていて安心でした。(汚い罠にはまってしまったりはするんですが、心理的な罠はないので落ち着いて鑑賞できます)秦莞の秘密も全然障害にはならないとこも安心でした。
二人が力を合わせて捜査をすることになる事件も猟奇的な事件ばかりですが、変なミスリードとかもなく正統なミステリー展開で、こちらも安心安定でとても良かった。
メインの 沈莞の父の不正事件も怪しい人物はずっとちゃんと怪しいので、もし犯人だったとしたらどういうこと?と 沈莞たちと一緒に悩めるがとても楽しかったです。シャーロック・ホームズの「不可能を排除して、残ったものがどんなに信じられなくても、それが真実だ」という教えのように、え、でも無理だよね?という疑問にも正統な答えが返ってくるのでとにかく安心して楽しめるドラマでした。
同情すべき犯人もいましたが、犯人は酷く歪んでしまった人ばかりで復讐を達してもその最期は悲惨で、殺人を犯していないまでも悪い人、汚い事をした人、自分を顧みることなく意地悪な人、そんな人たちみな救われることなく罰を受けることになるという勧善懲悪で終焉までもスッキリとした気持ちでの終わりでした。
(画像出典 百度百科)