ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

如意芳霏[にょいほうひ]~夢紡ぐ恋の道~ 如意芳霏 The Blooms At RUYI Pavilion ★3(追記あります)

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鞠婧祎(ジュー・ジンイー)さん、张哲瀚(チャン・ジァハン)さん、主演の古装ラブロマンスです。全40話。+番外編4話(全部で一時間ぐらいのもの)

 

鞠婧祎(ジュー・ジンイー)さん、SNH48でデビュー、卒業後女優さんとして大活躍ですね。「芸汐传」「游泳先生」「漂亮书生」を視聴しました。ドラマは古装扮装のほうが多く、「游泳先生」は貴重かもですね、内容はともかく鞠婧祎(ジュー・ジンイー)さん可愛かったです。

张哲瀚(チャン・ジァハン)さん、「琅琊榜」で少年林殊を演じられてました(まだ熱い男だったころの)。「芸汐传」も鞠婧祎(ジュー・ジンイー)さんとの主演カップルですので二度目の共演になります、すごくカップル感がいいです。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

恒京令の娘 傅容 はじゃじゃ馬で何かとお騒がせな娘なのですが、大病を患った後、予知夢を見るようになります(後にどこいった?と消えかかる軽い設定)。その予知夢で 掬水という学者の家で事故が起きるのを見た傅容はそれを防ごうと行動します。

そこで肃王 徐晋 に偶然会い、命を救います。

その夜、自分が不幸な結婚をする夢を見た傅容は、夢を正夢にしないために縁を切るのに男性の下着を焼くと良いと聞き、肃王の下着を盗みに行くことに(夢では相手は出ていなかったと思いますが、縁を切る相手が肃王になっていた、ような⦅確かめてはいないです⦆)

もちろん下着は盗めず、痴女扱いを受ける傅容です。

肃王 徐晋は皇后に引き取られて育てられるはずだったのですが(たぶん皇太子として)、皇后が急死したため立場が悪くなり、北部の将軍に送られて育ち、戦三昧の日々を過ごしていたのですが、腐敗しきった軍の粛清を自ら行ったことで、都に戻り父である皇帝に申し開きしすることになったのです。

こうして、都に戻ったことで、腐敗(公金横領)の黒幕である第三皇子 成王 徐茂 に目を付けられ、何度も暗殺されそうになることに。

そこに現皇帝の弟で叔父の 安王 徐平 が絡んだ宮廷の争いと

実は傅容と幼馴染で掬水という借りの姿を持つ、安王 徐平 とライバル関係になるラブライン、

謎の情報組織 如意楼 の存在が絡み合っていきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

とにかく我慢の多い、主役カップルの肃王夫婦(とくに肃王)です。

 

陰謀と復讐と愛が織り交ざった、古装宮廷劇なので愛メインとはいえ、主人公カップルには次々と受難が訪れます。

印象の悪い出会いから始まるも、何度も不運ともいえる出会いを繰り返すうちに相手の良いところも見えてきてお互い惹かれ合っていくのですが、もちろんその愛の行方は前途多難。

行動力がありじっとしていられない傅容が問題を起こすたびに、時に命がけで助ける健気な肃王なのですが、簡単にはうまくいかない。

しかも、傅容の巻き込まれる困難を助けようとするも、いつも肃王に一歩も二歩も出遅れてしまう安王 徐平の暗躍で、近づいたら離れを繰り返してしまいます。

(この安王が傅容を幼いころの愛称「のんのん」と呼ぶのが好きでした。安王役の刘奕畅さんを「少主且慢行」でファンになってしまったので尚更、「のんのん」が可愛くて。お声がステキだったので配音ではなく原音で「のんのん」を聞きたかった・・・)

傅容ちゃんが色々やらかすのですが、陰謀に嵌められても、じめじめと引きずらず自分のしたことをしっかり自分で受け止めるので(ただ明るいだけではなく、仕方がないと腹をくくっている感じ←あまりうまく表現できないのですが・・・)、あまり嫌な気持ちにならずに観ていられたのですが、それでも、二人のラブラインが我慢の連続でなかなかハッピーにならず、辛かったです、とくに肃王が可哀想で仕方がなかった・・・。ラブラブの時期も短いですしね。

でも、なぜか、そんな辛い場面が多いと感じながらも、お似合いの二人のカップル感が良かったというか、あまりベタベタシーンもないのに、仲の良さが記憶に残るドラマだったです。

ラブラインとしてはサブの傅容の姉  傅宣 と 吴白起 のほうが可愛かったし愛を育んでいく様子が伝わりやすかったのですが・・・。

 

惜しみなく裸体(上半身ね)を披露して下さっている、仕上げあがった厚い胸板の肃王の頼れる男感と、あまり好きなタイプではないのになぜか可愛いかった傅容ちゃんを見ていただけたらと思います。

あと、安王の「のんのん」も。

 

追記

 

番外編が追って公開されました。

ラストは奇跡(雷の力を借りて電流で蘇生なのかな)が起きてのハッピーエンドだったので、この番外編の入りが?の所もございましたが、肃王が死なずに何度も傅容との出会いを繰り返す、千年愛を体験しています。

で、現世でまた出会うのですが、千年で終わりなのか死を感じている肃王。

ずっと夢で逢っていた肃王に出会い、運命だと肃王を追いかける傅容(現代の名前は以容)。

と、現代の二人の恋愛模様がサラッと語られています。

古代ではどちらかと言えば肃王の愛が大きかったので、色々画策しながら肃王を追いかける傅容が可愛かったです。

よかったね、肃王。と、このおまけ番外編にほっこりしました。

 

 

 

                     (画像:出典 百度百科)