『扑通扑通喜欢你 Make My Heart Smile』 ★３
罗正さん、季美含さん、主演のラブコメです。全２４話。
罗正さん、「当她恋爱时」「恋爱吧，食梦君！」を視聴しました。娘がジャニーズ顔した人だね、と。私の中のジャニーズ顔（小学生の時に好きだった｟流行っていた｠ジャニーズアイドルさんで大体の年齢がわかるとか）とは違うのでピンときませんが、近ごろのジャニーズさんにはこんなイケメンがいっぱいなんでしょうね。
季美含さん、「长安少年行」「女世子」を視聴しましたが、あまり印象に残っていませんでした、スイマセン。
このドラマの簡単なあらすじを
叶枕函 は交換留学生の申し込みに夏洛学院にやってきます。そこで経済学の公開講義に出演するために着替えている、夏洛学院の人気学覇 顾言洛 に偶然会います（ここはもちろんお互い嫌な印象）。
その後、配達の仕事でまた顾言洛に会い、顾言洛の荷物を壊したことで弁償をすることになってしまいます。弁償を分割にしてもらおうと交渉していると、彼の母親から電話がありその会話から、彼の母親がパーティーで無理やり女性を紹介しようとしているのを嫌がっているのを知り、勝手に恋人を演じます。
パーティーでも完璧に恋人役を演じるので、弁償を分割にさせてくれ、そして荷物の破損を会社に黙っていてくれとお願いする叶枕函です。
パーティーは持ち前の度胸と明るさと機転で無事乗り切り、彼の母親にも好かれます。
これでもう会う事もないと思う叶枕函ですが、大学の新しいクラスで一緒になる二人です。
この叶枕函は、実は 叶未眠 という服飾学科の学生で、双子の妹 叶枕函が事故で意識不明になってしまい、その叶枕函の夢である留学を叶えるため、奨学金でいける今度のチャンスを逃したくないと、叶枕函になりすます事にしたのですが・・・
奨学金での留学は条件が厳しく、授業を一回も休めないことを後から知り、二つの大学を掛け持ちすることになってしまいます。
しかも、親が他界しているため、妹の学費だけでなく入院費用も稼がなくてはならず、とても大変な生活が始まる中（あまり大変そうには見えませんが、この辺りは軽めな仕上がりで・・・）、腐れ縁のように現れる顾言洛とやり合っていくうちに・・・と物語は始まって行きます。
このドラマの私の一番は
男主 顾言洛 の胸元です（もう、完全に好み）。
お話はよくある学園恋愛ものの定番なのです。
息子が「よく飽きもせず同じ内容のドラマを観るね。この主人公何でもできて、このヒロインは何も出来ない女の子で、もうすぐ両想いになるんでしょう。もう１０分見ただけでわかるよ」と。
「アハハ、そうまとめられたら身も蓋もないよ。基本はそうだけど、魅力は色々だよ」
「どこ？」
「役者？」
実の子から冷たい視線を浴びましたが、主人公カップルの好み、これ大事ですよねっ（どうですか？）。
この息子は男の子にしては少女漫画も平気で読むし（漫画好きのはずの旦那は絵だけで拒否反応を示します）、私が観ているドラマも黙って時々一緒に見たりする子なのですが、ヒロインは全て持っている系でないとダメだと言います。いい男といい女という組み合わせが良いとのことで（「シンデレラはオンライン中」とか「孤高の花 〜General&I～」はラストまで一緒に見た）。
私は出来る同士でも、補い系でも、カップルから伝わってくる幸せ度が多く感じられる恋愛ドラマが好き。
観ていてついニヤついちゃう、ほっこりしてしまう作品が好き。
という、私の好きな恋愛ドラマ度でいえば、この作品は物足りなかったのですが、顾言洛の登場シーンはステキでした。
急いで着替えなくてはならず、急遽廊下にあった大きな看板の後ろで着替え始めるのですが、途中でその看板が運ばれてしまいます（基礎的ハプニング）。
で、たまたまそこにいた 叶未眠の前に半裸のイケメンが現れるのですが。
この時、シャツのボタンを留めている最中なのですが、もうこれでもかというぐらい胸元が開いているんですよ。普通ボタンって上から留めません？が、顾言洛は違います。
肌蹴るだけ肌蹴ているＹシャツのボタンを下から留めていくという、魅せっぷり。
そして、叫び出そうとする叶未眠を、「シっ」と止め、胸元から目を離せない叶未眠に「満足した？」と。
つかみは最高で、前半のコミカルなところは好きだったのですが、後半はちょっと低迷してしまって。
カップルになってからの甘々シーンは可愛かったですし、
入れ替えが発覚した後の 顾言洛の態度も簡単に許すのではなく、自分を信じてちゃんと話して欲しかったと怒り、
学校側にも（もちろんのこと）ちゃんとバレ、こちらは事情が事情でも簡単に収まる話でもなく、事が大きくなってしまう中、顾言洛に迷惑をかけたくないと身を引き別れを告げる叶未眠に「別れない」と言い切るも、叶未眠は勝手に別れを決めてしまうという展開の後、
許しを請う叶未眠を「一緒に困難に立ち向かうほうを選んで欲しかった、結局俺を信じていない」と一端突き放す所とかも良かったです。
と各シーンは面白く見たのですが・・・ライバル絡みの嫉妬の仕方にストレスを感じ、後半は気持ちが乗らなかったです。。。
（画像出典：百度百科）
