ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

私の一番 日本の時代劇

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何これ?と始まりましたが、只今、視聴している華流ドラマがラストまで行きつかないので(観終わっているものもあるんですが・・・とりあえず)、久々に私のドラマ歴史の記憶を留めたいと思います。

 

私は最近はもっぱら、華流ドラマは現代劇と古装ファンタジー劇ばかり見ていて、史劇大作を観てはいないのですが(初めから日本配信が決まっていることが多いのか、私の視聴環境では観れないことが多いということもあります)、

そもそも、韓流も(チャングムでハマった)華流も(ジャクギでハマった)、歴史もあり、愛もある(私には外せない要素←ここ要らない方もいらっしゃるとは思いますが)、史劇大作は大好きです。特に華流の宮廷物の建物美術、小道具、なんといっても衣装!見ているだけでウットリしてしまいます。これは、韓流ドラマのチョゴリもです。

 

私は着物が大好きで、出来れば「フネはいないが波平生活」を送る生活を目指しているので(帰ってきたらスーツから着物になる生活です)、キレイな民族衣装を見ると心が躍ります。

でも、残念ながら日本では時代劇を連続ドラマで見ることは少なくなってしまいました。大河、朝ドラ、BS時代劇とありますが、物足りないですね。

 

そんなこんなで(←どんな)、大昔に夢中で観た、そして大人になってからどうしても見たくなりDVDを買ってしまった日本の時代劇について書きたいと思います。

 

一本目は「江戸を斬る(二部~)」ですね。

 

多くの方がご存じ、遠山金四郎さんの活躍を描いた一話完結の判じ物です。

金さんといえば、高橋英樹さんを思い浮かべる方が多いのでは?と思いますが、私の金さんはこの方 西郷輝彦さんです。

この「江戸を斬る」では金さん、お家騒動を避けるために、若気の至りで彫り物をいれたことを恥じているので、片肌脱ぎで桜の彫り物をみせることは初期はほとんどありませんが、とにかくカッコいいです。

市中で遊び人生活を送っていた金四郎が乳母のお政のやっている「魚政」の巻き込まれた事件を機に、北町奉行の任について悪と戦う、定番のお話です。

恋人である、お雪(実は水戸斉昭の子で水戸のお姫様)と恋愛模様も可愛いです。

このお雪さん、夜は紫頭巾に着流しという男装で悪を退治に行く北辰一刀流の達人でもあり、紫頭巾としてお尋ね者になっているほど、正義感の強い勝気な女の子で 松坂慶子さんが演じていらして、もうこのカップルの目の保養度が半端ないです。眼福。

昼は「魚政」の売り子、夜は義賊になある鼠小僧 次郎吉(松山英太郎さん)も素敵です。手ぬぐいを濡らして戦う技に憧れ練習しました(中二の病)。これを使って瓦に貼り付け塀に上がったりするんですよ~。

中でも一番が、金さんの立ち回りです。

 

着流しで峰打ちで戦う殺陣がとても美しい。

着流しですから、裾が広がってしまうわけですが、その裾裁きの美しさ。時にパンチラならぬフンチラ(褌のことです)もあり、チラリズムも楽しめます(←いらない?)。とにかくセクシーな金四郎です。

お雪の魚の振り売りの売り子姿も色っぽいです。

一話完結、勧善懲悪、コミカルでスッキリ、可愛い恋模様もあり言うことなしです。

二ノ宮 知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」で志のぶちゃんがこのドラマのOPを歌うシーンがございまして、ちょっと嬉しくなったりしました。

こういう、時代劇をまた是非観たいものです。

 

 

もう一本は

おしどり右京捕物車

 

こちらはかなり異色の時代劇ですね。

主役は、中村敦夫さんとジュディ・オングさん。

 

悪の罠にはまり下半身不随になった北町与力が、何もかも、仕事、名誉、身体の自由、子供、と本当に何もかも失ったのに、悪者を憎む執念で、下請け与力となり、車椅子(手押し車みたいなもの)に乗ってまで悪と戦うお話になっています。

一話完結。

制作陣が「必殺シリーズ」と同じですので、アングラな色調が似ています。

虐げられたものたちを守るために奮起する右京を、妻はなが命がけでサポートしていくお話です。

中でも一番は

この車椅子に乗って戦う殺陣ですね。

車椅子での右京の武器は先端に刃物がついた鞭です。

そして、この時代ですから車椅子は人力。この車椅子をはなが押して戦うのですよ。すごくないですか?大人数相手にするシーンもあり、はなは車を押しているので完全な無防備状態。はなの偉大な愛をただただ感じます。

そんなはなさん、ちょっとお呑気な所もあって、そんなこんなで常に悪者の標的になっている右京の弱点なので、ちょいちょい誘拐されたりしてます。

一話、一話の内容はこんな感じでわりと突っ込み所満載となっております。

右京が悪人対して異常な執着の持ち主なので、残忍な終わり方をすることもしばしばだったりしますが、とにかく はなの愛に魅せられるドラマです(ジュディ・オングさんだけに←スイマセン・・・)。

ラスト、すべての厄介ごとを押し付けられ江戸所払いになる右京夫婦。お上の言いなりになって罪は被っても江戸は出ないと、友人の与力に鞭を打つ右京を止めるため、はなは右京の腕を斬りつけます。そして江戸を出て行くのですが、車を嬉しそうに押すはなに、右京が

「うれしそうだな」と聞きます。

「腕を使えなくなったあなたは私のいいなりですもの」と答え

「しかし、腕は治るぞ。そしたらまた鞭がつかえる」

「そしたら腕を切り落とします」

「まだ俺には目がある」

「そしたら目を潰します。耳も舌も切ります、あなたの足でしか無かった私が、あなたの全てになるまで」

と言い切るはな。これを聞いて笑う右京。

と、はなの大きな愛を(大きすぎる愛を)堪能するドラマとなっております。

江戸時代だけではく、現代社会をも風刺するような風刺劇の様相もあるので考えさせられる所もあり、とても奥深い作品だと思います。

 

BS、CSなどで昔の時代劇の再放送があるので、ぜひ気になった方は見かけたらご覧になって下さい。