ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

私の一番 華流ドラマ(時代劇)編

 

このブログは、日々ただ見るだけのドラマの感想を残しておきたい気持ちと、私の感想が切っ掛けでそのドラマに興味を持って頂けたらいいなと、思う気持ちで書き始めました。

なので、記憶の新しいうちにという思いから、最近見たものを書き記していますが、折角なので今まで見てきたドラマの中で一番面白かった物の感想も書いておこうと思います。(これから、変わって行くとは思いますが・・・)

 

華流時代劇の私の一番は

 

「琅琊榜」 です。

 

それでは、私のこのドラマの一番は

 

華流ドラマにはとても珍しいスピーディな展開です。

54話と最近の物に比べると少しコンパクトなこともあるかと思いますが、無駄な場面がなくどんどん物語が進んで行きます。

主人公の 梅長蘇が書いた筋書き通りに話が進んで行くので、見ていて不安になるドキドキ、ハラハラがほとんどないのも良かった。

物語の大筋なお話は、宮廷復讐劇。

陰謀に巻き込まれ不当な罪で一族全てを殺された、赤焔軍(長林王府)の林殊が梅長蘇となり復讐を果たすお話です。

この梅長蘇という人が江湖の江左盟の宗主で、琅琊榜とは琅琊閣という江湖の情報機関が出す、ランキングのこと。架空の時代で江湖の侠客をまとめる宗主のお話なので、武侠物にも入るのかなとおもったりしますが、王族の争いなので、時代劇でいいかなと。

 

スピーディな展開に加え、登場人物の皆さまが素晴らしいです。

味方はずっとちゃんと揺るぎなく味方ですし、梅長蘇の正体に気づき宮廷内に味方が増えていくのですが、みんなブレずに味方です。

一番好きな人物は

何といっても 王凱さん 演じる靖王 蕭景琰。子供の頃からの親友だった林殊の正体に最後まで気づけない(もちろん、みんなが必死に隠してます)残念な王を、素晴らしく演じてました。とにかくカッコいい。不遇時代もいいですし、皇太子になってからもカッコいい。

とにかくかっこよかったです。

梅長蘇がその頑なまでの真っすぐさを守るために、ひたすら自分を隠す通す姿に泣けます・・・

 

もう一人は林殊の婚約者だった(劉涛さん 演じる)雲南王府 郡主 穆霓凰。もう、姿形から、痣、体質まで何もかもが別人になった梅長蘇なのに、すぐ気がついちゃう、愛の人。

劉涛さんは私的にはひと昔前の美人女優さんという印象ですが、古風な一途さが素晴らしかったです。

惜しむらくは夜這いでも何でもして、林殊の子を残して欲しかった(靖王に負けじと頑張って欲しかった~←負けてたかな(笑))。梅長蘇=林殊が後先短いことは百も承知なのに何でしなかったの~。もうグイグイいって欲しかった。子孫を残してこそ、復讐の先に希望が残るってものでしょう~

と、私は叫びましたが・・・

 

「琅琊榜」は弐が制作されてます。私、どうしても上記した思いが強すぎて、庭生の子孫の長林軍のお話に・・・踏ん切りがつかず、視聴できていません。梅長蘇のいない「琅琊榜」・・・

 

まだ、華流時代劇を見たことのない方には、ぜひ、「琅琊榜」お勧めです。