ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

山河令  Word Of Honor

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『山河令  Word Of Honor』 ★5

 

张哲瀚(チャン・ジァハン)さん、龚俊(ゴン・ジュン)さん、主演の武侠ものです。全36話。

 

张哲瀚(チャン・ジァハン)さん、「琅琊榜」「芸汐<ユンシー>伝~乱世をかける永遠の愛~・芸汐传」「如意芳霏」「谁都渴望遇见你」を視聴しました。「芸汐<ユンシー>伝~」の日本での紹介でカナ名が(チャン・ジャーハン)となっておりましたが、(チャン・ジァハン)のままで・・・(←とりあえず、このままに)。主役作品はほとんど視聴しているのでは?と思うほど、もう完全にファンです。とにかくカッコいい。あのステキな6パックを見るたびに、絶対真面目で仕事にストイックな方に違いないと確信してます(そんな张哲瀚さんが好き←完全に妄想ですが、)。

 

龚俊(ゴン・ジュン)さん、「酔麗花 ~ エターナル・ラブ~・醉玲珑」「ロマンスの方程式・致我们甜甜的小美满」「从结婚开始恋爱」を視聴しました。こちらも、絶対真面目で仕事にストイックな方だと思ってます(以下理由は一緒です←そしてそんな龚俊さんも好き)。

 

もうちょっとファントークで、张哲瀚さん子供好きらしく、子供を見るとつい触りたくなっちゃう(近づく)っぽい動画を見ました(いくつか)。すんごい嬉しそうな张哲瀚さんとは対照的に真顔で固まる子供が微笑ましかったです(子供を差し出すお母さんは嬉しそう)。

龚俊(ゴン・ジュン)さん、はプライベートで日本旅行に来ている自撮り(っぽい)動画見ました。奈良公園で鹿に餌やってました、がっつく鹿にビックリしてる姿が微笑ましかった。あとラーメン食べてました(本当に普通に旅行を楽しんでいて、今では気づく日本のファンもいるでしょうきっと、この時に偶然会いたかったです)。

どうでもいいかもしれない話は置きまして、

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

天窗(情報組織、スパイ、暗殺などしている)の首领 周子舒 は野心いっぱいの晋王のために働いています。

でも、天窗を作った時に一緒にいた仲間81人はもう誰もいなくなってしまい自分一人だけが生き残り、生きる意味を見失った、周子舒は「七窍三秋钉」という天窗を抜ける者に課す刑を自分自身に課し、その身体で晋王に申し開き、天窗を抜け三年の自由を勝ち取ります。

本来ならすぐに何も感じなくなってただ植物人間のようになって三年生きるという、おっそろしい刑罰。でも、周子舒は特別な钉の打ち方をしていて、武功は半分になるが、五感は徐々に衰えて三年過ごせる?的な感じ←理解が足りていなく、間違いかもです。

そして、抜けたものの晋王からの追っ手が来ることを見越して、顔を変え(ルパン的な変装術で変装するが、色黒になり無精ひげが生えた程度←微笑ましかったです)綺麗な景色と酒を楽しみながら、残された三年を過ごそうと思っています。

そんな、周子舒は街で偶然 温客行 という人物に会い慕われてしまいます。

この温客行は実は 鬼谷谷主なのですが、自分の身分は隠しています。「阿絮~、阿絮~」と付きまとわれ、その後保護する  张成岭 と三人で旅をすることになります。

江湖では、二十年前に失われた、天下無敵の武器が隠されているという噂の武器庫の鍵「琉璃甲」をめぐって争いが勃発しています。

その争いに巻き込まれている张成岭を助けたために、その争いに参加することになる周子舒たち。でも温客行は自分の復讐計画のために「琉璃甲」をめぐる争いに拍車をかけているのです。

こうして、「琉璃甲」をめぐる江湖覇権争いと温客行の復讐と話は進んで行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

武侠ものの楽しさが溢れていた、です。

 

主役二人が男性の、友情(ブロマンスですね、原作はPriestさんの小説《天涯客》というBLの武侠もの。)物語なのでそのメインの友情もとてもステキだったのですが、「有翡」もそうだったのですが、定番の武侠ものといった感じがしっかりして、そこがすごく面白かったです。

江湖の正派 五湖盟 vs 邪派 鬼谷。という対図があり、正派だけど腹黒ばかりの五湖盟の諸派の掌門たち。鬼谷十大恶鬼ではあるけど実は悲しい過去をもつ 喜丧鬼 とか。

登場する面々の曲者っぷりが良かったです。

そして、メインの方々の使う武器がまた、武侠の醍醐味といった感じでして。周子舒の身体に纏える軟剣、温客行の扇、蝎王の使う琵琶など。

本当に日本の時代劇でこういう活劇をまた見たいな~しみじみ思ってしまいました。カッコイイ剣客が旅をしながら、そこらへんの身分の高い悪者をバッタバッタと倒していくような。私はラブありのお話が好きなので、ブロマンスもよしですが、ラブラインもあり、笑いもありで。

三味線のバチを武器にする仲間とか、仕込み杖とか、手ぬぐいとか、組紐とか、ビードロとか、馬鹿力とか。必殺シリーズに引っ張られてしまいましたが、アングラな感じではなく明るい感じのものが観たいな~。衣装もこのドラマのよう美しい着物で。日本ではもう豪華な時代劇ドラマでは見れないですかね(お金がなくて)。

とまあ、妄想が膨らんでしまいましたね。

 

一番好きなシーンは

EP31。晋王に捕まってしまった周子舒を天窗の若者たちが助けたが、実は罠で、追い詰められた所に、飛んで登場する温客行。扇で敵をなぎ倒していくその姿、カッコいいの一言でした。この後、周子舒に四季山庄の弟子と名のり跪き、その頭に涙を溜めながらそっと手を置く周子舒。そして、そのバックにながれるBGMがもうピッタリで、温客行と一緒に、胸が高鳴りました。

EP34も好きです。温客行が死んだと思ってその復讐するために武功を取り戻そうと、釘を全部抜いてしまった周子舒。でも、すべてが温客行の復讐計画で、その計画を知らなかったのは自分だけで・・・。復讐がすんだお祝いの席で一人沈む周子舒。もうその姿が可哀想でならなかった。でも自分が釘を抜いてしまったことは言えないので、明るく振舞う・・・もう泣けましたね。

ここから先は怒涛の展開。もう涙涙でした・・・。

 

ラストは、視聴者に託された形で終わっていますが、原作では番外編で二人が楽しく暮らしている様子があるとのこと。

そういった感じのおまけ映像も動画でチラリとみたので、悲しい終わりではなく、二人は雪山で仲良く暮らしていると私は思いました。

 

 

 

             (画像出典:百度百科)