ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

夜夜相见不识君  My Decoy Bride

 

『夜夜相见不识君  My Decoy Bride』

 

李菲さん、孙雪宁(スン・シュエニン)さん、主演の時代ラブストーリーです。全24話(一話10分弱)。

 

李菲さん、「寒枝折不断」「花琉璃轶闻」を視聴しました。ショートドラマにたくさん主演されてますね。整ったお顔で甘いマスクで可愛さもあって、なんだか好きだわ。

孙雪宁(スン・シュエニン)さん、「三生三世枕上书」「山寨小萌主」「锦心似玉」「玉昭令」「唐朝诡事录」を視聴しました。大きな役が少なく、印象にあるのは「唐朝诡事录」の樱桃だけですが、とても綺麗な女優さんですね。

 

 

このドラマの私の一番は

(ショートドラマなのであらすじ含め感想を書きたいと思います)

 

愛に生きる男 李书白 です。

 

云樱(江玉箫) は殺し屋組織 星月楼里に所属する殺し屋で、組織からの依頼で 平南侯世子 李书白 を殺す任務につくのですが、この 李书白さんが実は皇太子直属の部下で、星月楼里に殺し屋として潜入していたんです。

云樱は 江玉箫という皇帝からのお達しで結婚することになっていた娘と入れ替わり、嫁として 李书白に近づきます。

嫁が殺し屋と入れ替わったことを知った 李书白さんは頭がおかしくなったふりをして、江玉箫の暗殺を交わしながら、次の手を考えているのですが・・・。

お互いに相手のことを知っていくにつれ、どんどん恋に落ちて行ってしまうわけです。

ストーリーはもう王道中の王道で、すごく目新しいことはまったくなく、こう来たらこう来ると分かってしまう展開ではあるのですが、私は何のひねりもない王道ラブストーリー大好きなので、毎週楽しみにしていた「水戸黄門」を見るように二人の恋の行方を楽しみました。

李书白 が評判通りの名家のおバカボンボンではなく、女にだらしがないという評判を利用しながら不遇の女性たちを助けていた事を知って、江玉箫は 李书白に惹かれていく気持ちが抑えられなくなりますし、さらに3年前に初仕事で失敗し死にそうになった所を助けられた恩人でもあることに気づくんでグイグイ惚れていきます。

と、云樱さんのほうは 李书白に傾いていく過程がよく分かる演出なのですが、李书白のほうは一気にスイッチが入るんです、そこがまたいい。

正体(殺し屋との二重生活ね)がバレてからの怒涛の押しがとても魅力的でした。それまで仕事に生きる男だったのに急変、愛に生きる男に変わるのです。

云樱の父が陰謀に嵌められて謀反の罪で殺されてたと知ると全力でそれを助け、復讐の手助けをし、そしてその復讐をまっとうした後は父親の名誉回復のために皇太子に再調査を懇願する。

皇太子には「まさか、李书白が女のために道を間違えるとは思わなかった」と見捨てられてしまうんですが、なんのその。どうどうと正論をぶちかまして、自分の袖を切り落として縁を切るシーンは男前過ぎました。

復讐の後もうひと騒動あるのですが、そちらもご夫婦で息の合った所を見せつけ無事解決して最後はラブラブで終わるという、安定のハッピーエンドでした~。

お若い美男美女で見る王道ラブストーリー、長さ的にもちょうどいいので、ノンストレスのラブストーリー好きの方は隙間時間にお楽しみ下さい。

 

 

                   (画像出典 百度百科)