『披荆斩棘4 Call Me By Fire S4』
昨年も視聴したこの歌番組。YouTubeの公式チャンネルの登録をそのままにしていたら、新たなシーズンの予告が届きまして。
シーズン4となる今年は日本からEXILEのアキラさんと、ギターリストの雅さんが出演されていたのもあり、興味深々で視聴を始めました~。
シーズン3の時に書いたのですが、今の若者でもヒット曲は耳にしたことがあるが、本人が歌っているの初めて見た!というベテラン歌手、ラッパー、ロックスター、俳優、というエンターテナーたちが集まり、一つ(二つ)の舞台を完成させファン投票(火力値)を仰ぐという番組。
実はシーズン3を観た後、シーズン1も観ちゃったんです。娘が感心(呆れ)しながら、「すごいねー」と何の感情もない声で見つめていたのを思い出します。今回も「あの番組にエグザイルアキラさん出てるよ~」と言ったら、「エグザイルアキラって??」とまさに番組の趣旨に添う返事が返ってきました。
ただいま第五公演を視聴しながらこの感想を書いていますが、この第五公演はどれも素晴らしかった、私好みでした。
講演前の、「0」初舞台前に参加する方々の紹介兼ての顔合わせ的なものがあり、初舞台へと進んで行きます。初舞台は番組側が組み合わせたメンバーでの舞台と個人のショーの二公演。
これはずっとシーズン1から変わらない流れ、ただ今回は大きく哥哥组と弟弟组と二つに分かれています(後にぐちゃっとしてきます)。36歳で分かれているみたいですが、哥哥にも弟弟にも36歳の方がいらしゃったような気がして正しいここの線引きが何だったのかは分からなかったです(言葉の壁で私が理解できてないだけだと思います)。
この初舞台で推しを見つけるのが私の定番。前回はもともと推しありで見ましたが、今年はここで一目ぼれした、(↑上記ポスター参照)、韦礼安さん(台湾の有名歌手)、梁龙さん(ロックスター)を推すことに。
特に 梁龙さんは 李克勤(香港の有名歌手)との初舞台「无价之姐」というショーが素晴らしかった。ソロの「我要开花」(ご自分の歌)にやられました。独特のお声と発声から奏でる個性たっぷりな歌が素晴らしかったです。
この初舞台で会場にいる1000人のファンが投じる「火力値」で出演者に順位が付けられ、ここからはチーム戦に突入していきます。
アキラさんと雅さんは 梁龙さん(リーダー)と 向佐さん(香港出身の俳優さん)と同じチームになり第一公演「自由飞翔」を披露します。ただ、この公演は「火力値」を稼げなくて、向佐さんがここで番組を去って行ってしまう事に・・・。公演を作り上げる過程もバッチリ密着放送されるのがこの番組の魅力でもあるのですが、ここで、三人の足を引っ張っていると感じた 向佐さんが公演前に番組を下りようとして、雅さんが怒りむき出しで説得するというシーンが流れて、雅さんの男気溢れる真っすぐな姿が刺さりました~。
雅さんはこの番組が始まってから中国での人気が爆上がりとのことですが、納得しかないご活躍なんです。お顔もカッコ良過ぎですし、ギターパフォーマンスも魅力的過ぎますし、寮での生活、練習風景で見せる人となりも魅力的とパーフェクトでした。
この第一公演を終えてチームの再編成になります。ここで、哥哥組から三人、弟弟組から三人、各リーダーたち選出で入れ替えがあります。雅さんはこれに選ばれこれ以降弟弟組の 尤长靖さんリーダーの組に所属して戦うことに。
アキラさんは、李克勤さんのチームに。アキラさんは李克勤さんに選ばれたことがすごく良かったのではないかと思いました。圧倒的人気とリーダーシップを誇る 李克勤さんが守るチームが強いんです。
シーズン1から(2は観てないんですが)視聴した私はあることに気づきました。ダンサーの方は苦労されるんです。知名度があっても苦労されてました。あとラッパーさんも俳優さんも知名度に関わらず「火力値」の獲得に苦労します。そして外国枠も。
やはり歌手としての実力と人気と知名度、そしてリーダーシップのあるリーダーのいるチームが強いんです。
二人が入った「尤长靖チーム」と「李克勤チーム」はここが安定の強さを見せてました。
第二公演はもうダントツで私は推し 韦礼安さん率いるチームの「负重一万斤长大」が良かったです。その迫力に泣きました。李克勤チームの「兰亭序」も尤长靖チームの「表白」も良かったです。この第二公演は演者のリアクション付き公演の様子が切り抜かれていて、このリアクション付きの切り抜きがとても良かったです。(ただ、どの放送もそうなのですが、著作権の問題か長い放送では歌自体が切られていることが多く、歌は各曲の切り抜きで確認しないといけないです。私はその切り抜きを流しながら、穴を埋めてく感じで本編を観てます)
韦礼安さんチームの「负重一万斤长大」は太一さんという方の原曲なのですが、この曲を別番組で使われているのを見たことがあり、その時にこの曲に圧倒されまして、調べて太一さんが歌うこの曲を何度も聞いたんです。ただ、この曲のイメージとなっている韓国映画「ソウォン/願い」を視聴してからはとても何度もはきけなくなりまして・・・。すごく映画の想いを汲んだ祈りみたいな曲なんです。最近は聞いてなかったんですが、この舞台も映画に込められた思いをそのままに、祈りと願いが込められた舞台で素晴らしかったです。
韦礼安さん、严屹宽さん(俳優さん)、徐海乔さん(「醉玲珑」「梦华录」「苍兰诀」「灼灼风流」「与凤行」を視聴しました)、庆怜さん(「創造営2021」で惜しくもデビューはできませんでしたが、その後も中国で活動していらっしゃいましたね)、4人のパフォーマンスが感動的でした。感情が昂られた 庆怜さんの鳴き声が静かに広がるラストは涙しかなかったです。
かなり、熱く語り過ぎてしまったので一旦ここで終わりにします。続きは全放送が終わってから追記したいと思います。
(画像出典 百度百科)