『玉昭令 第一季 No Boundary Season 1』 ★3
官鸿(グアン・ホン)さん、张艺上さん、主演の古装ラブファンタジーです。全32話。
官鸿(グアン・ホン)さん、「流星花园2018」「穿盔甲的少女」を視聴しました。「成化十四年」にも主演されてます。花男ファンなので活躍うれしく見守っています。私の好みで言えば、現代劇が好きですけど、古装扮装が続いてますね。
张艺上さん、「唐人街探案」を視聴しました。このドラマ視聴中に「恋はdeepに」が始まり、今田美桜さんにそっくり、だと思ってしまいました。
このドラマの簡単なあらすじは
仙、人、幽族(魔族)が混在する世界で、启封府の捕头(警察官のような人)である 展颜 は焼死事件を追っています。その容疑者に 细花流门主 端木翠 が浮かびます。事件解決のために 端木翠から事情を聴きたい 展颜ですが、上仙でもある彼女には会うこともできません。
でも、この事件に幽族が関係していると知った 端木翠の方も事件の調査に乗り出します。上仙である彼女は幽族を捕まえるために蓬莱から人間界に下りて来ています。
端木翠の調査協力を彼女が容疑者だから断った 展颜に(この辺り、神様に近しい存在のものを人間の法で裁こうとしている所すごいな、と)腹をたてた 端木翠は別々に行動しようと言い、二人は仲違いしてしまいす。
でも、展颜の義母が幽族の毒に侵され、端木翠の力を借りないと母を救えないと思い知った展颜は端木翠に頭を下げ事件解決に協力してもらいます。
この事件を無事解決し、その後も協力を約束する二人。
仕事一筋でお堅い 展颜と、上仙(だからか)でわがままで子供ような端木翠が、幽族が関わる事件を解決しながら、お互いを認め(割と急速に)惹かれ合っていくラブラインと、端木翠が人間だった1000年前の幽族と人間の戦争時に起こった悲劇が徐々に明らかになっていく・・・と始まります。
このドラマの私の一番は
主役端木翠をめぐると展颜とライバル 温孤苇余 の陰と陽の対比です。
かなり急速に主役カップルがラブラブになっていく展開で、1000年ずっと端木翠を寄り添い見守って来た、细花流の上仙仲間の医者 温孤苇余 の闇落ちという先がもう見えてしまい(原因の一つはオープニングのおでこから角の生えたお姿・・・いやカッコイイのだけどね)二人がイチャイチャする姿が心に刺さる。
端木翠と展颜カップルも14話でもうラブラブモード全開なので、もう後は切ない展開しかないとかなり序盤から追い詰められた気持ちで視聴していたのですが・・・
二人が仲良くなりながら事件に巻き込まれ困難に合っている時に、一人自己を犠牲にして端木翠救出に奮闘する 温孤苇余の姿が映ると、「やめて、そこまでしなくてもいいよ。だってあちらは割と困ってないよ、むしろちょっと幸せそうだよ」と。
闇落ちを阻止したい気持ちでいっぱいになってしまいました。
私の願いも儚く、中盤から終盤はずっと切ない展開でした・・・。
端木翠の過去の業が重くのしかかって、上仙と人間なんてものともしない二人の絆も、お互いを思う気持ち故に切ない別れがやってきます。
二人ともお互いにすごく好きなので、酷い言葉を投げかけたり、思いを残さないよう撥ねつけたりするのですが、心の底では相手を思っているわけです。
なので、やっぱりやり直したい、二人でならどんな事も乗り越えられるかもと、元に戻りそうにもなるのですが、別れてからはなかなかに切ない距離で。
そこに闇落ちした温孤苇余が、また救いのない道ばかりを選び。温孤苇余にやはり1000年思いを寄せている梅の幽族 红鸾 のあなたとならば何処までも一緒に落ちて行くという、ただひたすら尽くす愛が哀しく・・・。
綺麗な映像とせつないラブラインが好きでした。
仙人仲間のじーさんたちと、何より端木翠のお兄さんの(韩栋さん。色んなとこで神系やられてますね) 事の成り行きの見守り方がね。気が長かった。
もっと積極的に止めに来てよっと思いましたね。温孤苇余もそんな突き放さないであげて~と。
前半人間界で悪さをする幽族の方々が、蚊やら(いや、人類を一番殺す生き物ですが)、カメレオン(トカゲ?)やら、ついっ突っ込みたくなる正体でした。
そして、こちら全32話と書きましたが、第一季ということで、ぶつ切りという感じで終わられてます。終わり方にちょっとビックリしました。
流石にこの終わり方、すぐ二季やってくれますよね?大丈夫ですよね?と32話のエンディングに向かって尋ねてしまいましたよ。
(画像:出典 百度百科)