ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

风月无边 The Revenge of Begonia +  授她以柄 A Tale of Love and Loyalty

 

『风月无边 The Revenge of Begonia』

 

洪潇(ホン・シャオ)さん、严子贤(イエン・ズーシエン)さん、主演の民国時代もの復讐ドラマです。全24話。

 

洪潇(ホン・シャオ)さん、「追球」「玉昭令」「蒼蘭訣(そうらんけつ)~エターナル・ラブ~ / 苍兰诀」「大理寺少卿游」を視聴しました。主演は初めてです。

严子贤(イエン・ズーシエン)さん、「 麗しの城主様~恋の宮廷騒乱記~ / 保护我方城主大人」を視聴しました。ショートドラマ主役が続いてますね。

 

 

このドラマの私の一番は

 

傷の手当の痛みをこらえるのにバラを咥えた、一話シーンに心を掴まれました。

 

男主 贺行洲 を庇って刺された、女主 杨安凝 を 贺行洲が車で治療するのですが、まず、「え、病院行かないんだ?刺されたのに?」そして「えっ、塗り薬でいいんだ、刺されたのに?刺し傷なのに出血少ないから?」と久々画面に向かって真剣に問いかけていると、バラ登場!。「えっ!咥えるのそれ?カルメンでしか見たことないやつ(←偏見)。痛み堪えるのにバラの茎。斬新。しかもそのままラブシーンって、刺し傷は?もういいの?」と興奮してしまいました。

ストーリーは、京劇の劇団の花形でもあった師兄 が営業に行った名家から遺体となって戻って来てしまい、その遺体には暴行の痕跡があったことから、杨安凝は何かあったと思い、事件の真相と師兄を殺した犯人への復讐を誓います。

そのため、営業先の 贺府へ潜り込むため 贺行洲を誘惑して愛人となるのです。師兄への復讐のためだけに近づいたはずの 贺行洲にどんどん惹かれて行ってしまう 杨安凝・・・復讐に愛情が邪魔になっていってしまうという展開でドラマは進んで行きます。

私は、バラの場面がピークでしたが(一話ですが)、杨安凝の積極的なラブシーンは美しかったです。杨安凝さんが伏魔殿と称される 贺府へ乗り込んでいくのですが、かなりやる気満々で入ったわりに、やられっぱなしでハラハラ展開でした。黒幕のほうが一歩も二歩も上を行く展開でございました。私的には復讐ものはやり返す爽快さがあってこそ、なんですが、苦しめられるシーンが多かったです。

 

 

『授她以柄 A Tale of Love and Loyalty』

 

李菲(リー・フェイ)さん、明加加さん、主演の時代ショートドラマです。全20話。

 

李菲(リー・フェイ)さん、「寒枝折不断」「夜夜相见不识君」「花令嬢の華麗なる計画 / 花琉璃轶闻」「卿卿三思」を視聴しました。

明加加さん、「卿卿三思」を視聴しました。

 

 

このドラマの私の一番は

 

李菲さんに始まり、李菲さんに終わる、です。

 

まず、オープニングに現れる寝台に座る 宇文渊(男主)がカッコよすぎ。美し過ぎ。このシーンはもちろん本編でも出てくるんですけど、オープニングで見せられることでしっかり掴まれてしまいます。

ドンとサービスショット(筋肉披露)はないのですが、チラ、チラと胸元が見えるのも、お美しいお顔と合わせ、視聴者(私)の目を釘付けにしたことでしょう(私だけかも?)。

とにかく全編に渡り、宇文渊(李菲さん)が美しかった・・・です。古装扮装がまたお似合いですよね~、出演作品もほぼ古装なのでご自身も魅力を把握していらっしゃると思いますが、綺麗です。私の願望としましては(どうでもいいでしょうが)室内着もしくは内着のときのヘアスタイルをハーフアップではなく、黒々としたワンレンで下ろしきったお姿を拝見したいと、思っております。

ストーリーは、

婚約も決まっていた恋人 苏颜 に急に 陛下である兄に嫁ぐと振られてしまう 宇文渊。自分は辺境の地を守るために領地へ戻り、5年の歳月が流れる。部下の反乱で王都が攻められた 苏颜は、王都の守りに 宇文渊を呼び戻すのです。

宇文渊は、ひどい裏切り方をされた元カノの元へやって来て反乱を収め、王宮の守りにつくんですが、苏颜の「私に出来ることは何でもする」という約束をたてに、振られた憂さ晴らしの様な横暴な行動ばかりをします。

苏颜には 宇文渊を振らなければいけなかった切実な理由があり、恨まれる覚悟で 宇文渊を傷つけたので黙ってやられるままになっているのです。

反乱をきっかけに、五年ぶりに再会した、お互い未練しかない二人の再熱する恋愛模様が展開していきます。

この主役二人、苏颜&宇文渊カップルが、自分の兄と姉に人生を翻弄されているんですね。とくに 苏颜は。実の姉にいい様に転がされていて、その 苏颜に 宇文渊はすべてを捧げて・・・。

ラストはバッドエンドとなるんですが、死は共に・・・だと思っていたのに、苏颜は生き残り・・・別の死に方を迎える。姉の遺言で甥っ子と国を守るため全てを捧げ、恋人を騙し、最期は恋人を一人で逝かせ、苏颜の人生って、あまりにも悲惨過ぎませんか・・・と。

でも、完全に 宇文渊と共にドラマに入り込んでいたので、宇文渊が可哀想でならなかったです・・・、一人で逝く最後のシーンなど、「えっ、ひどすぎる~、最期はせめて二人で一緒にでいいじゃないか」と歯がゆい思いでした。

おまけの様な二話、過去編ではなく別未来の幸せエンド編でお願いしたかったです。

 

 

                     (画像出典 百度百科)