ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

终于轮到我恋爱了 Time to Fall in Love

 

『终于轮到我恋爱了 Time to Fall in Love』 ★3

 

罗正(ルオ・ジョン)さん、林昕宜(リン・シンイー)さん 主演の恋愛ドラマです。全24話。

 

罗正(ルオ・ジョン)さん、「当她恋爱时」「恋爱吧,食梦君!」「扑通扑通喜欢你」「眼里余光都是你」「惹不起的千岁大人」を視聴しました。とにかく鼻の高いイケメンさんですよね~。何か一つでも日本に上陸してくれればいいのに、と思っております。

林昕宜(リン・シンイー)さん、「韫色过浓」「太陽と月の秘密~離人心上~ / 离人心上」を視聴しました。主役をやられるようになったんだ~と。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

花颜集团の社長(化粧会社) 顾西城 は身体の弱ってきた祖母を喜ばすために(たった一人の孫に早く結婚して幸せになって欲しいと強く望んでるのね)恋人を演じてくれる女性を雇うために面接をします。 

化粧品のライブ配信をしている 苏颜兮 は商品を提供してもらうために花颜集团の面接にいくのですが、間違えて恋人役の面接を行っている 顾西城の所へ行ってしまいます。

話がかみ合わず、報酬(5万元←破格じゃない?)の額を決めた後、24時間一緒にいるという条件を聞いて、仕事内容が配信だけではないやましい事が含まれると勘違いした 苏颜兮は怒って捨てセリフを言ってその場を後にします。

すっかり恋人選びが馬鹿らしくなった 顾西城は帰るのですが駐車場でまた 苏颜兮に会い、助けようとした所転んでキスしてしまいます。

この時の防犯カメラの写真を副社長で友人の 司徒朔 がおばあちゃんに送ってしまったことから、恋人がいるのに黙っていたと怒られてしまうのです。(たまたま病院で 苏颜兮に助けられたおばあちゃんは運命の相手と積極的に)早く合わせろと迫られ、しかも発作を起こしてしまうので、顾西城は仕方なく 苏颜兮のことを調べ連絡を取ることに。

ところが、司徒朔が調べてきた相手は 苏颜兮の双子の姉 贺锦兮で。両親の離婚により父方に引き取られた 贺锦兮は高飛車で高慢な女性でしかも無駄遣いが過ぎてお金に困っているのです。そんな時 顾西城が連絡をくれ、彼の探しているのが 苏颜兮だと分かったのですがお金のために恋人の契約を結んでしまいます。

そして、苏颜兮の所へ現れるのです。何年も会ってなかった二人ですが、 贺锦兮は 苏颜兮が母の病気の治療のために大金が必要というのも調べていて、この契約をやり通せば母が治せると脅します。

断る 苏颜兮ですが、「もうお金を受け取ってしまった」た言い切る 贺锦兮に何も言えなくなってしまいます。そして 贺锦兮は母を連れて外国へいってしまうのです(海外で母の手術をするという、そして自分も雲隠れ)。母親を人質に捕られてしまった形になった 苏颜兮は仕方なく、贺锦兮になり 顾西城と恋人契約を結びます。

出会いが悪かった二人ですが、一緒にいるうちに惹かれ合い・・・とお話は始まって行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

幼い時に自分のために兄を亡くした 顾西城は自分の目にするものは全て偶数でなければならないという強迫観念に悩まされているのですが、このトラウマを知った 苏颜兮が事実に迫る所です。

 

自分の傷を隠したくて、怒鳴る 顾西城に怯みながらも、その傷に触れようとする、立ち向かう 苏颜兮の強さが良かったです。

人の心の傷って触れたくないと思ってしまいます。知っても傷が深ければ深い程何も出来ないと、関わる前から思ってしまうので。それが大事な人でも。

惹かれ合ってはいますがちゃんと恋人にはまだなっていないその状況で、ここには土足で上がってくれるなと言わんばかりの 顾西城の態度に食らいつく 苏颜兮の強さ、ステキでした。このくらいの強さがないと人の心には飛び込めないなと。(結果が良く出るか、悪くなるかはまた別の話ですが)。

ここから二人が本当の意味で一緒にいる、恋人になる姿が良かったですね。

 

罗正さんの双子シリーズ(←勝手に私が呼んでる)第三弾ということで、最大の難関は入れ替わっている、贺锦兮と偽っていることなのですが、ここが大分終盤まで押します。中盤までは 顾西城に大学時代から恋をしている 思い込みの激しすぎる 南宫琉璃と その友人 付博雅に振り回されます。この二人のドロドロ加減が激しく、ラブコメではなく愛憎劇に近いかなと。

おねえちゃん贺锦兮の巻き返しも凄かったです。

でも、ですね、ちょっとこの入れ替わり部分の説明が足りなくて(華流ドラマスタイルなんですが)、なぜにこんな頑なに 顾西城に真実を言えないのかが分かりずらかったですね~。

顾西城の方はおばあちゃんを安心させたいだけの恋人役なので、言っちゃえば誰でもよかったはず。別に初めから 苏颜兮が同じ額を要求しても支払ったでしょう。だから、正直に言えば何の問題もないんじゃ?と思いながら見てましたね。お母さん人質問題とかあるにはあるんだけど、言っちゃったほうが何とかなりそうだったので(顾西城の財力で)。

ラストで 顾西城が初めて面接で会ったのが 贺锦兮だと思っていて、贺锦兮に脅されていたとはいえ、苏颜兮が替え玉になったのをお金欲しさと思い、自分に行った全ての行為が嘘だったと問い詰め、二人の別れになるのですが、そんなこんなで気持ちが乗り切れない。

元々この誤解が生まれた理由が最後に分かるのですが、これをちゃんと冒頭の面接のシーンで分かり易く見せていただいた方が、良かったな~。

甘々シーンは甘くて可愛かったです。

 

双子シリーズ(勝手に言ってます)、私は「眼里余光都是你」が一番好き(カップルの相性が好き)。こちらは入れ替わっていることがネックではなくて、覇总のストカー気質が問題でしたね。「扑通扑通喜欢你」はラブコメタッチですが、入れ替わりの理由が詐欺行為に該当するので、バレた時の重さが重かった(真実を言い出せないところが分かり易かった)。三本もあるとちょっと比べられて面白いかもと、思いました。

 

 

 

                       (画像出典 百度百科)