ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

Be Loved in House  約・定~I Do

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『Be Loved in House  約・定~I Do』 ★3

 

賴東賢(アーロン・ライ)さん、王碩瀚(ハンク・ワン)さん 主演の恋愛ドラマです。全12話+番外編。

 

賴東賢(アーロン・ライ)さん、王碩瀚(ハンク・ワン)さん、共に初めてお目にかかりました。

賴東賢(アーロン・ライ)さんは「HIStory マイ・ヒーロー」に出演されています。

王碩瀚(ハンク・ワン)さんは「noovy」という日本デビューもしている台湾ボーイズグループの元メンバーさんということで、日本語もペラペラだそうです。

 

 

このドラマの本当に簡単なあらすじは(日本配信してますので)

 

石磊 の働く「精誠スタジオ」(ジュエリーデザイン工房かな?)は経営不振にあって、新しい経営者がやってきます。その新しい経営者 金予真 がやって来るのですが、出社初日に「シングル規約」なる社則を張り出すのです。社員は恋愛禁止、結婚した人は退社することという、何とも理不尽な社則で。

しかも、石磊はいっしょに暮らすことになってしまいうのです。同居を続けながら何とか 金予真の弱みを握って、「シングル規約」を取り下げて貰えるようにしようとする  石磊ですが・・・・と始まって行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

後半登場する 金予真の元カレ 易子同さんの奥深い行動です。

 

「シングル規約」が社内恋愛禁止というものではなく、社員の恋愛そのものを禁止するというかなり理不尽な社則なのです。結婚で退社ですから・・・(寿退社と昔は言いましたがね)。

それをなくして貰おうと奮闘するうちに、同居の二人の距離は近づいて行き・・・。と恋愛模様としましては鉄板のお話なのです。

金予真のほうは元々ゲイで学生時代にあった 石磊のことを覚えてたりするので、だいぶ初めの方から 石磊に惹かれ出してまして(私の見た感じ)、家ではなにかとゼロ距離になりがち(BLドラマのこの初めからゼロ距離って定番なんですけど、いいですね、分かり易くて本当に好き)。

このゼロ距離攻撃と、潔癖で強い人に見えて実は繊細な人だということが分かってしまう・・・というナイスな展開で、どんどん 石磊が 金予真に惹かれて行く姿が可愛かったです。

石磊のえくぼが可愛くて、序盤は反発してプリプリしてる事が多いのですが、どんどんキラキラウルウルという表情になって行くんですよ~、いや可愛い。

でも、金予真さん「シングル規約」なる非情な社則を作るぐらいなので、もちろん過去に酷い恋愛経験があるのは視聴者(私)には分かってしまいうわけです。

石磊も惹かれれば、惹かれるほど、金予真のことが気になる様になるので、金予真の大学の先輩でもある行きつけのカフェのオーナー 言兆綱 に過去の事を聞いちゃう。そしてその過去に触れ、自分の気持ちも自覚するようになっていき・・・

(男に惹かれ始めて戸惑う 石磊の背中を押す お母さんが素敵でしたね)

そして、二人の距離が近づいた時に突然の登場の元カレ 易子同さんなんですが・・・登場時から、何とも怪しげな行動をとっているんですよ。

金予真を煽ったり、石磊にちょっかい出す素振りを見せたり、と。

でも、すべては 金予真にもう一度恋をしてもらいたい、幸せになってもらいたい、という思いから取っていた行動だったんです。

嫌な奴を演じながら、金予真の頑になってしまった心をこじ開けていたんです。

何でこんなに時が経ってから?という疑問も湧きますが、ずっと海外に行っていて別れた後に 金予真が交通事故に遭い、その後心閉ざした寂しい生活を送る様になってしまったことを最近知った、というようなことが語られ、番外編では別れた時の事情が詳しく分かり、いや~良い人だ、としみじみ。

冷たいところもあるんだけど、金予真のことを本当に愛していたことにはかわりなく、金予真の愛が重すぎたと・・・。

 

一話が30分と見やすく、内容もとことん分かり易いので、隙間時間にさらりと見れて良いドラマでした。(台湾BLとしては以前見た「HIStoryシリ―ズ」や「永遠の1位」のほうが私は好きですが。)

 

 

 

             (画像出典 ttps://twitter.com/blih_official)