ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

贺顿的小可乐  He Dun's Happiness

 

『贺顿的小可乐  He Dun's Happiness』

 

杨紫(ヤン・ズー)さん、井柏然(ジン・ボーラン)さん、主演のヒューマンドラマです。全8話。

 


杨紫(ヤン・ズー)さん、「霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜 / 香蜜沉沉烬如霜」「Go!Go!シンデレラは片想い / 亲爱的,热爱的」「女心理师」を視聴しました。思いのほか少ないなぁ~と改めて思ってしまう…。

井柏然(ジン・ボーラン)さん、「皇后的男人〜紀元を越えた恋〜 / 相爱穿梭千年」と映画「微微一笑很倾城」「女心理师」を視聴しました。

 

こちらのドラマ「女心理师」の続編となっています。

「女心理师」の感想の記事に書いたのですが、「女心理师」がかなり色々放置されたままの結末になっていまして、続きがあるようだけど・・・・どうなるんだろう?という感じだったんです。そして約一年の時を経て、この「贺顿的小可乐」となりました。

始めに申しますと、まさに続きでした。なので、これだけを見てもなんのこっちゃわからんという部分もたくさん出てきます。

私自身も細かい設定を覚えていず、ぼんやりとした記憶を引き起こしながらの視聴となりました・・・本当にどうして、この8話分がこうして後から公開になったのかしら?と思いながら見た次第です。

もう一度「女心理师」を頭から見直そうかしら?と思ったんですが、重たい内容だったので、気持ちが「良し、見直すぞ!」とはならず、「女心理师」をまだ見ていらっしゃらずこの作品に興味のある方はぜひ「女心理师」からの一気見をお勧めいたします。

 

では、簡単なあらすじを

 

钱开逸 のラジオのコーナーに一人の女性を探して欲しいという手紙が投稿されます。その手紙には詳しくその女性 安娜 の人生が書き綴られていたのです。

钱开逸たちは数ある投稿の中から次のテーマに「安娜」を選び番組の中で「安娜」を追っていくのです。

贺顿 の方は、母 赵希平を利用するように近づかれていた 温良 と対峙することにします。 叶家辉 も養父 叶继成 との関係に決着をつけようとしていて・・・

そして、ラジオに投稿された「安娜」の物語りが進むにつれて、贺顿は母 赵希平と「安娜」に繋がりがあることに気が付くのです・・・

 

 

このドラマの私の一番は

 

贺顿 と 赵希平 母と子の人生です。

 

「安娜」の物語りが、贺顿と結びついた時、贺顿の中の崩壊した心、様子が本当に辛かった。「女心理师」から繋がる 贺顿のトラウマの決着。子供の 贺顿が受けた数々の傷の大きさと深さ、そんな 贺顿を救った 赵希平 の強さ。

贺顿と同じように 赵希平の負った心の傷も相当なものだったと分かる、だけどその傷に蓋をして 贺顿を守り育てた…もう 赵希平お母さんのすごさに心を撃ち抜かれてしまいました。

姉の子 贺顿を引き取り、育て、自分の子を失ってからも、贺顿を愛し守って来たことが痛烈に伝わってきました。

「女心理师」でも複雑な母子関係だと分かるんですが、その複雑さの答えが分かる。でもその複雑さを上回る 赵希平という女性の愛の大きさも分かる。でなければ、贺顿がこんな風な大人に育たない・・・と私は感じ取りました。

「安娜」の存在が分かることによって、二人の間にあった大きな塊が崩れていく・・・二人の関係が本当の親子になる・・・。

钱开逸 という存在がなければ 贺顿もその真実を受け止められなかったかもしれないと。钱开逸と再会して、钱开逸の明るさと前向きさと強いメンタルに支えられた 贺顿だったからこそ、傷を乗り越えられた・・・海辺のキスシーンはそんな二人の絆がとても伝わる美しいシーンでした。(「女心理师」のポスターのシーンです。やっと見れた)

 

ただ、やはり通して見たかった、全部通して見たかった(二回言わせていただきましたが、そんな言うなら頑張って通して見なさいよっ←自分に突っ込み)。叶家辉 も 叶继成 親子の決着についても、通して見ないともうあの複雑で濃く重い、二人を含んだ 姬铭聪  傅棠 四人の関係性が分からない(←記憶蘇ってはきましたが、当たり前ですが、バシっとはこない。しかも、叶念棠って誰?偽名だったけ、とか?思い出せないこともあるし・・・)

 

というわけで、未視聴の方、お時間と気力がある方はぜひ、「女心理师」から通して見て見て下さい(私もチャレンジするかも、です←弱気ですが、)。

 

 

                  (画像出典 百度百科)