『一念花开 Blooming』 ★4
方逸伦(ファン・イールン)さん、黄日莹(ホアン・リーイン)さん、主演の古装ラブファンタジーです。全30話。
方逸伦(ファン・イールン)さん、「明月記~ 夢うつつの皇女~ / 明月照我心」「竹马钢琴师」「寵妃の秘密3~時空を結ぶ運命の約束~ / 双世宠妃Ⅲ」を視聴しました。「一念关山 」観たいな~、国際版で配信がないってことは、日本のどこかが買ってくれてるのかな?
黄日莹(ホアン・リーイン)さん、「殿下攻略 ~恋の天下取り~ / 惹不起的殿下大人」「侠探简不知」「罗密欧方程式」を視聴しました。「对你不止是喜欢」を視聴中です。
このドラマの簡単なあらすじは
100年前、清源派の 慕白真人 は、清源派が守っていた「七叶莲」を失ってしまいます。そしてその行方を追って 慕白真人は行方が分からなくなってしまうのです。
100年後、すっかり力を失くしてしまった清源派だったのですが、養い子の 赵坦坦 は再び清源派が力を取り戻すために日々努力を惜しみません。
久々に近所の村から悪さをする 槐树精を倒して欲しいという依頼が来ます。門派勢ぞろいでその依頼をものにするためにがんばるのですが、すっかり落ちぶれてしまった門派だということがバレてしまい村長は帰ってしまいます。
みんなの食費にも困っている状態を打開しようと 赵坦坦は山を下り村で稼ごうとするのです。
初めて山を下り、人里の物珍しさを見物していると、男を誘拐しようとしている一団に会います。赵坦坦は、持ち前の正義感からその男を助けようとするのですが・・・
その男 崔尘 は実は行方不明の大師兄 慕白 で、慕白の方は百年前の「七叶莲」の喪失に絡んだ恋人 莲纹 に 赵坦坦がそっくりだったので 莲纹だと思うのです。でも、赵坦坦は自分の事をまったく覚えていないのを知り、ただ顔が似ているだけか確かめるため、一緒に行動するのです。
落ちぶれた清源派を立て直そうとがんばる 赵坦坦と、100年前の恋人との因縁とバラバラになってしまった「七叶莲」を集め「七叶莲」を守ろうとしている 慕白、二人の師弟を越えた恋のお話が始まっていきます。
このドラマの私の一番は
超前向きな元気少女 赵坦坦が可愛かった、です。
天真爛漫でガッツあふれる 赵坦坦の明るさが本当に可愛かった。
清源派を立て直そうと全力で突っ走る姿が良いですし、慕白が師兄だと分かった後もまったく実力が劣っているのに大師兄と認めず、ライバル認定して張り合おうとする。
もちろん、大いに失敗するんですが仲間の精霊たちのおバカ加減も合わさって、とてもコミカルで可愛いんですね。
その一生懸命な様子に、昔の恋人だと確かめている 慕白もわりとすぐこれは違う 莲纹ではないと、赵坦坦の個性を認めちゃいます。
前半の悪さをする精霊たちを懲らしめる各エピがどれも可愛らしく、捕まえた精霊たちが悪さをした理由を知ってすぐ許しちゃって、どんどん仲間を増やしていくところも微笑ましくて好きでした。
後半は「七叶莲」が絡み暗躍する魔族やらが登場して、恋の行方も恋すれば恋するほど広がってしまう 慕白の額に咲く毒の花のおかげで困難が訪れてしまうんですね。
本気の恋を知って、出来ると思ったら絶対に何でも出来ると思っていた 赵坦坦もどうにもできない事があるとわかる。
好きな人のためにあきらめる事を覚え、好きな人のために自分を犠牲にする・・・ラブストーリーの定番とはいえ、後半の 慕白と 赵坦坦がお互いに身を引く姿に「ガンバレ、きっとうまく行くから」(古装劇は上手くいかないことが合ったりしますからね。←うまく行くにしても何千年後が多いし)と声援を送り続けてしまいました。
師弟関係なので、お互い気持ちを知った時点で禁断の恋みたいな感じになるのかと思ったら、慕白兄さん、全くそういうの気にしなかった。全力で甘々モードに突入していきました~。この展開がまたストレスなくて良かった、私好みでした。
最終的にラストは予想していた、再会バージョンだったのですが、再会の約束が一万年後で、しかもそれが現代だった~。現代バージョンの 慕白の姿を見た時何だか新鮮だったんですよ。「一万年後は現代だったかー」と妙に感心してしまった私でした。
(画像出典 百度百科)