『以爱为营 Only For Love』 ★４
白鹿（バイ・ルー）さん、王鹤棣（ワン・ホーディー）さん、主演の恋愛ドラマです。全３６話（アプリ視聴でおまけあり）。
白鹿（バイ・ルー）さん、「愛しい僕のラッキーガール / 世界欠我一个初恋」「半是蜜糖半是伤」「周生如故」「一生一世」「玉楼春～君に詠むロマンス～ / 玉楼春 」を視聴しました。すごく観ているつもりだったのに、意外とお久しぶりでした。観るたび本当にお綺麗で、嬉しくなってしまう。
王鹤棣（ワン・ホーディー）さん、「流星花园2018」「蒼蘭訣（そうらんけつ）～エターナル・ラブ～ 苍兰诀」を視聴しました。「浮图缘」をリタイアしてしまった・・・。
このドラマの私の一番は
（このドラマ、本当に久々に中字字幕で視聴しました。ですので、あらすじは省かせて頂きます。あらすじに触れながら感想を書きますが、内容が正しくないかもしれませんので、いつも以上に軽い参考にして下さい）
出会いの動機が不純な理由で始まった恋の葛藤、です。
経済週刊誌の記者の 郑书意 が人前にあまり出ない新鋭の投資家（銀行家） 时宴 のインタビューが取れたという所からはじまります。
时宴は今まで独占インタビューを受けたことがなく、この企画は雑誌の目玉となるため気合いが入る 郑书意です。
急に決まったインタビューだったんですが、突然キャンセルされてしまい、締め切りもあるので提案された別日では困る 郑书意は、その日の 时宴の予定を調べ少しの時間でもインタビューを受けて貰おうとします。
パーティー会場で粘るも、时宴に会うことは叶わず帰ることになる 郑书意。彼氏に迎えに来てもらい家に送ってもらうのですが、携帯を彼氏の車に忘れた事から、携帯の位置情報を頼りに行った病院で彼の浮気現場を目撃してしまうのです。大学時代から５年間熱烈に追いかけられ付き合い出した彼氏の心変わりに打ちのめされてしまうのですが、思いっきり振ってやろうと待ち構えている所に会いに来たその男に反対に別れを切り出されてしまいます。
しかも、理由が浮気相手の女の叔父が云创（时宴の会社）の重役で自分のこれからが保証されるから（みたいなこと）と言われ、浮気されたあげく振られた形になった悲しさよりも、怒りを通り越して呆れてしまうのです。
そんなこんなで更に仕事に打ち込もうと心新たにする 郑书意は、なんとしても 时宴のインタビューを勝ち取ろうと頑張ります。
でもその過程で、そのバカ男が言っていた、云创の重役の叔父（小舅舅）というのが 时宴のことだと分かるのです。
関わりたくない相手ではあるが、チャンスを逃すわけにもいかない、ならばいっそ利用してやると心を決める 郑书意です。
と、始まっていくのですが、郑书意さんは物凄い美人で出来る女性なんですね（中の方白鹿さんですからね）、时宴さんはインタビューの企画内容からも、以前に書いた記事からもそのしっかりした根拠のある仕事っぷりに一目置いていたんです。そしてチラッと会ってみれば知性だけではなく美人でもある（しかも以前に見かけた事があった）と気になる存在なんです。
なので、郑书意にグイグイ来られる内にどんどん惹かれていくんですが、そんなことおくびにも出さず、郑书意を手玉に取って遊んでる感があるのね。
郑书意のほうもインタビュー欲しさにかなり積極的にいき、告白まがいの事までして近づいているうち、时宴の仕事への情熱と信念に（もともとその仕事の姿勢に惹かれどうしてもインタビューしたいと思っていた）どんどん好きになってしまう。
大人の二人がちょっと意地を張り合ってしまうような恋の駆け引きの後、恋人同士になるのですが（美男美女のラブラブシーンはとても甘々で観ていて幸せでした）、时宴が元カレとの事情を知ってしまうんです。
その事情を知った 时宴は、郑书意を完全にシャットアウトしちゃうんですね。
もう本当にビッタリと心の扉を閉じちゃう。言い訳をする余地も与えないんです。
不純な考えで近づき、本気の恋に発展するというラブストーリーは多々あります。今まで自分に見せていた顔、言葉、態度、全てがその目的のための芝居で、嘘だったんだ、と主人公が悩んでしまうという展開。
でもですね、大人な二人、时宴だって近づいた目的があったとしてもそれが全てではないと頭では分かっていると思うんですが、許す気になれない。
観ているこちらには、郑书意が彼氏を取られた腹いせにその女の叔父である 时宴に近づいたわけではないと言うことが分かっている訳ですが、时宴にはそこの所は解らない、でも少なくとも仕事欲しさで自分に近づいてきたことは分かっている。
と、自分の感情でぐちゃぐちゃになってしまって。郑书意の友人から、「振られてからボロボロで痩せちゃったし、立ち直るのに３年ぐらいかかるかも」と聞かされ、自分も好きなのは 郑书意一人なのに、もうどうしたらいいのかわからないと崩れる姿が良かったです（言い方違うか？）。拗らせてしまった大人の男の感情にグラっときました。
仲直りする切っ掛けが、郑书意の病気なんですが、微妙な距離を保ったままの 时宴とそんな 时宴の距離を感じながらも甘えようとする 郑书意のがんばりが可愛かった。
後半、时宴に振られて本当にボロボロだったから、がんばって～と応援し続けてしまいました。
それにしても、華流ドラマの恋愛ものを観ていると、お互い好きという恋のやり取り期間と、付き合い出してからの豹変がなかなかすごいな、といつも思います。
意地を張って素直になれずにいた二人とか、もう付き合ってる状態なのにハッキリしてない二人とかが、ちゃんと「在一起」を確認し合った後はもう直後からびっくりするぐらいの甘々っぷり（急に？そんな感じに？と思わず言ってしまう）。
お互いにちゃんと気持ちを確認するのって大事なんだなと、いつも学ばせていただいております。
おまけ、後半恋のライバルで 周柯宇さんが出演されてましたね。「創造営2021」から「INTO1 」を経て俳優業、きっとこれから色んなドラマで御会いできそうですね。
（画像出典 百度百科）
