ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

百岁之好,一言为定 Forever Love 

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『百岁之好,一言为定 Forever Love』 ★4

 

王安宇(ワン・アンユー)さん、向涵之さん、主演の恋愛ドラマです。全28話。

 

王安宇(ワン・アンユー)さん、「梦回」「女世子」を視聴しました。「梦回」を視聴時に皇子方がカラオケに集まっている写真を拝見したのですが、坊主がカッコイイなと。(このお写真は坊主の私服のイケメンが集まっているとてもインパクトのあるお写真でした)今回もツルツルではないですが、ステキでした。

向涵之さんは、新人さんですね。2002年生まれということでまだ十代、国籍もアメリカという女優さんです。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

男主 蒋正寒 と女主 夏林希 の結婚式のシーンから始まります。

この二人が高校三年で出会い、結婚に至るまでの六年の過程が描かれていく、結果が分かっているだけに落ち着いて見られる恋愛ドラマとなっております。

学年トップの成績を誇る夏林希は(テストに遅刻してもそのテストでトップをとるという完璧な学覇少女)高校最後の学年もクラス委員長になります。

そして、転校生の面倒を見る様に先生に指名されます。

この転校生 蒋正寒 が一筋縄ではいかなく、ネットカフェで働いているのを突き止めるのですが、学校に来るよう説得するも応じて貰えず、ノートパソコンを人質ならぬ物質としてとり、蒋正寒を脅して学校に来させます。でも、このノートパソコンを先生に預けなければならず、いやいや学校に来た蒋正寒に返せなくなってしまいます。

仕事に必要だから返してくれ、という蒋正寒に、明日でいいでしょと強気に応対しますが、罪悪感もあり夜職員室(?先生の部屋?)に入り取り戻すことに協力することに。

うまく取り戻せますが蒋正寒の意地悪で、自分だけ警備員に発見され反省文を書く羽目になる夏林希です。

その後も面倒を見る使命のために(とてもまじめな夏林希ちゃんです)、面倒に巻き込まれるのですが、実は蒋正寒が親の事業の失敗のためお金に困っていて、しかもそのお金も元従業員に保証するお金だということを知ったり、家庭がそんなことになる前はとても勉強の出来る子だったことを知り、蒋正寒の自分の人生を大切にしない姿を歯がゆく思うようになります。

初めはお節介が過ぎて面倒だと思っていた蒋正寒も、自分の事を顧みず気に掛けてくれる夏林希に強く惹かれて行くようになります。

と想い合うが、子供である自分たちにはどうしようも出来ず別れがくる高校時代を経て、大学で再会する二人の恋愛模様が展開していきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

真面目に自分の人生に向かい、真摯に生きていれば絶対に幸せになれる、となる二人が良かったです。

 

冬休み中だったこともあり、前半を娘と鑑賞していたのですが、娘はザ・優等生の夏林希ちゃんが受け付けないと早々に離脱してしまいまして。

「このぐらいまっすぐで真面目なのがいいじゃん」という私に、「正しすぎて困るじゃん」と、確かに現実ではそうでしょう、と大人な娘に感心しながらも、私はこの正しすぎるまっすぐな生き方が良かったです。

誤解から学校に退学を言い渡された蒋正寒に、自分で自分の人生を諦めないよう説得して、その誤解を身体を張って解いて、どうしても反抗的な態度をとってしまう蒋正寒に、先生たちの言葉も逆らわずしっかり聞いて、時には自分を押さえるべきだと話します。

それでいて、親の事情で学校を離れる蒋正寒を必死に追いかけ、「いなくならないで、ここに居て」と素直に自分の気持ちを告げたり、と可愛かった。

自暴自棄になっていた蒋正寒が諦めないで前を向き直し、大学へ進学して、(因みに夏林希ちゃんは高考712点でその地区の状元となってます)夏林希ちゃんと生きていくために頑張る姿も良かったです。

とにかく早く結婚したい蒋正寒くん、学生時代に企業し、失敗するも助け起こしてくれる手がまわりにいっぱい増えていて、がんばったらこうありたいという展開がとても好きでした。

付き合ってからは揺ぎ無い二人の関係も、高校時代の恋愛に至る時の感情のやり取りがしっかり見えるので、それはそうだよね~、そんなことではへこたれないよね~と。

 

ハッピーエンドが分かっている、不動の展開ですが、真面目な二人がちゃんと幸せになれる、幸せなドラマでした。

 

 

 

                 (画像:出典 百度百科)

2gether เพราะเราคู่กัน 

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『2gether เพราะเราคู่กัน』 ★5

 

ワチラウィット・チワアリー(ブライト)さん、メータウィン・オーパッイアムカジョーン(ウィン)さん、(タイの方のお名前は長いことが一般的で、長いので必ず呼び名もあると聞いたことがあります。お二方もカッコ内のお名前が普段から使われています)主演の純愛BLドラマです。全13話+5話(続編)。

 

なんと言っても、このお二方は、タイ版花男のF4。ブライトさんが道明寺を、ウィンさんが西門さんに配役されています。

このブログでも何度も書かせていただいておりますが、私は花男ファン。このタイ版ももう発表された時から話題ですし、「おお!」と嬉しく思ってましたが、先に主演俳優さんに別ドラマでお目にかかるとは・・・

そして、これが良かったのか今の時点では分からない・・・

あまりにこのドラマにハマっていたので・・・、タインとサラワット(今ドラマ役名)以外で見れる自信がまだありません・・・(←でも、切り替えはわりと早めなので、日本公開されるころには大丈夫かと)

 

では、このドラマの簡単なあらすじを

 

高校時代に何人もの女の子と付き合ったけど、どれも短期間で恋愛が終わってしまった タイン は今度こそたった一人の誰かに会えることを期待して大学へ通っています。可愛い女子が多いということでチアリーダー部にはいったり、仲間と新たな出会い探しをしています。

そんな新生活を始めた中、グリーン という男の子に告白されます。

女の子が好きだと断るのですが、このグリーンさん、「恋愛観は変わるからきっと私を好きになる」と、一歩も引かない強者で。

猛烈なアタックに耐え兼ね、元カノに彼女のふりをしてもらうのですが、元カノの今の彼氏がグリーンの友達だったことからそれも失敗。最後の手段で、学校で一番の人気のある男の子に言い寄ってもらえばグリーンもきっと諦めると仲間に言われ、大学一のモテ男 サラワット に彼氏のふりを(自分に言い寄って欲しいと)頼むことに。

このサラワットがSNSも何もやっていなかったことから、連絡とることも一苦労、やっとお願いできても、冷たく突き放されてしまいます。

そのあまりの冷たさに意地になり追いかけるタイン。ギター(音楽)の好きなサラワットに近づくために楽器は何もできないが一緒の軽音部に入部しようと努力したり・・・

と偽の彼氏を頼むタインにうんざりしているはずのサラワットなのですが・・・

と二人の恋模様がはじまっていきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

サラワット&タイン カップルにつきます。

 

「チェリまほ」の次の放送が待ちきれず、こちらを観出したのですがもう両ドラマのカップルに魅せられ過ぎてしまいました。

この二本のドラマを視聴後に包まれた多幸感、ありがとうございました!となりました。恋愛ドラマを観て幸せ+ほっこりで癒される私ですが、本当にステキで幸せでした~。

沼にはまってましたので、深夜のお買い物も止まらず(怖いですよね~丑三つ時のポッチとな(笑))「チェリまほ」も原作漫画全巻買ってしまいましたし、「2gether」も原作が翻訳されていることを知りすぐ購入、一年頑張ったから(年末だった)いいよねとDVDも予約とやりつくしました(満足)。

私の沼状態はどうでもいいですね、ハハハ。

 

このタイン・サラワットカップルの素晴らしいところは何と言っても、お互いをみつめる瞳。

目でのアイ(愛←おっさん)コンタクトが本当に良くて、もう愛が、愛が溢れている。

タイン役のウィンさん今ドラマがドラマ初挑戦だったそうですが、魅せられましたよ。ただの友人としてサラワットを見ていた時から、サラワットにからかわれたり、迫られたりしてどんどん気持ちが変わっていくのが、見つめる目で伝わる。

また、サラワットのタインを見る目の甘いこと。すばらしい。

ドラマ全体は学園もののドタバタも入った可愛いラブコメになっています。

しかも、どっぷりハマっている時に、WOWOWさんで続編を放送!と、ツキを使い切ったかと思うほどついてました。

この続編がまた良かったです。満タンだったコップから満足感が溢れるという締めくくりでした。

5話ラストの二人のやりとり、ぜひ見て見て下さい。うっとりです。

(因みに沼にいましたので、WOWOWさんの次回放送が待ちきれず、タイのオネエ様やオニイ様のリアクション動画で次話を予習するという暴挙にでてました。

このリアクション動画がリアクション動画としても十分楽しめて、オネエ様やオニイ様方のリアクションが可愛く、ドラマに一喜一憂する姿にまたほっこりしました←何をやっていたのやら)

タイのBLドラマはもう少しラブシーンもディープなものもあるということですが、こちらは王道ピュアラブストーリーですので、恋愛ドラマが好きな方はどなたも楽しめると思います(原作はもう少しディープでした)。

 

逃れられない運命-在劫難逃- 在劫难逃 SISYPHUS

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『逃れられない運命-在劫難逃- 在劫难逃 SISYPHUS』 ★3

 

王千源さん、鹿晗(ルハン)さん、主演のSFミステリーです。全12話。

 

王千源さん、初めてお目にかかりましたが、ベテラン男優さん。たくさんのドラマ・映画に出演されてます。

 

鹿晗(ルハン)さん、「择天记」「穿越火线」を視聴しました。本国での活動は映画の方が多く、ドラマは今作で四作品目のようです(百度百科調べ)。今作ではヒール役を演じられてます。

 

ミステリーなので、あらすじは軽い感じでいきます(が、ネタバレにはご注意を!まったく知りたくない方は回避してください)。

 

 

 

 

李澜という女性を殺したといって、付吉亮と名のる青年が警察に自首してきます。犯行を自供し始めた付吉亮ですが、突然、 张海峰という刑事を呼んでくれ、 张海峰にだけこの続きを話すと言い出します。

张海峰は二年前に事故で娘を亡くしてから休職していたのですが、呼び出され付吉亮の取り調べにに立ち会います。

その取り調べで张海峰の娘の事故の話しを持ち出し张海峰の気を引く付吉亮。

取り乱した张海峰ですが、付吉亮の話の裏付けをとるために出かけている間に、取調室に残った付吉亮が突然泡を吹いて倒れ病院へ運ばれ、付吉亮は病院から逃走してしまいます。

本物の付吉亮の死体が発見され、 本当は赵彬彬という名だと分った逃走犯に、元妻を人質に捕られビルの屋上に呼び出される张海峰。元妻を助けようとしますが、赵彬彬に拳銃で撃たれ、その上応援に駆け付けた警官たちの乗ったエレベーターも爆発されてしまうという最悪の場面で、目が覚める张海峰です・・・。

 

と、タイムトラベルと連続殺人事件という物語が展開していきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

連続殺人犯の赵彬彬に深く関わりがある女性 孙晓萌 の婚約者、刘雨奇の愛です。

 

张海峰のタイムトラベル、一回目はその日をやり直します。もちろん、細かいところは変わるのですが、結末は変わりません。

そして、もう一度目覚めると、今度は二年前。张海峰の娘もまだ生きています。

そして前回と前々回ではまだまったく解らなかった事件の全容を追っていくことになります。そして未来では些細な関りしかなかった、孙晓萌と刘雨奇というカップルが事件に大きく関わっていることが解るのですが・・・

 

(ここからは、かなり結末に関わるので、さらなるネタバレがだめな方は回避してください)

 

 

 

 

 

孙晓萌という女性に愛を捧げる二人の男性が事件を複雑にしているのですが、赵彬彬のほうは生い立ちからの深い関りが分かります(もうちょっと深く掘り下げてもいいとは思いましたが、東野圭吾先生の「白夜行」を彷彿させる関係で、私はこれを思い浮かべてしまったので、物足りなく感じてしまいました←浮かべちゃだめでしょう、という自業自得なので、観る方次第だと思います)。

でも、婚約者の刘雨奇は一目惚れした相手とはいえ、知り合って一年の女性に、しかも過去を調べると色々あるのに、自己犠牲を伴う愛を捧げるのです。

赵彬彬の愛より、こちらの愛に感動して視聴していました。

 

そう、この愛に感動していたのですが・・・

まあ、序盤からこの人物もなかなかに一筋縄ではいかない謎な感じではあったので、まんまと制作側に乗せられちゃったのですが・・・

事件の解決編と共にラストに用意されていた、张海峰のタイムトラベルの解決編が私のこのドラマの一番を吹き飛ばす物でして・・・まったく解決しませんで・・・

どうやら「第二季」があるようなので、「おっつ!」となってしまった私の行き場のない気持ちもそちらを観れれば変わることでしょう。

解決編が新たな疑問(モヤモヤ)の始まりという展開になってました。

英名の「SISYPHUS」が罰を永遠に繰り返すギリシャ神話からきていると思いますので、まだ、辛い思いを繰り返すのかと・・・

 

ラストまで観るとミステリーより、SFの方が強いと感じてしまいましたが、12話と短く一話も約30分なので、引き込まれればあっという間です。

二季の展開に期待します。

 

ルハンさんの歌うエンディングの歌がカッコよかったです。顔も声もキレイ、素晴らしい。

 

 

 

               (画像:出典 百度百科)

好想和你在一起 Be with You

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『好想和你在一起 Be with You』★4

 

季肖冰さんと、张雅钦(チャン・ヤーチン)さん、主演の恋愛ドラマです。全24話。

 

季肖冰さん、「S.C.I.谜案集」「蓬莱间」を視聴しました。1987年生まれということで33歳と以外にいいお年でした。

 

张雅钦(チャン・ヤーチン)さん、「扶摇」「少年游之一寸相思」を視聴しました。「少年~」の所でも書いたんですが、菅野美穂さんに似ていると私は思う・・・。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

漫画家の 戚年(女主)は一つの恋愛漫画の連載を書き終えたのですが、その評価が悪く担当編集者にもっと恋愛を学ぶように叱られます。(告白してきた男の子にジャーマン・スープレックスを決めてOKするという斬新なもの。私はちょっと次の展開がきになりました(笑))

次の連載を失敗したら後がないと言われ、新しい男性キャラクター(女の子たちがドキドキするような男)を考えている所に一頭の犬がやってきます。その犬に引っ張られるままに飼い主を探していると、一人佇む男性の所に連れて行かれます。

その立ち姿に思わず見とれる戚年。

飼い主 纪言信 は七宝(犬)を受け取りお礼を言います。一目惚れした自覚はないが纪言信にすごく惹かれた戚年は何とか連絡先をゲットしようとしますが失敗します。そんな時、突然七宝が動き、リードに引っ張られた纪言信がバランスを崩し、二人は倒れ込んでしまいます、さらに七宝が纪言信の上に乗ってきたことでキスしてしまいます。

そのハプニングに驚いている所に担当さんから、新しい男性キャラの設定の締め切りが今日だったと電話が来て、慌てて立ち去る戚年です。

会社に戻り、今起こった事をそのままネームにすると担当さんは大絶賛、その男と絶対連絡をとり、モデルとして漫画を描きなさいとアドバイスされます。

でも連絡先がわからない戚年は「迷子犬の飼い主を探していますと、誰か知りませんか?」と七宝を出しにネットで尋ねると何と、それらしき人が大学にいると分かり、探しにいきます。そして、その人物が特別講師だということが分かりその授業に潜入します。

七宝のこともあり、しかも講義中に纪言信の絵を描いていたことで講義終わりに呼ばれる戚年。そして、纪言信は初回の講義の時にからくり箱(寄木細工のような箱)を開けられた人の願いを何でも聞くという特別課題があるのですが、開けられたことのないその箱をあっさり開けた戚年に興味をもちます。

漫画のモデルとして纪言信を観察したい戚年はそのご褒美にアシスタントにしてくれとお願いをします。

そして、モデルとしてではなく纪言信のことが好きだと気づいた戚年は、素直に思いを告げ、自分が纪言信に恋する様子をそのまま漫画にしていきます。

 

と、冷血高飛車建築家(であり特別講師)の纪言信と恋愛とは無縁だった一途な戚年との恋と、纪言信と弟 纪思齐 との確執、戚年と過去にイザコザがあった人気少女漫画家 路清舞 とのライバル関係などが絡み合い物語が始まって行きます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

女主 戚年ちゃんのまっすぐで潔い性格です。

 

私は自分の気持ちに素直で積極的なヒロインが大好きですので戚年ちゃん、可愛かったです。

とにかく好きを自覚した時にはすぐに「我喜欢你」と告白。追いかけていいですか?とハッキリ言ってド直球で纪言信に迫っていきます。

モテるが女の人に興味などなかった仕事人間(女性だけでなく人間関係全体が希薄で人の名前を覚えられない)纪言信が惹かれていく様子に納得となります。駆け引きなどいっさいないまっすぐな受け答えが纪言信の心に届いたんだろうな、と。

まっすぐ過ぎて、初めの頃は本気にされていないのですが(興味を引くために、色々やらかすので)、実は纪言信もかなり早い段階で落ちていて、年も離れていることからどこまで本気なのか試されていた感じが・・・ムフフと。

好きな子を突き放す素振りで「好き」って何回も言ってもらったり、気を引く素振りを観察したりている(楽しんでる?)纪言信がいいなぁ~と羨ましかった。

そして、自分の恋に正直なだけでなく戚年ちゃん、引き際も見事だったんです。

定番の恋愛ものなので、潔癖な纪言信に嘘で近づいたという所が(すぐに好きを自覚するので嘘ではないのですが、漫画のモデルにしていること)後々問題になることはもう織り込み済みなわけですが、これがバレた時の潔さよ。

なんの言い訳もなく、纪言信の元を去ろうとします。ウジウジしたところが一切ない戚年ちゃんがあっぱれでした。

恋が叶ってからのほうがどちらかと言えばウジウジしてましたね。

まさか願いが叶うとは思っていなかったので、しかも、戚年ちゃんを受け入れてからの纪老師の激甘な行動の数々に(序盤からちょいちょい思わせぶりなんですが)、戸惑っちゃってます。老師の攻撃半端ないですから(笑)。

ラブラインはサブの弟纪思齐と路清舞の恋模様も好きでした。路清舞姐さんの年上のプライドが嫌なプライドではなくて、才能に惚れて、恋愛的にも好きになって、でも・・・という姐さんのプライドの葛藤がやはり潔くてカッコよかったです。

 

テンポ良く観れて、甘さも程よく、日本の漫画キャラもあちこちに登場と、楽しくあっという間に視聴しました。

 

 

 

               (画像:出典 百度百科)

一年のまとめ

 

2020年も終わりですね。

今年はとにかく、コロナウィルスのために生活が乱れた年になりました。

子供と書初め(早いっと言ったが、冬休みが短すぎてどうしても年末にやると主張されました・・・)をしながら、「今年は生活時間が乱れて、何だか落ち着かなかったね~、」と話したら「まん丸(←これは仮名ですが、普段から子供には名前で呼ばれてます)はまったく、変わってないでしょう?むしろ、趣味に費やした有意義な毎日だったじゃん」と言われ、「えっ?!」

「いやいや、君たちの食事を約3か月三食つくったよね?」

「ああ、それな」

「いやいや、それがどんだけストレスだったか、」

「毎日言ってたね~、もう何にも出来ない、ドラマみることしかできないって」

「いや、そうだったね、確かに・・・」となりました。

という訳で、華流ドラマ、よく観ました!(←引っかかるものはあれど、ドラマを観ている時は晴れ晴れとした気分でした)

我が家のテレビ事情で、日本のドラマもろくに観れなかったし、家庭の事情で本当に必要のない外出を控えなければならず、レンタルショップに足を運ぶこともままならず、アメリカドラマのシリーズものもほとんど見れませんでした。

なので、本当に華流ドラマに感謝しております。

とくに今年は定番の恋愛ドラマを楽しみました(たぶん大陸放送でも、恋愛ドラマが多く公開していたんだと思います。史劇大作が少なかった印象です)。

 

華流ドラマで視聴したものは一本を除いて感想を書かせていただきました(なので本数は割愛。完走したもの以外、リタイアしたもの、寝かしているものも数本ございました)。

 

今年視聴したドラマの中でより好きだった作品を何点か書き出して一年のまとめとさせて頂きます。

 

「以家人之名」

2月からWOWOWさんでの放送が決まっておりますので、多くの方がご覧になれる機会が増え、うれしいですね。

笑って、泣いて、ほっこりして、優しい李パパと尖尖に癒されました(私が兄二人に感情移入していたので)。それぞれが(脇の方たちも)前に踏み出していくラストが(また困難は来るとしても)とても好きでした。

 

「暖暖,请多指教」

今年の恋愛ドラマではこの作品が一番好きでした。(多少、飛ばしながらも)全編をもう一度観ました。男主 韩彻 と一緒にギュッと胸を痛めたドラマでした。

「致我们甜甜的小美满」

単純に幸せ気分になれました。ラストは結婚というゴールに行きつく所まで描かれてましたが、これがなくても、この二人には幸せな未来しかありえないでしょう、ずっと二人で仲良くしている姿しか想像できない、幸せなカップル感がとても好きでした。

「少主且慢行」

古装劇の恋愛ものではこれが良かったです。こちらも主役二人のカップル感ですね。可愛くつい応援したくなる愛すべきキャラクターでした。キャラ落ちしました。

 

恋愛ものは、好み、気分、恋愛に対する捉え方、などなど、観方も色々だと思いますのであくまでも私個人の感想です。推しのカップルも千差万別、ドラマの数だけ色々あると思います。

 

「沉默的真相」「摩天大楼」「我們與惡的距離」

ミステリーからはこの三本を。

とにかく良かったです。一つの事件を掘り下げていくスタイルのミステリーですが、どれも素晴らしいと思いました。重い内容なので何回も見るというわけにはいきませんが、また心が弱っている時に見る事はお薦めできませんが、心を揺さぶられる作品だと思います。

 

ざっと振り返らせていただきました。

私個人の思い入れの強い、偏りがちな感想ではございますが、立ち寄って下さった方々に感謝します。

さらに、スターやコメントを下さった皆さま、本当にありがとうございました。

2021年は今年のように、ドラマ三昧とは行かないような気がしていますが、私にとってドラマは生活の一部となっておりますので、ボチボチ書き綴りたいとおもいます。

(感想の目安で★を付けてましたが、振り返って見ますと(これが3でこれも3?とかこれは4なの?とか)、何だか判断に困ることも多々あり、来年は止めようかな・・・と思ってます。)

 

心穏やかな年末と、晴れやかな新年が迎えられますように・・・また、よろしくお願いいたします。

心宅猎人 Psych-Hunter ★3

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侯明昊(ネオ・ホ)さん、 祝绪丹(ジュー・シューダン)さん、刘冬沁さん、出演の民国時代のミステリーもの(?)です(何ジャンルなのか、ちょっと??です)。全36話。

 

侯明昊(ネオ・ホ)さん、初めてお目にかかりましたが、「嫌疑人X的献身」(中国版映画「容疑者Ⅹの献身」に出演。そのキャストからカナ名を書きましたが、正確かどうか微妙です・・・)「镇魂街」「怒海潜沙&秦岭神树」(「盗墓笔记」シリーズ)に出演されてます。

 

祝绪丹(ジュー・シューダン)さんは、「谈判官」を視聴しました。

刘冬沁さん、初めてお目にかかりました。若手男優さんでドラマの出演作も少なからずありましたがまだお目にしたことがなかったです。

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

江烁 は記憶を失くして倒れている所を、雑技団(大道芸のようなもの)の団長に救われ、そのまま雑技団で暮らしながら、風水を使った不動産業をしています。また、すごい催眠術も使えて、これを用いて人の深層心理に入り込んで、悪夢払いのようなこともしています(家の霊を払う?かな?)。

ある日、江烁は連続殺人の容疑を掛けられ捕まってしまいます。真犯人から挑発するようなメッセージを受け取った江烁は、牢屋番の警官を催眠術で眠らせ脱走し、自分で真犯人を捕まえようとします。

その過程で、医者の 秦一恒 に助けられるのですが、この秦一恒は目的があって江烁に近づいています。その目的は行方不明の父を探すことで、父親の失踪に関わっている謎の人物 六指 を知っている江烁から六指の情報を聞き出す事なのですが、記憶のない江烁には何のことか分かりません。

記憶のないという江烁を信じたものの唯一の手掛かりである江烁と行動を共にする秦一恒です。

そして、連続殺人事件の別の容疑者が見つかりますが、気がふれたその容疑者から有益な話が聞き出せない江烁は秦一恒もつれて、その容疑者の深層心理(潜在意識)へと入り込みます。

秦一恒の幼馴染でもある女性警察官の 元慕青 とも協力関係になり事件の真相を追っていくことになります。

その後も、六指に導かれるように事件にあう三人。

その事件を解決しながら、失踪した秦一恒の父の事件、江烁の記憶、六指の正体といった謎に挑んでいきます。

 

 

このドラマの私の一番は

 

民国時代の中洋合わさった時代美術と、深層心理の世界の美しい映像です。

 

ここ数年だけでも、すごい発展というか進化というか、華流ドラマの映像美はもうすごいと思います(お金もかかっているんだろうな~)。

実際の建物もすごいですけど、CGの技術も凄いですよね。

古装劇、史劇、ファンタジーと、実写なのに世界観が広がるすごい背景芸術だと、いつもうっとりとしてしまいます。

このドラマもその世界の表現が美しかった。現実と深層心理内を行ったり来たりするんですが、入り込みやすいし、見とれてしまいます。

江烁が催眠に導く道具、小銭がたくさん繋がったWind chimes(風鈴というより海外のシャラシャラしたもの)みたいな物があるのですが、これが「シャラチャラン~」と揺れる、催眠導入のシーンがとても好きでした。江烁が色んなポーズでやるんですよ、これがまた良かった(いつでも、どこでも「シャラチャラーン」。こんなに催眠を多用して大丈夫?と心配になりましたが、ラストまで観るとこの私の疑問にも答えが)。

雑技団の感じや呪い、霊的な所などが、明智小五郎と少年探偵団の江川乱歩の世界観に通じるものがあるなと思ったり。

本筋は謎解きミステリーという感じは薄いですが、江烁と元慕青のほのかなラブラインがあったり、江烁と秦一恒の友情が熱かったりクスッとなったりと、テンポよく観れました。

最大の謎である、六指の正体が・・・じゃないといいなぁと願いながらラストの大詰めを鑑賞したのですが・・・

ラストはその上をいく結末になります。

(ええっ!!という驚きより、「をぅっ」と、固まる感じでした~)

さらに、ラストのラストは、「to be continued・・・」という幕が出て来てしまいそうな終わりでした。(でも華流ドラマは続きがないかもというパターンもあるので、どちらかな?あるかな、ないかな?あればいいな)

 

 

                 (画像:出典 百度百科)

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい ★5

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赤楚衛二さん、町田啓太さん、主演の純愛BL、全12話+スピンオフ3話。

 

久々の日本のドラマ。今年は我が家のテレビの不調から、リアルタイムの日本のドラマはほとんど見れていなく、数少ない視聴でした。地上波、配信のもの合わせても10本かな?と少なかったです。

そんな中「私たちはどうかしている」「コーヒー&バニラ」「カカフカカ」と漫画原作のドラマを楽しく視聴。私の中では「どうかしている」三本立て、色々突っ込みが止まらない中、ラブとエロのいい感じを堪能しました。

少女漫画大好きですが、購入して読むのは、「花ゆめ」「マーガレット」系。純愛、薇ラブ、ファンタジーでして、TL系は余り読まないので(電子で無料のものを流し読みするぐらい←十分か)三本とも原作はチラ見程度でしたが、映像化、面白かった。

そして、この年末に来ての「チェリまほ」。

こちらも原作は一巻を読んだのみでございましたが、落ちました。

そこには沼がございましたね。

私の中のBL作品は、長年、竹宮恵子先生の「風と木の詩」、萩尾望都先生の「ポーの一族」(←BLではないですが)映画「アナザー・カントリー」という耽美の極み作品だったのですが、「おっさんずラブ」で久々に更新されたといった(お恥ずかしいぐらいの知識です)具合。

なので、気楽に見始めたんですが、思わぬ事態に陥りましたね(笑)。

 

 

ということで、このドラマの私の一番は

 

もう、主役カップル、黒沢と安達です。

 

日本ドラマなのであらすじを大幅割愛してますが、

30歳まで童貞の安達くんが、人に触れると心が読めるという魔法(←都市伝説的なものとされてます)を手に入れ、同期のイケメン、ハイスペック男子、黒沢くんの自分への恋心を知ってしまうという所から始まる、ピュア、ピュアのピュアラブです。

 

黒沢くんから駄々洩れる自分への気持ちに戸惑いながらも、その思いに真剣に向き合う姿に心を打たれます。恋人になってから、黒沢くんを見つめる瞳、可愛すぎます(愛が溢れすぎ)。

また、駄々洩れる、黒沢くんの気持ちがまた素晴らしい。人を好きになるってなんて温かいのと、安達くんじゃなくてもメロメロになること間違いなし。

安達くんは魔法の力で黒沢くんの気持ちが分かりますが、視聴者(私)は安達くんの心の声も聞けちゃいますので、ドキドキとほっこりが倍増しになるという素晴らしさ。

同僚の六角くん、藤崎さんもとてもいい人で、もういい人しか出てこないドラマでしたね。

最終話、ここはまさかのキスシーンかと膝を正した、エレベーターに乗り込むシュチュエーション。唇がつくのが早いか、エレベーターが閉まるのが早いか、さあ、どっちと、手に汗握る展開のラストでした~。

 

そして、次話が待ちきれず、「そういえば?友人お薦めのタイのBLドラマがあったな」と前々から興味はあったが、手を出したらダメになる自覚がブレーキを踏んでたタイドラマに手を出すという、暴挙に・・・(周りが見えなくなるって怖いわ~)。
またこのお薦めドラマ「 2gether」が輪をかけて私を沼に引きずり込みまして・・・。

(「 2gether 」の感想はまたすぐ書くと思います。)

師走に何をしているのだい?家の事はいいのかい?と誰も言ってこなかったので(遠くのほうではしてた)、思う存分2本のBLドラマにハマってました。

 

このたび、YouTubeさんが推してくるものが、BLもの一色になった所で、何とか我に返った次第です。私の携帯を貸した娘に、「これ、やばくない?」とYouTubeのホーム画面を見せられ、「確かにね」と丘に上がってまいりました。

これからご覧になる方はぜひお気をつけて下さい~(なりませんかね?)