王瑞昌(ワン・ルイチャン)さんと、何花 さん、主演の恋愛ドラマです。全30話。
王瑞昌(ワン・ルイチャン)さん、「双世宠妃 Ⅰ・Ⅱ」「漂亮书生」を視聴しました。この作品が初主演作品です(たぶん←曖昧でスイマセン・・・)。現代作品も初めて観ましたが、私は古装扮装のほうが圧倒的に好きです(今作品の衣装のせいかもしれませんが・・・)。
何花 さん、初めてお目にかかりましたが、百度で誕生日(年齢)が分からなかった・・・こんなことは初めてだったので、「えっ」と思い普段はあまりチェックしない、「维基百科」を見て1990年生まれの30歳ということを突き止めました。王瑞昌さんが23歳なのでちょっとお年の離れたカップルです(華流ドラマは役年齢と実年齢は離れていてるはわりとある、ということがあります。これはちょっと無理があるのでは?というものから、いやすごいねと感心する役まで)。
このドラマの簡単なあらすじは
アイドル俳優の 唐迦南 は決めポーズが決まらないと言って何度もアクションシーンの取り直しを監督にお願いしています。監督も彼の度を越えたナルシストぶりに辟易しているのですが、かれが北宸集团の御曹司でお金のなる木なので、おとなしく納得するまで取り直しを繰り返しているのです。
やっと、アクションシーンを撮り終え、楽屋に戻った唐迦南はガールフレンドの共演女優とイチャイチャし始めます。
その楽屋に衣装を届けにきた デザイナーのアシスタントの 风萍 は落とした指輪を探していて、二人が戻って来たことに気が付かなかったことから部屋から出るに出られずその現場を目撃してしまいます。
パパラッチだと勘違いした女優に難癖をつけられる风萍ですが、何もやましいことはないと言い切ります。その堂々とした態度に腹をたてた女優は首にしてやると、デザイナーに電話を掛けます。そんなことを気にせず楽屋を出ていく风萍です。
唐迦南のほうは女優に加担もせず、面白がって成り行きを見守っていましたが、指輪を見つけて风萍が本当の事を言っていたとわかり、风萍の後を追い指輪を返します。
その夜、その女優と高級ホテルのレストランで食事をしていると、昼間の楽屋での出来事がネットニュースで流され、女優が怒っている所に风萍が給仕をしに現れます。
昼間に続いての事だったので、ストカーだと怒り狂う女優を风萍は鼻であしらいます。まったく反省も怯えもしない风萍に、「私はVIP客なのよ、首にしてやる」と上司を呼べと騒ぎ始めますが、丁度その場に居たホテルの社長 方君浩 に「証拠もないのにうちの社員に難癖をつけるのを止めてくれ」と正論を言われ、怒りが収まりきらない女優を連れて唐迦南は謝りながらその場を後にします。
友人のデザイナーのアシスタント、ホテルの見習い給仕なのに、実に堂々としている风萍が気になる唐迦南です。
その後、妹の 唐铭瑄 が熱を上げている実業家 安悦生 の素性を調べに行った田舎でまた偶然风萍に会い、俄然风萍が気になりだす唐迦南です。
と、自分大好きな苦労知らずの大企業の御曹司 唐迦南と、正体不明の謎のアルバイター风萍の恋と、风萍の正体を含んだ謎の絡んだ展開でお話は進んでいきます。
このドラマの私の一番は
謎のヒロイン 风萍 です。
謎と書きましたが、まあそう謎でもなく、序盤から実はかなりいいとこのお嬢であることはうっすら(しっかり)わかり、どうやら特殊体質の持ち主ということも(視聴者には)わかります。
とそのネタバレ的な背景がありながらも、常に堂々として誇り高い风萍がカッコイイですし、このネタが分かっているだけに、彼女を貶めようとする輩の行為が滑稽で小気味良かったです。後で正体が分かった時ギャフンとなるだろうなと、とクスっときます。ここまで万能の(生まれ、容姿、自分の能力と)ヒロインは現代ドラマの恋愛ものでは記憶にない・・・。
特殊体質の(ぶっちゃけ超能力者なのですが、ここは後半の力の使い道には難あり)ためのトラウマで孤独に生きる事しかできなった不器用な生き方に同情してしまいますし、それがあるからこそ、お金持ちであること、顔がいいこと、運よく生まれ持った物に何の疑問もなくそれを受け入れている裏のまったくない、唐迦南の純粋さに惹かれて行く気持ちが伝わりました。
元カレ 安悦生さんにもう少し早く色々教えてあげて下さいと、(ドラマならではの展開だから仕方ないのだけど・・・)引っ張り過ぎではと思う所、先にも書いてしまいましたが、超能力の使い方、ライバル役の唐家のお手伝いの姪っ子の欲しがりっぷり、とストレスに感じた所はございますが、展開も良くとても楽しめました。
後、どうしても言いたい、唐迦南の服の趣味がびっくり!(どういう趣味なの?と思ったのは私だけでしょうか?)どうでもいいではありますが、気になったので付け足し、王瑞昌さんは185cmという身長は本当だろうか?と。
2019年の作品なのですが、
↑上記、青ペンで囲んだ方たちを最近お見掛けしていて、
上から「完美先生和差不多小姐」の 魏哲鸣さん。
「恋爱吧,食梦君!」の 罗正 さん。
「拾光里的我们」の 王宥钧さん。
出演者のご活躍が目覚ましいなと、感心しています。
(画像:出典 百度百科)