ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

美人骨~後編:一生一世~ 一生一世 Forever and Ever

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『一生一世 Forever and Ever』 ★4

 

任嘉伦 (アレン・レン)さん、白鹿 (バイ・ルー)さん 主演の恋愛ドラマです。全30話。


任嘉伦 (アレン・レン)さん、「麗王別姫~花散る永遠の愛~ / 大唐荣耀」「天乩之白蛇传说」「花様衛士~ロイヤル・ミッション~ / 锦衣之下」「暮白首」「乌鸦小姐与蜥蜴先生」「周生如故」を視聴しました。「一生一世」は「周生如故」の続編となります。でも主役二人以外ともう一人以外は過去絡みではなく、引き続きで出ているのも主役のお二人だけです。

白鹿 (バイ・ルー)さん、「世界欠我一个初恋」「半是蜜糖半是伤」「周生如故」を視聴しました。「九流霸主」はリタイアしてしまいました。「玉楼春」もほぼ完走と、だいぶ長い間、白鹿 (バイ・ルー)さん三昧だったなとしみじみ・・・。

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

配音演员(声優)の 时宜 は、映画「美人骨」のナレーションの仕事をしています。この仕事で小南辰王周生辰の人生に触れ、周生辰のことばかり考えてしまいます。

その日仕事を終え飛行機に乗る時、急いでいるにも拘らず、金属探知機に引っかかった 时宜はそこで足止めされてしまいます。急いでもう一度検査を受けると、係員が「周生辰さん、IDカードを忘れてますよ」と前を行く人物に声を掛けます。

呼ばれたその人はお礼を言い去って行ってしまうのですが、その名前、その姿に強く惹かれ慌てて追いかける 时宜です。

周生辰に追いつき呼び止め驚かれる 时宜ですが、SNSを何もやっていない 周生辰から何とかメールアドレスを聞き出します。

こうして半年間、时宜はドイツにいる 周生辰とメールでやり取りを続けているのですが、周生辰が西安に戻ってくると知った友人が、その時に自分も仕事で西安に行くから同行しない?と誘ってくれます。时宜は早速 周生辰にメールで自分も西安に行くので、会えませんか?と送るのですが残念ながら返事がないまま西安へ向かいます。

そして、西安の食べ物屋で偶然出会う二人。一緒にに食事をしたものの、次の約束を出来げない 时宜を見かねて友人が、有名な桜を一緒に見に行きませんか?と誘ってくれます。

周生辰は今雨が降っているので、雨が止んだら明日一緒に行きましょうと答えてくれます。

そして、何日も降っていた雨がその夜に上がり、桜を見に行くことに・・・

こうして強く惹かれ合いながらも、ゆっくりお互いを知っていく二人ですが、周生辰の方には急いで結婚しないといけない事情ができ。

ゆっくりと穏やかに関係を築いて行く二人のラブラインと、周家の複雑なお家事情がからんだお話が始まって行きます・・・

 

 

このドラマの私の一番は

 

愛が実って本当によかった(この展開を待ってました)、というラブラインと、複雑過ぎる周家のお家事情です。

 

最初こそははにかんでいますが、終始積極的な 时宜が可愛く、積極的な 时宜にどう応えたらいいか分らず戸惑ってばかりの 周生辰の対応も可愛く、二人の恋模様はほのぼのと温かい気持ちになるシーンばかりでした。

奥手で真面目な 周生辰ですが、やるときゃやるという、婚約にしても結婚にしても有無を言わせない感じがあったり、时宜を送り、アパートの外から風呂の時間を計るというギリギリ行為(この華流の覇道男主たちのみせるストーカーとの境界ギリギリ行為がまた見れて私は幸せでした。普通に考えれば愛があってもアウトでは?というね)、デートの時 时宜のショルダーバッグを必ず持ってくれるのですが、ちゃんと斜めがけにする姿が可愛かったりと、前世の姿と重なるようで、少しずれてる感じがとても良かったです。

中盤でラブラインのバックに流れる挿入歌、毛不易さんの歌う「给你给我」がすごく良くって。

(毛不易さん、「歌手2020」に出演されていた時からあの眼鏡姿が気になり、「創造営2021」でデビューした INTO1のマネージメント会社「哇唧唧哇 WAJIJIWA」を支える歌手だと知りまして。なんだかすごく親しみを感じてます)

とにかく、この歌が流れると二人のラブラブが倍増しに感じるほど、「给你给我」がピッタリで良かったです~。

と、二人の恋愛模様には大満足したのですが・・・

ドラマの起承転結部分を担当している、周家のお家騒動が複雑でしたね(字幕が自動翻訳ですので私の理解が足りてないかもですが・・・)

なので、ちょっと忘れないためにも簡単に書き出したいと思います。

完全なネタバレになりますので、気になる方はご注意下さい。

 

 

 

 

 

周生辰は家を継ぐ気は全くなかった(だから周家⦅母親⦆が決めた婚約者はガン無視)。

周家は投資を主にしているが、死んだ父親が大切にしていた国内産業の投資先から手を引き始めていると知る。

自分の代わりに周家を仕切ってくれていた叔父 周生行や長老たちに、国内企業を大切にして欲しいと申し入れるが、やんわりと無視。その上弟 周文川が周家のお金を勝手に使おうとしている(横領?になるのかな?)疑いが浮上。

父親の願いを守るためにも周家を継ぐことに決める。そのためには結婚が必須(これは家督を継ぐための条件)のため急いで 时宜と結婚。家督を継ぐ。

弟 周文川との仲は目に見えて悪くなる。周文川も手段を選ばない様になる。それを見た 周文川の双子の妹 周文幸(←この娘さんはとてもいい子。皆に好かれてます)がこれ以上兄弟仲が悪くならない様にと 时宜に事故を起こしたり・・・。

そもそも、周生辰の父は、周生辰の母との結婚を反対され家を出ていて、母が亡くなったので周家に戻り、今の母 秦婉と再婚しています。

そして義母 秦婉は叔父 周生行と恋仲だったのを引き裂かれ、周生辰の父と再婚したのですが(この辺りの時間軸が良く理解できなかったですが)文川、文幸は周生行との間の子供。(これを黙認してくれた恩を返そうと、周家を、周生辰を守っている)

といった、流れが徐々に分かる展開な上、ハッキリと分る演出ではないんですよね。匂わす感じというか・・・難しかったです(そして書き出したが本当に正解かは分かりません、スイマセン)。

 

周家のお家、生活の基盤、などがとても中国の歴史を感じさせる素晴らしいもので。普段から和文化を愛し、民族衣装、歴史文化(世界遺産など)が大好きな私にはどこもウットリでした。

着る物が全部オーダーメイド、チャイナドレス、旗袍(チイパオ)がまた綺麗で、ステキでした~。

 

最後に 时宜のママのアッコヘアに登場時にツボりました(書かずにはいられなかった、スイマセン)

 

 

               

                      (画像:出典 百度百科)