ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

谎言使用法则  Better A Lie Than A Truth + 给我你的独家宠爱  Here Is My Exclusive Indulge

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『谎言使用法则  Better A Lie Than A Truth』

 

牛玉坤さん、陈俊宇さん 主演のショートドラマです。全18話(だと思います。私はまとまったものを、5話で見ました)。

主演の方の他の出演作品を紹介しているのですが、もう一つの作品も合わせ四人とも初めての方で、ショートドラマ自体が(たぶん)新人俳優さんが多く出演されていることから、情報が少ないので割愛させていただきます。

 

このドラマの簡単なあらすじと感想を

 

雑誌編集者の 苏念 は人気若手実業家(体験型脱出ゲームを経営してる?)の 乔慕生 のインタビューをしたいと思っています。乔慕生は高校の同級生だったので受けて貰えると思っているのですが、無視されてしまいます。

乔慕生にとって 苏念は初恋の相手なのですが高校の時ラブレターをいじられて嫌な思いを引きずっているのです。

何としても 乔慕生のインタビューを取りたい 苏念は、乔慕生の出席するパーティーに婚約者の力もかりて入り込むことに成功するのですが、同じ雑誌社のライバルにお酒を飲まされてしまい(すごくお酒が弱く酒癖も悪い設定なんだと)、目が覚めると裸でホテルのベットの上で、乔慕生と(こちらもお酒がダメな設定かな?)一緒に目覚めるのです。

驚いた 乔慕生は咄嗟に自分は双子の弟の 陆经年だと答えます。その日は 苏念の結婚式の日で婚約を解消されてしまった 苏念は 偽装で結婚してくれと乔慕生にお願いします。苏念には母親との約束でどうしても結婚しなくてはならなくて、そして、初めは勿論断る 乔慕生ですが、乔慕生も母親の事情から結婚しなくてはならなくなり、二人は取り合ず結婚式だけあげるのですが(新郎の顔だけパネルの写真を張り替えるという荒業、そして母親も親戚なども相手が変わったことをさほど気にしない)・・・

結婚後恋愛で、高校の時の誤解も解け、本当の夫婦へ・・・となります。

 

このドラマの私の一番は

 

乔慕生が母親の前でも弟のふりをしている事情、です。

弟 陆经年は実は亡くなっていて、亡くなった時にちょうど病気で精神的に弱っていた母親に本当のことが言えなくて 弟のふりをすることになった 乔慕生なんですが、母の精神状態が悪いままで隠したまま生活しているのです。

そして、乔慕生はもともと感情表現が上手く出来ないのですが、弟のふりをするので感情に合わせた表情の作り方を練習しながら生活していて、高校の時も無表情からからかわれたりしていたのを、気にせず自分に優しかった 苏念を好きになったのですが・・・。

弟のふりで苏念と結婚し、苏念が陆经年(のふりをした自分)を好きになったこと、母とのこともあり、乔慕生は乔慕生を捨てて 陆经年として生きることにしようとするんですが、うそがバレて。苏念は怒って結婚は解消になるのですが、正体を知った母のほうは弟 陆经年のほうがいいと言うのです。

ショートドラマのラブコメで粗い内容の部分も多いですし、役者さんもフレッシュで演技も可愛らしいのですが、この母との葛藤のシーンはジンとしました。

自分が嘘をつかれていた事は腹立たしい 苏念ですが、乔慕生に対してのお母さんの態度には納得いかず必死に訴える姿も良くて。

ブコメとしても可愛いし、いい感じにホロっとも出来て良いドラマでした。

 

 

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『给我你的独家宠爱  Here Is My Exclusive Indulge』

 

郭迦南さん、包晨希さん 主演のラブコメです。全34話(一話5分以内です)。

 

義理の父親とその愛人に家を乗っ取られそうになった 云想想 が街一番のお金持ち 傅司寒 の力を借りながら継父の陰謀を蹴散らし家(会社)を取り戻していくお話です。

傅司寒の乗る車の前に飛び出してきたためぶつかった 云想想を助けた 傅司寒が、云家のお家騒動を垣間見て ガッツあふれる 云想想に一目惚れして、助けながら、猛烈アッタクを掛けていくという・・・もう漫画原作ドラマのようですが、本当に漫画のようなドラマでした。

継父とその愛人とその娘の嫌がらせも、ショートドラマなのでバンバン進み、ほどよい嫌がらせといった仕上がりで、傅司寒の押せ押せ具合も良く、サラサラ見れました。

傅司寒さんが車椅子なのですが、どうして足が悪くなったとか、何の病気とか一切語られぬまま、ラスト足を治していて婚約式に遅れてくるという展開でして。

「どうしても立って君を抱きしめたかった」的な熱い告白があるのですが、ここはちょっとついて行けませんでしたよ(さすがにサプライズにもほどがあるでしょう、と唐突だと(笑))。

 

最近はとてもこのショートドラマがたくさん制作されているらしく、古装も面白いみたいです。CGに変わる新しい技術なども使われ始めたりと、とても若い力を感じるな~と感心しながら、「花与罪」の重たい気持ちをほぐすのにサクッと見れて楽しかったです。

 

 

                   (画像:出典 百度百科)