ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

令嬢メイド ~愛と復讐の果て~ 千金丫环  Maid's Revenge 

 

『令嬢メイド ~愛と復讐の果て~ 千金丫环  Maid's Revenge』 ★4

 

陈芳彤(チェン・ファントン)さん、代高政さん、主演のメロ愛憎劇です。全30話(一話10分ぐらい)。

 

陈芳彤(チェン・ファントン)さん、「九齢公主~隠された真実~ / 君九龄」「一片冰心在玉壶」「初恋の記憶/ 原来时光都记得」を視聴しました。可愛らしい役柄が多い健康元気少女というイメージだったので、この役、がんばったな、と。

代高政さん、初めてお目にかかりました。こちらも幼さを残すお顔にアンバランスな鍛え抜かれた肉体でがんばってらした(←もう、意味がわからん)。素晴らしい。このドラマの視聴中にYouTubeさんのほうで、代高政さんのショートを勧められるままに見たんですが、キメキメで歩いていると、次の瞬間、上半身裸!という、すごいものでした。馬に乗ってるバージョンとかもあり、思わず通りかかった家族みんなに紹介しました。

 

ショートドラマなので、感想とあらすじを一緒に書きたいと思います。

 

 

このドラマの私の一番は

 

もう、私のあの頃の記憶を掘り起こした、素晴らしき昼メロ感、です。

 

民国時代の軍閥の家のお家騒動なのですが、お若い主役のお二人が体当たりでがんばってらした。

董听瑶 のお家が突然謎の賊に襲われる所から始まります。そこで父親も殺され、父親から董家の宝でもある佩玉を渡され、幼い時から婚約している 方家へ行けと言われます。そこへ大勢の兵を連れた男たちがやってきて、(なぜか)董听瑶は彼らが 董家の人々を皆殺しにした賊と思い込みそのリーダー格の男に銃を向けます。

男の方も銃を構え撃つのですが、銃弾は 董听瑶の横を抜け後ろにいた乳母に当たります。自分を守ってくれた乳母を撃たれたと思う 董听瑶。

でも、実は乳母は 董听瑶を狙って銃を放っていたのです。

助けに来てくれた 男を仇と思い込み、さらにナイフで向かっていくのですが、男はナイフの刃を手で握りしめ、董听瑶を抑制すると担いで家に連れ帰り、ベッドに手錠で拘束します。

それでも、暴れる 董听瑶に上半身を露わにして脅し(必要以上のパフォーマンス、良かった)、部屋を出ていく男。董听瑶はヘアピンで手錠を外し逃げ出します(お嬢様だが小技が使える)。

次の日、婚約者の方家に行くと、そこには 佩玉を持ったいとこが自分だと名乗って居て、董听瑶は自分を証明するすべがなく偽物として追い出されてしまいそうになるのですが、婚約者の 方予泽 が現れ庇ってくれます。それを見た 董听瑶に成りすましている 董雁儿 も嘘つきだが自分の身内だから・・・と急に庇います。

こうして方家に召使として置いてもらえることになる 董听瑶ですが、方家の主でもあり江城督军府の知事でもある 方天逸 が仇と憎む男だったと知るのです。

 方天逸 の方は董家が賊に襲われるという匿名の通報を受け董家に行き、董听瑶を助けたわけですが、まだ董家がなぜ襲われたのか、その事情が分からないため、董听瑶に真実を隠すことにしたので、憎まれ役を買って出ているのですが・・・

 

いや~、素晴らしき怒涛の展開から始まるメロドラマで。

もう、「牡丹と薔薇」という懐かしき昼メロを思い起こさせたんですよ。仕事の休憩時間にたまたま見ていたあの昼メロ。ハマり過ぎて結局録画してまで見たあの昼メロを(まあ、あちらのドキツさはこんなもんではなかったのですが)思い出しちゃいました~。

もう、敵討ちに夢中になるばかりに、行動全部が裏目に出る 董听瑶ちゃんに「あ~あ~、また」とため息のつきっぱなし。「なして、今」とか「いったん深呼吸して、考えてからものを言おう」とか、色々突っ込みながら楽しみました。

そして、愛情を拗らせ、董听瑶を守りたいあまりにすべてを秘密にしちゃう、二爷こと 方天逸さん。自分の心は押し殺しますが、行動はグイグイで。とにかく迫る、迫る、いつでもどこでも攻め攻めでしたね(守っているんですがね)。

何だか若い二人の体当たり演技が可愛らしくて、相手側の闇深き 方予泽 の狂気すらも若さが勝ってしまったと私は感じましたが、そこがまたドロドロ過多になりすぎず、楽しめました。

最終回のラストについて、YouTubeのコメント欄でも「どうゆう意味?」というコメントが多かったですが(2への伏線?とかね)、私もどう理解すればいいのか知りたいと思ってます。バッドエンド終わりの視聴者への託され系のラストだったんですが・・・。

五年後・・・、旦那がいるようだった、でも 方天逸ではないわけで・・・

 

 

                     (画像出典 百度百科)