『Ghost Host Ghost House รัก เล่า เรื่องผี』
Techit Panyanarapon(Tod)さん、Nattapon Wongwanich(Boy)さん、主演のホラーテイスト恋愛ドラマです。全8話。
Techit Panyanarapon(Tod)さん、「Love Area 1」「Love Area2」というBLシリーズに出演されていらっしゃるようです。この作品が三作目のドラマ出演とのこと。
Nattapon Wongwanich(Boy)さんは新人さんかな?
今回はあらすじを含み感想を書きたいと思います。
このドラマの私の一番は
同着一位が現れたんだね、です。
こちらのドラマ前回書いた「永遠の昨日」とほぼ同時進行で視聴したドラマで、内容が両方ともホラーテイストなBLといえると思うのです。本当はいっしょに感想を載せたかったんですが、カテゴライズする時ややこしいな、と別にしたんですが、「永遠の昨日」の感想を踏まえた感想になってます。
「永遠の昨日」では恋人を事故で亡くしてしまった主人公 満がその恋人を思い続けているというラストになっています。亡くなってしまった恋人 浩一は遺してしまった満へ、自分を忘れてほしくない、でも新しい恋をして幸せにもなって欲しい、そんな気持ちを込めて、同着一位の人がいてもいいじゃん、と。
浩一はそう言ってくれたけど、でもやっぱりお前がずっと一番だよ。という終わりだったんですね。
というドラマを踏まえたうえでの、「同着一位が現れたのね」となってます。
ずっとアメリカで暮らしていた Kevinがタイに帰国するところから始まります。
Kevinはタイにいる間おばさんの家に滞在する予定で、おばさん宅へ行くのですが、迎えてくれたおばさん一家(おじさんといとこ二人)は何かちょっとおかしくて・・・。
Kevinは心霊スポットめぐりの動画配信をしていて、タイでもしたいので、そういった場所を教えてくれとおばさんたちに頼みます。それにおば一家は複雑な気持ちでいるのです。
おばさんの家の庭師 Pluemと仲良くなる Kevin。幽霊が怖い PluemはなぜそんなにKevinが幽霊を視たがるのか不思議でならないのです・・・。
といった感じでドラマが始まっていくのですが、実はおばさん一家は交通事故で全員亡くなってしまっていて、亡くなるさいにタイに一人でやってくる Kevinの心配をとてもしてその強い思いのため、この世に残ってしまっていたんです。
このおばさん一家が順番にあちらの世界に去ってしまうエピソードと、すぐに惹かれ合う KevinとPluemの恋と、おばさんたちの交通事故による悲しい事実などが、絡みあってドラマは進んでいきます・・・。
一目で惹かれ合った KevinとPluemの関係も深まるのですが(とても)、Kevinは真剣な交際には踏み切れないで Pluemと別れてしまいます。
その理由が、Kevinが心霊スポット巡りをしても会いたかった人(会うチャンスを Pluemに譲っちゃうんですが)、亡くなってしまった恋人の存在があるんです。
その恋人は「急に死ぬような事が起きたら、Kevinが心配でたぶんこの世に残ってしまうと思う」と。Kevinはそれに「じゃあ、僕の近くにずっといてくれるんだね」と、話してたんですね。だからずっと会いたいと探していて・・・。
そして、このドラマのラストは、時間がかかってはしまいましたが、 Kevinがもう一度好きな人と一緒に生きる決心をして、というハッピーエンドとなります。
いとこ二人がとても良い子で、二人のやさしさとその思いにホロリと来たり、Kevinが自分の思いを押し込め、Pluemのお父さんへの気持ちを、寂しさを埋めてあげようとするシーンも良いですし、そんなPluemの抱える寂しさにまったく応えてくれないPluem父の強い信念に驚いたり(いやホントこのお父さんの意志が強い)、と逝ってしまう側の気持ち、残された者の気持ち、その両方が描かれていて、自分ならどうだろう?と考えさせられたり。
テーマは似ているけど、タイプはまったく違う両ドラマ。でもラストは、カタチは違うけど、愛が心に残る素敵なラストでした。
(画像出典 @GHGH_Series)