ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

君心藏不住  Governor's Secret Love + 初吻33次  First Kisses

 

『君心藏不住  Governor's Secret Love』

 

邓凯さん、金子璇さん、主演のショート時代ドラマです。全24話。

 

邓凯さん、「三国机密之潜龙在渊」「沉默的证明」「少年歌行」「长风渡」を視聴しました。

金子璇さん、初めてお目にかかりました。

 

 

このドラマの私の一番は

 

女主 云娇 の潔い性格です。

 

孤児の 云娇 は未来が見える不思議な腕輪の力を借り、占い師として生計を立てています。ある日、占いが元で追われて、廃寺に隠れているとそこに怪我をした男がやってくるのです。その男の着替えを見てしまった 云娇は殺されそうになるのですが、突然倒れた男の手当てをしてあげます(髪の毛で傷を縫うという荒業)。その男 慕容藏 は実は宦官で 云娇は宦官ではないこと知ってしまったので、慕容藏の屋敷に連れていかれます。

実は 二人は子供の頃この廃寺で一緒に生活していたことがあり、慕容藏も 云娇もずっとお互いをずっと思い合っていたのです。

自分のあげた針を持っていたので 云娇に気づいた 慕容藏と、自分の大切な待ち人 木头哥哥だと気づかない 云娇、二人は一緒に暮らし始めるのですが・・・

と始まっていくんですが、ただ子供の頃孤児として一緒に生活していただけではなく、二人の間は 云娇の父(本当はおじ)が 慕容藏の両親を殺したという仇の間柄。

云娇の父は皇帝をしのぐ権力の持ち主で、慕容藏は皇帝と一緒に その父親の権力を削ごうと働いているのです。

云娇は木头哥哥と別れた後、孤児仲間の面倒を見ながらたくましく生きてきたのに、急に 慕容藏の秘密を知ったから捕まってしまう。何もしらないから逃げようと必死で色々やらかす。

反対に 慕容藏の方は、両親のこと、本当の 云娇の身分、子供も頃の温かい思い出と全て知っていて 云娇を抱え込むことしたので、かなり複雑な感情を抑え込みながら 云娇と接している。

そんな 慕容藏の事情を徐々に 云娇が知っていくことになるんですが。

この事情を知ってからの 云娇の行動がすごく潔いんですね。潔い?ちょっと言葉が違うかな、はっきりしてるんです。事情を知ってしまうと複雑で簡単には色々割り切れないような 慕容藏との関係なのに、ブレないんですよ。大好きな 木头哥哥のためという気持ちがとてもハッキリしていて気持ちが良かった。

ラストのお父さんとの別れのシーンが良くってですね、慕容藏にずっと利用されてきたんだと説明する父に、父が 慕容藏にしたことを考えたら利用されて当たり前だからいいんだと、しかもそんな父なのに「陥れてごめんなさい」と謝って、毒殺される父を振り返らず泣きながらその場を立ち去って。

とても好感のもてるカッコイイ娘さんでした。

慕容藏さんの中の方、邓凯さんの手が、指が、とてもキレイでした。私の好きな美しい手、ありがとうございます(←誰に?)。

 

 

 

『初吻33次  First Kisses』

 

管金麟さん、宋佩泽さん、主演の恋愛ドラマです。全18話。

 

管金麟さん「良辰美景好时光」(うっすら思い出す)を視聴しました。

宋佩泽さん、初めてお会いしました。

 

このドラマの私の一番は

 

ものすごく軽いつくりなのに、キュンとしてしまった、です。

 

交通事故の後遺症で記憶が保てないアスリートの 陆畔畔。科技总裁 吕游 と偶然事故キスした後記憶がいつもより長く保たれることに気づき、吕游に記憶を長く保ってもらうために協力を頼みにいきます。

脳の研究もしている 吕游は記憶の研究のためにもいいからとそれを了承して、二人はいっしょに暮らし始めるというラブストーリー。

眩暈がくるとその瞬間に数時間の記憶がなくなってしまう 陆畔畔。眩暈が来るタイミングでどこからともなく現れてキスする 吕游。と「どこから来た!?」と突っ込まずにはいられない展開多数で楽しくて。

ストーリー内容はそんな軽いつくりとは違い、記憶喪失という重い症状を扱っているんですがショートドラマの良さ全開でサクサク進んで行きます。吕游の母も記憶を喪失してしまう病で(お父さんとの関係がとても温かい)、吕游も記憶がなくなってしまうという展開なのですが、ざっくりとしているので悲しさはほどほど。

吕游が飛んできてキスするシーンが可愛く、二人ともファーストキスだったと初めてはちょっと動揺と照れがあるんですが、その後は場所も選ばず(記憶のためとはいえね)ためらいもなくキスし放題で、可愛かったです。

隙間時間にサクっと視聴して観るのにちょうど良い軽さと面白さでした。

 

 

                   (画像出典 百度百科)