『夜色暗涌时 Love At Night』 ★４
张予曦 （チャン・ユーシー）さん、刘学义 （リウ・シュエイー）さん 主演の恋愛ドラマです。全３０話。
张予曦 （チャン・ユーシー）さん、「韫色过浓」「琉璃」「与君歌」を視聴しました。「端脑」「穿盔甲的少女」にもちょっと出演していらっしゃいました。
刘学义 （リウ・シュエイー）さん、「琉璃」「千古玦尘」を視聴しました。古装の時はあまり思わなかったのですが、今回すごく町田圭太さんに似ているな、と。アジアのイケメン＆美女は日・中・韓（泰も最近は仲間入り）と似た方多いと思います（劇団ひとりさんとチョウ・ユンファさんとか。日・韓だと比べている動画とかあるので、ぜひ幅を広げて比べてみてほしいな～と思ったり←他力頼みです）
このドラマの簡単なあらすじは
乐蜜电商の運営总监（←总监は日本の会社だと部長クラス？それとも係長クラス？どちらなのかなと思ったり。運営部部長？運営部係長？訳すとなると運営部責任者or監督とかなのかな？） 许倾悠 は朝ホテルのモーニングコールで目が覚めます。
「莫先生からモーニングコールを頼まれました」と言うフロントの言葉と脱ぎ散らかした服を見て、男に抱きつき、キスした記憶が蘇ります。
「やってしまった」と頭を抱える 许倾悠 です。
その日 许倾悠は仕事でトラブルを抱え、１０年付き合った婚約者の浮気現場写真を見せられと散々で、バーでお酒を飲みながらゲームをして憂さ晴らしをしていたのですが、そのゲームで最高点を出します。
すると「この店のルールでこのゲームで最高得点を出した人は、前任者に頼み事が出来る」と言われます。
そして、「あのハンサムな男が前任者です」と教えられ振り向いて見ると、その男は朝コーヒーショップの前でぶつかり、偶然Ｙシャツにキスマークを付けてしまった男だったのです。
そして酔った 许倾悠 はその男 莫灵泽 に絡んだのでした。
一夜の間違いと気持ちを切り替え、仕事のトラブルに全力で対処するため職場へ急ぐ 许倾悠。そして職場ではそのトラブルの処理が出来たか、投資会社から監察のために人が送られてきたのでした。
トラブル処理のためギリギリまで走り回っていて会議に遅れてきた 许倾悠 は監察のためにやってきた男がホテルの男 莫灵泽 だと気づき驚きます。でも、顔には出さずトラブルに完璧に対処して見せます。
莫灵泽のほうも 许倾悠に気づきそのギャップに興味を抱きます。そしてあくまで見知らぬ人として通そうとする 许倾悠にかまう様になっていき・・・。许倾悠もそんな 莫灵泽が気になる様になるのですが・・・と３０代の男女の不器用な恋が始まって行きます。
このドラマの私の一番は
３０代の男女の恋愛模様、です。
このドラマ、オープニングからムーディーでして。歌も映像もムーディーな始まりなのです。（このＯＰを観て、私などはどうしても昭和に戻って懐かしさを覚えてしまい・・・）この雰囲気でネットリ、ドロリとした昼メロドラマを観る心構えだったのですが、本編は都会で暮らすスタイリッシュな大人の恋物語でした（ちょっとネットリはあるけど、すっきりとした恋模様です）。
３０って女性と男性で年齢の重さが一番違う年かなと、思います。
キャリアを重ねている女性ならなおさらだろうなと。仕事が重きを占めてくるが、子供が欲しいと思っていれば結婚も真剣に考えなければいけない。男性とはどうしてもここが違うかなと。社会が変わってきてはいても出産は結局女性しかできませんし。妊娠は１０カ月の長丁場なので何があるかは分かりませんし。（←本編とは関係はないのですが、ドラマを観ていて思ってしまった）
许倾悠の悩みは１０年の付き合いの重みです。浮気を許せない、でも婚約者 范云锡 は間違いだったと許しを請い、やり直そうと迫る。心は許せないと思っているのだけど、情はあるし、自分の両親、相手の親と付き合いが長いだけに家族も交えた関係もある。
１０年って長いですよね～、なのでこの前半の 许倾悠の心の揺らぎに共感しました。莫灵泽にどんどん惹かれてる、でも、簡単には気持ちを切り替えられない。簡単に切り替えちゃダメだと思う。だからこそ、必要以上に 莫灵泽を拒否してしまう。
莫灵泽も分かっているので、押しはするが引く時は引くんです、大人ですね。
そんな二人なので、吹っ切って思いを口にしてからはね、大人なので行動が早いですね。
付き合うようになってからの絆は揺ぎがなく強いもので、後半になって 莫灵泽の元カノが現れるんですがものともしなかったです。
元カレ 范云锡が许倾悠のことを、オーダーメイドで仕立てたスーツのようだ、と例えるセリフがありまして。１０年掛けて自分の好みに仕立てたから手放すわけにはいかない的な、この恐ろしいセリフからドロドロの泥沼を想像しましたし、後半登場の 莫灵泽の元カノ 唐熙さんも、莫灵泽を酷い振り方で捨て、結婚して、離婚して戻って来たんですが、莫灵泽には自分しかいないと凄い自信なんですよ。
と、なかなか強烈なライバルでしたが、後半もそうかき回されることなく、二人のラブラブで幸せな様子ばかりが楽しめました。
ＯＰの雰囲気と違い（←しつこい）、ストレスなしで楽しめる恋愛ドラマでした～。
（画像：出典 百度百科）
