胡耘豪さん、康宁さん、主演のラブストーリーです。
お二人ともお初の俳優さんたちです。
胡耘豪さん、たれ目が印象的な男優さんだなと、中村俊介さん、コンミョンさんに雰囲気似てる？？似てないか？このドラマ中は見ているうちにどんどんイケメンに見えてきます、役柄の魔法。
康宁さんは、ソフトな目力女優さん。ソフトなので目力まではいかないかな？目の大きな肌の綺麗な女優さんです。
以前の記事にも書きましたが、軽めのラブストーリー（ラブコメ）を見たい気分だったので、何本かそれらしき物を見ていたのですが、ドンピシャ！当たり！というものに出会えず、最後にと思い手を出したドラマです。（「キム秘書」は前に視聴したもので今回のラブモードには入っていません）
このドラマも私の欲していたラブストーリーではなく、実際にはかなり斜め上をいく作品で、通常モードなら途中リタイアやむなしといった作品だったのですが、ラブを欲していた私は、「いや、まだまだ」「これから、これから」と完走してしまいました。
華流のラブドラマを見慣れた方なら、一周回って楽しめる（かも？）作品です。
このドラマのストーリーは
ヒロイン 郑叮叮 は恋人と一緒にネット販売（？）の会社をしています。ある日胸に違和感を覚え、乳腺外来を受診すると良性の腫瘍（乳腺腺腫？）が見つかります。この時診察してくれたのが、男性主人公の 宁为谨。
叮叮は恋人 陈珣 が出張中ということもあり手術のことを言い出せません。その陈珣に帰ってからのパーティでいい知らせがあると言われ、プロポーズと勘違いしてしまいます。いつもよりお洒落をして待っていると、陈珣は元カノ 温梓馨 を連れていて、彼女が新しいイメージキャラクターだと発表します。勘違いを社員に知られたうえ、元
カノのことが大好きだったことを知っている叮叮はその場から逃げ出してしまいます。
陈珣は温梓馨とは仕事だけの関係と言いますが叮叮はその言葉を信じられず、手術に付き添って欲しいと言いますが陈珣は大事な商談のため、温梓馨を連れてまた出張に行ってしまいます。
術後、陈珣と別れ仕事も辞めてしまう叮叮。
叮叮が子供の頃に自分を慰めてくれた女の子だと気づいた宁为谨は、傷心の叮叮の世話を焼き始めます。
こんな感じで二人のラブストーリーが始まって行きます。
このドラマの一番は
華流ラブストーリードラマの王道、鉄板、まっしぐらだったところです。
最近はこのパターンのものを余り見ていなかったので（リタイアしてしまうので）自分の中でポジティブに解釈しながら完走した久々の鉄板ラブストーリーでした（笑）
まったく鉄板というわけでもないのです、ヒロイン叮叮が何の嫌がらせも受けてないのに、速攻で別れるのも新鮮でしたし、少しごちゃつきますが、登場人物は基本嫌な（嫌味な）人はいません。でも全体的に見ていてモヤモヤするんですが、でもそのモヤモヤを楽しんでこその鉄板ものだと私は思っているのです。
では私が脳内変換しながらの感想を（かなりのネタバレになっていますのでお気を付けください）
まず、速攻別れを決行したのにも関わらず、かなり引きずってメソメソしている叮叮。でも、理由があるんです。６年片思いしていて、手ひどく振られた陈珣のためにそばに寄り添い、尽くして尽くしてやっと恋人になれたの、でも陈珣がどれだけ温梓馨にぞっこんだったか知っているから、一緒に仕事をするだけなのに（ちょっと温梓馨に嫌がらせを受けはします）負けを認めたの。だけど、そこはね、長い間の思いがあるからすぐには切り替えができないわけです（きっと）。
もう、５話ぐらいから宁为谨がグイグイ来てるのに、素知らぬ顔で優しさだけを受け取りまくりなのも、そんなに簡単には切り替えられないから。
１８話でやっと素直になって宁为谨の胸に飛び込んだけど、自分の仕事でのいざこざで
多忙な医者の宁为谨を振り回したあげく、元カレ陈珣の問題に嫉妬した宁为谨を「私を信じてないのね？」と一刀両断なのも、（えっ、と引くけど）別に傾いた会社を立て直すのを手伝いたいだけで何もないから。
だけど、宁为谨を学生の頃から好きな同僚の女医がグイグイ来た時には、信じられずうじうじしちゃうのも、仕方がないよね、だって宁为谨はイケメンのお医者様だもん。
この後も、宁为谨と父の確執、結婚の反対、などを経た後、やっとラブラブ全開か！と思いきや今度は本当に乳がんかも？問題が発覚してプロポーズを断ったりと色々あり、ラスト３話を残しまさかの陈珣が事故からの記憶喪失でケンカからのうじうじ・・・もう盛りだくさんです。
４０話・・・長いわ。
この鉄板さを面白く見ていたのもありますが、なにより完走の要因は、宁为谨です。完璧男子が一途に一人の女の子を愛する、こちらの鉄板さが良かった。一度もブレず、ひたすら叮叮に尽くす姿はもう絶品です。私的には全くイケメン顔ではありませんが、とにかくカッコいい宁为谨でした。
あえて★を付けていません。
かなりのネタバレ内容になってしまいましたが、それでもと思う方、ぜひ見てみて下さい。
