彦希さんと、许晓诺さんの、恋愛ドラマです。全３０話。
彦希さん、作品は初めて見ましたが、プロフィールを見たら４カ国語を話せるようで、その中に日本語がありました。（このドラマでは額から耳横の生え際が気になってしょうがなかった）長身俳優さんですね。
许晓诺さんは「拜托，请你爱我」（視聴途中・・・）、「九州·天空城２」にも出演しているようです。
このドラマのストーリーは
周是（女性主人公）は初恋の幼馴染 李明成 に告白するために山奥のリゾートホテルでバイトしていました。そのホテルに 李明成が星座鑑賞のため泊まりに来るのに合わせて、ラブレターを書いて宿泊先の部屋の枕に隠します。
だが、そのホテルのオーナーの 卫卿（男性主人公）が予告もなしに宿泊に来て、計画は台無しに。彼は抜き打ちのように自分で選んだ部屋に泊まり、潔癖症のため部屋中を自身で掃除するのです。
捨てられたラブレターと指輪をまだ 卫卿が持っていると誤解した周是は、執拗に 卫卿を追いかけまわします（話数が豊富な華流ドラマはこういったすったもんだをタップリ魅せますね←お腹いっぱいになることも）
何だかんだで誤解が解け、卫卿のほうは自分の探していた人物が 周是だという事に気づきます。卫卿はあるトラウマから、他人に触れるとひどいアレルギー症状（ジンマシン、熱など）が出てしまい他人と接触できないでいました。卫卿はその症状が現れない周是を病気を治す助けになると探していたのです。
病気のために 周是を必要とする 卫卿と、（病気のことは内緒にしているため）何だかわからず色んな条件付きで付きまとわれ戸惑う 周是、と二人の関係がが始まって行きます。（キスはわりとするが、なかなか恋にはならない、なぞの友人関係）
二人の恋の他に、卫卿と母親の確執、友人たちの恋が絡んでいきます。
私のこのドラマの一番は
上記しましたが、卫卿と母親の確執です。
この母の自分の子を嫌う態度がすごいのです。こんなに自分の子を嫌う母っていました？となりました。
いや、いる、いるにはいるんですよね、家光さん（徳川ね）とか、韓ドラ「麗」のワンソの母とかいますけど、かの母たちが贔屓にしてるのは下の息子で自分の息子。この母は友人の残した遺児を溺愛するんです。
やはり韓ドラ「青い海の伝説」とか「シンデレラと４人の騎士」（こちらは女の子）では継母の暗躍で実子を誤解してしまう父親が出てきましたが、こちらは他人の子をやたらかわいがるから、つい反抗しちゃう息子を実母が嫌うんですよ。
父も当たりが強いのですが、こちらは息子を育てる上で厳しめのライオン方式。でも、息子が褒めて伸びる子だったことに気づいて、何とか関係を修復しようと頑張ります。
が、母は違う。もう、とてもとても 卫卿が可哀想でなりませんでした。
なので、相応な理由があるんだろうな、これだけ息子を嫌う相応な理由が！と見守っていたんですよ。なのに・・・えっ、そんな感じ？？それが理由なの？という結果でしたよ。
もう、本当に可哀想な 卫卿。
まあ、とても心優しい娘 周是ちゃんと知り合えて本当に良かった、母など気にせず（母もそんな感じでいいようなので）ずっと幸せに暮らして欲しいものです。
周是ちゃんは２０歳、卫卿はたぶん３０代（←違うかも）と年の差カップルなのですが、私には見えなくて、ちょっと周是役の许晓诺さん老け顔ね～なんて思っていたら、実年齢は许晓诺さんが、彦希さんより２歳上でした。彦希さん、このドラマの２０１８年の放送時にはまだ２２歳。随分、大人の役でしたね。
この作品は続編が近日公開といった感じみたいですが、どのような続編なのでしょうか？想像がつかない・・・
あと、忘れられないお薦めがありまして
周是の友人 林菲菲（男に求めるのはまず金というハッキリとしたポリシーの持ち主）が放つ「呸！ペイ」が絶妙だった、です。
華流ドラマを見てると良く出てくる、罵る時や軽蔑する時に吐き捨てる「ペイ」、その中でもこれほどのタイミングと、吐き捨て方はなかったです、最高でした。
（画像：出典 百度百科）
